配線穴を造作カウンターに開けたお話 -[BLACK+DECKER] マルチエボと、[ネセクト]ホールソー60mm、スガツネ工業 配線孔キャップ V60Bで作成-
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でいつかは配線孔を開けてやろうと思っていたんですけど、最近、USB製品が増えすぎて机の家がかなり汚くなってきたので、思い切って配線穴をあけることにしました。
事前のリサーチ -店舗編-
岐阜県で一番大きなカーマホームセンター、ホームセンターバロー、スーパービバホームに行ってきました。カーマホームセンター
配線孔キャップの種類が少なく、置いてあるのはこのタイプのみでした。ホールソーは何種類かあったんですけど、工具売り場の人に、この配線孔キャップにあう穴を開けたいと伝え、「(Black + Decker) マルチエボ EVO185 本体」+「multievo 用 ドリルドライバー EDD183」に装着して穴を開けたいがどれがいいかと聞いてもわかりませんとの返答でした。ここは、「(Black + Decker) マルチエボ EVO185 本体」だけでなく、「multievo 用 ドリルドライバー EDD183」も販売しているんですけどね。
後日、別の工具売り場の人、サービスカウンターと聞いてもわかりませんとの返答だったので、ここで買うのはやめました。
ホームセンターバロー
ここは親身になって相談に乗ってくれましたが、まさかの配線孔キャップはありませんでした。ホールソーは「SK11 木工用 40mm」があり、本当はここでまとめて買いたかったんですけど、ここでも工具売り場の人は、わかりませんとの返答でした。スーパービバホーム
ここはホールソーはかなりの数がありましたが、残念なことに配線孔キャップがありませんでした。しかしここの店員さんはノギスでしっかりと配線孔の外径を測定してくれて色々提案してくれましたが、残念なことに、私が穴を開けたい50mmか60mmの規格サイズにあったホールソーがなく、またここはマキタの工具は取り扱い多くあったんですが、「(Black + Decker) マルチエボ EVO185 本体」は取り扱いがなく、使えるかわからないとの返答でした。事前のリサーチ -ネット編-
ネットで調べてみると、意外にも情報はほとんどありませんでした。そもそも配線孔を開けたいという人が少ないんでしょうね。キーワードを変えつつ調べていくと、たまたま「[ネセクト] ホールソー ホルソー セット DIY専門誌 ドゥーパ!掲載モデル」というのを見つけました。この雑誌で紹介されたそうです。
で、このホールソーの名前で検索すると、個人のブログで同じように30mmの板の厚さに、「(Black + Decker) マルチエボ EVO185 本体」+「multievo 用 ドリルドライバー EDD183」で穴を開けて配線孔を通した人の記事と動画をみつけました。
よし、これならいけると思い、早速Amazonで注文しました。2つで1980円という大変お手頃価格でした。
ホールソーの使い方のコツ
使用する前に、ネットで調べたコツがありますので、まとめました。- 適切なホールソーの選択:
- 材質:対象材料に適したホールソーを選びます。
- サイズ:必要な穴のサイズに合わせてホールソーを選びます。
- ドリルへの取り付け:
ホールソーをドリルにしっかりと固定します。
- 中心ドリルの使用:
中心を定めるためのドリル(パイロットドリル)を使用します。
- 速度の調整:
穴を開ける速度は材質によって異なります。
- 圧力の加減:
穴を開ける際には均一な圧力をかけることが重要です。
- 冷却と潤滑:
金属などの硬い材料を加工する場合、冷却液や潤滑剤の使用が推奨されます。
- 安全対策:
保護眼鏡や手袋を着用し、安全に作業を行います。
- 作業後の清掃:
使用後はホールソーをきれいに清掃し、正しく保管することが重要です。
実践編
Amazonより翌日に届いた商品がこれです。これを装着してみます。動くと危ないので、ドリルからは電池を外しています。
実際に使ってみますと、まあホールソーが安いので文句が言えませんが、少しだけ左右にぶれますね。
削り始め
パイロットドリル(真ん中にあるドリル)がある程度入るまでは、かなりゆっくりと回転させないとぶれますね。これが傾いていると、ホールソーのカップまで進んだ時に水平にあたりませんので、その場合はやり直した方が良いかもしれません。私の場合は、かなり慎重に、たまに横から水平を確認しつつセンタードリルを入れたので、いい感じにホールソーが木を削りだしました。
ここで注意したいのが、外側のホールソーの刃が木を捉えた最初は、かなりドリルが振られますので、これに負けないようにしっかりと本体をホールドしましょう。
削っている中盤
目測で10mm程度、外側のホールソーの刃が食い込んだあたりで回転が止まってしまいました。多分抵抗が大きくなってきたからだと思います。あとは、大量の木くずがでました。一旦ホールソーの刃を抜いて、削っている部分の木くずを取り除いてから、削るのを再開するとうまく回り始めました。私の場合、更に15mm程度、20mm程度進んだところで木くずの除去を繰り返して、何とか止まることなく削り続けられました。
尚、ある程度刃が入ってきたら回転数挙げてもうまく削れますが、かなり熱を持つので、焦げ臭いなとか思ったら、いったん休憩しましょう。
削っている終盤
30mm削れるハズで買ったこの刃ですが、実際にはセンタードリルは貫通していても、外側のホールソーの刃がいくら頑張っても貫通しません。長さを実測すると30mmあるのですが、おそらく元の木がほんの少し厚いのと、ホールソー自身の鉄板の厚さがあるんでしょう。残り数mm足りませんでした。そこでホールソーの穴を裏側に回って探し、逆側から削り始めました。すると30秒以内に穴が貫通しました。
抜けた板です。実測すると、厚みは32mm程度ありました。
配線孔キャップの装着
これは中国製品もありますが、Amazonで見る限り、中国製品はmm単位での寸法ずれがあったり、金属製はバリがひどいようなので、今回は日本製のある程度の値段のものにしました。流石は日本製品。かなりぴったりとはまりました。仕上がりもプロっぽくなったので、大変満足です。
はめる前の実際の写真です。
今回使用した機材の紹介
一応、ネットで見る限り、マキタの電動ドリルセットはレンタルだと3000円/日程度で借りれるようです。が、私は色々な用途に使えるので、電動ドリルはこれを買って持っています。これに色々なヘッドを買い足していくと、様々な用途に使えますが、今回使ったヘッドはこれ。
これに、ホールソーはこれを選びました。注意しなくてはならないのが、これセットで買った方が安いんですけど、なぜか配線孔のキャップの径にあった商品はどれも単品販売なんです。他メーカーもなぜか配線孔ぴったりサイズは中々なかったです。
これに、配線孔キャップはこれを選びました。
この日記を見て実際に今からやろうとしている人の参考になれば幸いです。