アーカイブ

2015年05月

カテゴリ:
 我が家のウサコッツは、賃貸マンションで飼っていますので、室内遊びしかしていません。我が家に来て一ヶ月、色々と試行錯誤を繰り返し、ウサギが遊びやすい環境を作ってきました。そこで成功例、失敗例などを振り返っていきたいと思います。

1.コード類
 ウサギの習性として、コードをかじるなどします。特にうちのウサコッツはコードが大好きで、すきを見せるとかじります。直ぐに怒るのですが、5分もしないうちにかじり始めます。なので、コードは触れない位置に移動しました。

2.穴掘り
 これは現在も試行錯誤中です。パッケージに穴掘り対策、ストレス解消と書いてあったので下の製品を買ってみましたが、効果無しです。



 このヘチマは、現在ではケージ内においてあります。よく夜中に、1人でかまってもらえない時間に振り回して遊んでいるので、目的は少しは果たせていますが、穴掘り対策にはなっていません。今後、新しい対策を考えていきます。

3.遊びのタイミング
 最初の頃は、遊びたい時間に遊びたいだけ遊ばせていました。これをやっていたら、ケージを噛むようになりました。対策に下の製品を扉につけましたが、その後は噛めないことを学習し、あきらめました。

 夜行性のうさぎにとって朝から夕方まではお休みの時間です。なるべく近寄らないでそっとしておくのが良いと言われていますが、これが難しいです。我が家は夫婦共に夜勤がある仕事なので、どうしても昼間どちらかが家にいることが多く、ウサコッツも人がいるので、ケージ前を通過するとでてきてしまいます。
 こういう場合は、ケージ全体を布でかぶせてしまうのが良いようです。

4.遊びの時間
 私がウサコッツを購入したペットショップで渡された育児の紙には、赤ちゃんウサギは1日10分程度で良いと書かれています。最初、これをまもっていましたが、どうも遊び足りないのか、色々アピールしてきます。
 そこで、ウサギの疲れるとあまり動かなくなる習性を利用し、室内で遊ばせて時々動かなくなってきたらケージに戻すようにしています。
 また時間を決めて遊ぶのがよいとのことで、しつけのために、食事を与える朝、夕と寝る前の3回程度にわけて、ケージの外に出しています。合計で1時間程度遊んでいます。大人のウサギは1日1時間程度、自由に遊ばせる時間が必要なようです。

5.無理になにかをしない
 ウサギは記憶力がよく、頻回に恐怖体験をしてしまうと、懐かなくなります。なので、外で遊んでいるときは、極力ウサギがこちらにやってくる時以外は、そばにいるだけにしています。
 ウサギの遊び方として、我が家のウサコッツだけでなく、最初周りを探索し、満足したら飼い主の近くに戻ってくるパターンが多いようです。この時になでる、ふれあうなどしています。

6.つかまえる時は、ためらわない
 ウサギをケージに戻すときは、ためらわないようにしています。恐怖体験をなるべく短く、回数を少なくする為です。そして戻した時には、ペレットの前などに下ろし、ペレットの皿を指でたたきながら、「餌を食べるために戻したんだよ」としつけを続けて来ました。
 これを1ヶ月くらい続けた結果、あまり嫌がらなくなりました。
 また捕まえた後は、ケージ越しに一回はなでるなどして、愛情を示すこともしています。

カテゴリ:

 前回まで、臭いについて書いてきました。今回は味覚についてまとめようと思います。


 我が家のウサコッツは、かなり好き嫌いが激しいです。ウサギ用のおやつでも、レーズン、バナナはすごく嫌々空腹時に食べるくらいで、お腹がいっぱいだと見向きもしません。

 これに対して、ミルクがすごく好きです。あれをあげると、しばらく幸せそうな顔しておとなしくなります。ミルクはペット用のものがありますので、これをあげています。牛乳は消化できないとペットショップの人が言っていました。他にはマンゴー、パインなどのドライフルーツが好きですね。


 まず甘味についてですが、色々調べると、家で飼われているウサギは、甘味に対して執着することが多く、うちのウサコッツのように、幼い頃から果物などをたくさんあげていると、その傾向が強くなるそうです。


 次にウサギの味覚についてですが、ウサギの味蕾細胞は約17000~18000個程度あるとされ、人間の1万個に比べると、かなりの量です。当然、判別できる味の種類も多く、8000種類の味を判断することが出来るそうです。


 しかし判別できる種類はおおいのですが、問題があり、味覚が有害物質を判断するようには発達しておらず、好き嫌いの判別しかしていないようです。なので、ウサギに有害な塩味、チョコレートなどに含まれるカフェインやテオブロミンなどがあっても、甘ければ食べてしまうなどの弊害があります。


 ですから、人間がウサギの食べられないものを把握し、選別して与える必要があります。例えば自宅にあるほうれん草が余ったからとあげると、ほうれん草に含まれるシュウ酸が病気の原因となることがあります。


 正しい知識とウサギの好みにあわせて、健康的な生活が送れる餌をあげていけたらいいですね。

カテゴリ:
以前、「ウサコッツの愛情表現【舐めるという行為】」というタイトルで日記を書きましたが、今回、ウサギの生態についてまとまった資料を見つけましたので、そこから抜粋しまとめたいと思います。

 まず、ウサギは放っておけば相手からよってきます。特に子ウサギは自然によってくるようになるので、なでてやることで信頼関係を築いていくのがよいようです。うちのウサコッツも、こんな感じで最初は交流しました。
 これが成体や老体では警戒心を持ち、馴れるまでには時間がかかるようです。ウサコッツを選んでいるときに、1歳のウサギとふれあったときは、かなり警戒心が強く、かなりひっかかれましたし、抱くことはできませんでした。

 こうして信頼関係ができてくると、自分をかわいがってくれる飼育者、仲間と認識したウサギなどに対して愛情表現を行うようになります。例えば、人に対して足元に寄ってきて、下顎や顔を擦りつけたり、足元 をくるくる回ったりする行動がこれにあたります。これは「チンマーク」とよばれる行動だそうです。
 指を舐めるなどの行為は、以前の「ウサコッツの愛情表現【舐めるという行為】」で書いたように、愛情表現であることが多いようです。

 怒りの表現については、耳介を後方へ倒して「ブーブー」声を出して怒ることがあります。先日、体を拭いていたらこれをやってました。これがエスカレートすると、噛みつこうと威嚇姿勢をとったり、突進したり、後肢で地面を叩く行為「スタンピング:通称ウサダン」が見られます。
 何もないのに頻回に噛みつく場合には、噛みつく相手を自分より下にみていることがあるそうなので、早めに序列の確立をする必要があります。

 要求があるときは、餌容器や玩具を投げて音を立てることがあります。こういった時は、餌が欲しいか、なでて欲しい時が多いようです。

■参考資料:ウサギの基礎知識

カテゴリ:
 前回の日記で、ウサギが餌の臭いに敏感であると書きました。そこで、ウサギの嗅覚がどの程度なのか調べてみました。

 まずウサギは、人が飼っている動物の中で犬に次いで臭いをかぎ分ける能力があります。臭いをかぎ分ける嗅覚系の嗅受容細胞がイヌのシェパードでは約30億、ウサギの嗅受容細胞は5億あります。人間は4000万なので、10倍以上の臭いを嗅ぐ能力を持っています。
 またウサギはもう一系統、鋤鼻系という嗅ぐ能力を持っていますが、フェロモン物質を受容して、母性行動、生殖行動などに関わっているようです。

 このように優れた嗅覚を持っているので、刺激物などは苦手なようです。他にも魚を焼いた匂い、焦げる匂い、肉を焼く匂いなどが苦手なようですね。やはり、捕食される側の動物なんだからでしょうか。
 逆に靴下や洋服の袖のような体臭的な匂いは好きなようです。飼い主の臭いが良いのでしょうか。


■参考資料:ウサギの基礎知識 他

カテゴリ:
 前回の日記に牧草のことについて書きましたが、ウサギは嗅覚が鋭く、臭いが重要な用です。ですので、他の飼い主の方々がどのような管理をされているのか、ネット上でチェックしてみました。

 するともっとも多いのは袋の切り口をまとめて、テープやクリップでとめる方法です。これに食品用の乾燥剤などを入れている方も見えましたが、多くの方が、ウサギの牧草が入る容器がみつからないという理由でこのような形での保管となっているようです。
 他には米びつに入れている方、衣装ケース、プラスチックケースに入れている方などがいました。

 どうやら、前回の私の日記にも書いたように、ウサギの牧草の消費速度が速く、多くの方が1ヶ月以内に食べきっているのであまり気にされていないようです。

 とはいえ、我が家のウサコッツの牧草消費速度の変化を見ていても、開封直後より最後の方が明らかに食べが悪くなっています。なので、できる範囲で空気に触れない工夫が必要なようです。

このページのトップヘ

見出し画像
×