ウサコッツ、1歳を迎えての振り返り【距離感と感情表現編】
- カテゴリ:
- 日記
いつもはデータを元に書いている事が多い日記ですが、今回は距離感について書いてみようと思います。
これまでに反抗期の愛着形成を失敗して、なつかずに困っている飼い主さんの話を何個か見ました。
またウサギは抱っこできない子の方が多い様で、これも反抗期頃のしつけのやり方が影響している所がありました。
我が家では、「ウサコッツ、1歳を迎えての振り返り【反抗期編】」で書いたように反抗期を乗り切り、その後は良好な関係を築いていると思っています。
私達夫婦を脅威と認定していない証に、最近では滅多なことでは逃げません。
我が家のウサコッツの距離感のとり方には、以下のような特徴があります。
〇かまって欲しい時:
自分で寄ってきます。この時、抱っこしようとすると逃げますが、本当に嫌がっている場合は、全力でケージ内に逃げ込みますが、かまって欲しい時には、ゆっくり掴まりそうな速度で逃げて、すぐに戻ってきます。
もう一度戻ってきた時には抱っこしても嫌がりませんし、その後30分でも1時間でも抱っこできます。
〇1人で遊びたい時:
ウサコッツは、見てて欲しいけど、ペットサークル内で自分で遊びたい時があります。
そういう時は、最初、かまって欲しい時と同じような反応をしますが、抱き上げようとすると、素早く走って逃げます。
しかし、ポイントがあって、ケージ内にまでは戻りません。
そして私が去っていこうとすると、素早く近くに走り寄ってきます。
この時に頭をなでてやると、自分が好きなおもちゃの方に走って行って、古着を掘ってみたり、ヘルメットのバイザーを持ち上げてひきずったりして遊んでいます。
この状態の時は、近くにいて欲しいので、そばで何かしていると、定期的に頭をなでられにきます。
また見てないと、遊ぶのをやめてしまう事が多いので、暖かく見守ってあげると、楽しそうに遊んでいます。
〇抱っこされている時の反応:
頭をなでていると、ずっと腕をなめてくれる時があります。この時は大変リラックスしている時で、30分でも1時間でも抱っこできます。
なめていない時でも、顎を私の肘に載せている時も、リラックスしているようです。
反対に抱っこを嫌がっている場合、腕の中でもホリホリしてきますのですぐに判ります。
また抱っこしていて飽きてきた時には、怒られない程度に甘噛みします。この甘噛みが、ウサコッツの距離感のとり方のようで、今まで怒られてきたことを踏まえ、怒られないラインを自分なりに学習したのでしょう。頭いいなあと思います。
〇エサが欲しい時:
これは分かりやすく、すごい勢いでケージ内の壁にとりつけてあるヘチマをかじっています。
それでもほおっておくと、今度はエサ鉢を、悲しそうな音を立てながらひきずります。
特に朝方は、寝坊すると、この悲しそうな音で起こされます。
〇怒っている時:
これは段階があります。
鼻をぶっぶっっとならしているだけなら、「なんかむかつく」程度です。
背伸びするような感じで、鼻をぶっぶっっとならしていると、「マジむかつく」程度です。
この時は、噛まれたとしても、甘噛み程度です。
「マジむかつく」に、爪での攻撃や、出血を伴うほどの噛み方をする場合、「マジありえないんですけど」になります。
ちなみに反抗期は、この「マジありえないんですけど」が24時間続いて、ケージ内の何を触っても攻撃されます。
割合としては、「なんかむかつく」が7割、「マジむかつく」2割、「マジありえないんですけど」1割くらいな感じです。
「なんかむかつく」程度の怒り方であれば、まあ嫌がっているというよりは、じゃれている感じもしています。
「マジむかつく」になったら、話を聞いてあげるといいと思います。