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2016年10月

先日、私たち家族は新築に引っ越しました。そして半月が過ぎ、新たに気づいたことがあります。
それは、人の気配が、ウサギのケージかじりに影響しているのではないかという仮説です。

現在ウサコッツは、1階のLDK部分に居ます。ここは吹き抜けになっていて、寝室の窓(吹き抜けと寝室を仕切る窓です)から様子が確認できます。真夜中でも姿こそ真っ暗だと見えませんが、音は十分に聞こえてきます。


元々我が家のウサコッツは、賃貸マンションにいるときは、私たちがおきている間はずっとケージをかじっていました。歯の病気にならないように、ヘチマを設置していたので、病気にはなりませんでしたが、私たちが夜中少し寝苦しくて起きたりすると、扉を隔てていても、気配を感じるのかケージかじりがスタートします。そしてそれは、私たちが寝入るまでずっと続きます。

これがケージから5m以上睡眠する場所が離れることで、こちらが例えば夜中にトイレ(2階にあります)におきても反応しなくなりました。この半月、気になってなんどか確認していますが、日中、夜間共に2階にいて何かしていても、1階のウサコッツは反応しませんでした。


元々、ウサギの耳などは、警戒している方向には抜群の集音力を果たしますが、頭上に向く事はありません。そして視力が悪いウサギは、構造上、真上はあまり見えません。

よって、自分の頭上数メートルで何かをしてもあまり気にならないのだと思います。
ただ、これが数cmになるとウサギは強い拒否反応を示しますので、触ろうとするなら前方斜め上からゆっくりと近づいて下さいね。

最近、少し忙しくて、トイレの処理が2日に1回になることが数回ありました。
そこで気づいたことがあります。
臭いが強いほど、ケージのすのこを抜けてくる糞と尿の量が少ないのです。
その減った分の排泄物は、ちゃんと三角コーナー型のトイレが引き受けてくれていました。

ちなみにうちで使用しているトイレはこれ↓です。


 

これを検証するため、普段は三角コーナー型トイレは綺麗に拭きあげてからペットシーツを敷くのですが、あえてそのままペットシーツのみ交換しました。
※中の排泄物は破棄しています。尿が少し周りに付着している状態という事です

すると、ほとんどの排泄を三角コーナー型トイレで行ない、ケージ内で排泄し、したの排泄物受けトレーに落ちてくる量は、毎日掃除している時とほぼ変わりませんでした。
数日間、同じ条件にしていても、やはり同じように、他の場所ではトイレをしませんでした。


ウサギは以前の日記にも書いたように、自然界では決まった場所に糞塚を築く傾向があります。
また排尿も決まった場所ですることが多い傾向のある動物ですので、少し自分の臭いを残してやることがかえって安心感を与えているのではないかと思いました。

ARBA公認品種 No.8 ベファレン(beveren)

カテゴリ:
beveren-rabbit-2

〇品種の由来:
このウサギの原産国はベルギーです。これまで7種類のARBA登録ウサギを見てきましたが、ベルギーはウサギの産地としてよくでてきますね。このウサギ、どのような品種改良をされてきたか不明のウサギです。
ARBA登録が1925年と古いことから、ベルギー近辺で昔から飼われていたウサギが世代を経て自然発生した個体でないかと思いますが、根拠はとくにありません。

〇体格:
体格は大柄で、5kg前後。 元々ヨーロッパでは毛皮採集用として飼われていたようで、毛の密度が濃く、光沢のある体毛をしています。
 
〇性格:
不明
 
〇育て方のポイント:
不明


9.うさぎの種類:ベファレン

原産国:ベルギー ARBA 1925年登録

体重:5000g

このうさぎさんの特徴:体毛の密度が非常に

高く、光沢もある美しい品種。絶滅危惧種。

うさぎ品種開発:不明 


珍しいウサギさん
 

ベファレンは絶滅の危機にあるウサギさんで、その個体数自体が少ない品種です。そういうわけで日本どころか海外でもあまり見ることが出来ないウサギさんなんですね。もしかしたら、日本で生で見る機会はなかなかないかも‥‥‥。

 

 

アメリカではかなり飼育数が少ないらしくて今はイギリスから輸入されているぐらいに数が少ないとのこと。なんとか増やしてほしいな。

 

 

体重は大体3㎏~5㎏前後と幅があります。飼いウサギさんの中では大きい分類かな。人間の赤ちゃんぐらいの重さはあるということですからね。抱っこしたりするのは大変かもしれません(>_<結構ずっしりとした重さでしょう。

 

 

毛皮用として開発
 

ベファレンは元々毛皮用として開発されたため、ぎっしりと毛が詰まっているウサギさんで毛も光沢があって美しい見た目をしています。確かに写真や動画を見てみるときれいな毛並みをしているし触りごこちも気持ちよさそう♪毛皮用として開発されたというのも納得できますね♪なでてみたいな♪


■実際の動画:Beveren Rabbits Babies 3 weeks LC.MOV

 

ARBA公認品種 No.7 ベルジアン・ヘアー(Belgian Hare)

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〇品種の由来:
その外見から、野生種に近いウサギです。起源はベルギーのフランダース地方と言われています。
アナウサギの系列で、19世紀中ごろに、ノウサギのような外見をもつウサギとして野生の野ウサギと飼いウサギを交配し、イギリスで改良を完了しました。18世紀前半のフランスではベルジアンラビットヘアーと呼ばれ、ノウサギ(ヘアー)との交配種とされていました。
ARBAには1972年に登録されています。

〇体格:
体格は大柄で、4kg前後。 野性味あふれる外観で、筋肉質。色はレッド(タンまたはチェスナットシェイド)。

〇性格:
好奇心旺盛で人見知りしません。甘えん坊で、感情表現も豊かだそうです。その反面、野生の血が濃いからか、自己主張が強く、縄張り意識も強いです。聴覚・臭覚が発達している種でもあります。
 
〇育て方のポイント:
アナウサギの系列なので、多頭飼いには注意が必要です。ストレスでスプレー行為を助長するようです。
他のウサギに比べ骨が細く、骨折しやすいのも特徴にあります。
イギリス原産のせいか、暑さに弱く、設定温度は他のウサギよりやや低めの25℃を上限とすると良いでしょう。
また外見とは裏腹に、運動しない種でもありますので、肥満に注意が必要です。

■実際の動画:

ARBA公認品種 No.6 ジャイアントアンゴラ(Giant Angora)

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〇品種の由来:
数回にわたり見てきましたアンゴラ種ですが、この子で最後になります。
この回から見てくださった方向けに書きますが、
アンゴラはもともと毛を利用するために改良された品種です。アンゴラ種は突然変異でできた品種です。
アメリカで改良され、ARBA登録は1988年となります。ちなみにARBAとは、ウサギの品種改良と認定を行っている機関です。

〇体格:
このジャイアントアンゴラのみ、カラーは白しかいません。理由はジャイアントアンゴラがアンゴラ種のアルビノだからです。アルビノ(albino)は、Wikipediaを引用すると、「動物学においては、メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により 先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体である。」とあるように、アングラ種から色素を取り除いた個体になります。
体重はアンゴラ種で最大の5kg前後です。

〇性格:
参考写真は歯をむいていますが、他のアンゴラ種と同様におとなしい性格のようです。

〇育て方のポイント:
毛玉症に注意しましょう。グルーミングを適時行ってください。

■実際の映像:Giant Angora

※音楽がついています。

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