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2017年03月

ARBA公認品種 No.28 ジャージーウーリー(Jersey Wooly)

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 〇品種の由来:
ARBAへの登録は比較的新しい1998年。

ネザーランドドワーフとフレンチアンゴラの交配種です。ネザーランドが比較的新しい品種ですので、このジャージーウーリーもその歴史が浅く、1980年代のアメリカで生まれました。
「長毛種でも手入れが楽な品種を」という目的で品種改良がなされました。 

名前の由来は、ジャージーウーリーを産み出したブリーダーがアメリカのニュージャージー出身だった為と言われています。


〇体格と特徴:
ネザーランドドワーフを祖先に持つので、ジャージーウーリーは小型のうさぎです。体長約25cm、体重1300g~1600g程度の大きさになります。

特徴は長毛種の割に絡みにくい毛を持っていると言われ、グルーミングが楽なようです。
写真のように、ぬいぐるみの様な愛らしさを持ちます。さわり心地も良いそうです。

子ウサギと大人のウサギであまり顔が変わらないのも特徴のようです。
耳だけが成長と共に三角から細長くなっていく感じのようです。


〇性格:
このうさぎも、大人しく甘えん坊のようです。なぜ気性の荒いネザーランドを祖先に持ちながら、その交配種は大人しいのが多いのでしょうか?悔しいです。

ただあまり感情を表さない側面もあり、ストレスを表に出さないことが多いようです。
ウサギはストレスに弱いので、飼い主が気を付ける必要があるでしょう。
また多頭飼いには向かない性格のようですね。

 
〇育て方のポイント:
グルーミングは楽な長毛種ですが、それでも毛が長いので、週2回程度のグルーミングをすると良いようです。換毛期はもう少し多めにおこなってください。
 
■実際の動画:Mama Jersey Wooly Playing With her 3 Babies
 

ついに標準体重達成しました

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以前の日記「筋トレの負荷量と体重減少につきまして」にて、減量開始より4ヶ月の推移をかきました。

あれから一か月、減量開始5ヶ月にて標準体重を達成しました。
数値でいきますと、体重は12kg減、ウェストは14cm減です。

推移はこんな感じです。

体重推移_201703
 
妻と勤務が合わない時は、レトルトや乾麺をあえて選んでカロリーを計算していました。
これによると、大体、850~1000kcal/日の摂取でした。

食事の減量はかなりきつかったですが、最近では5ヶ月前の1/3の量でお腹がふくれて、低燃費になりました。


ここに水泳だけでも380kcal分の消費をしていまして、同じくらいの時間の筋トレを週4~6日行なってきました。筋トレは以前の日記に書いた資料ですと、普通に30分おこなうと概ね300kcal以上は消費しているそうです。
基礎代謝が計算すると、1400kcalありますので、毎日大体2000kcalの消費に対し、摂取がその半分という生活を続けてきました。

とはいっても、栄養についてはあまり偏りがないようで、丁度持病で定期的に採血しているのですが、データは悪くありません。筋力もあがり、腕周りなども見た目で1.5倍程度に膨れました。

今も徐々にではありますが、体重は降下中です。2週間に500g程度の減量ペースになっています。
このままの生活を維持していき、後数キロの減量を目指したいと思います。

ウサギがする、不思議な動作の本当の意味(ウサギの天気予報)

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2016年7月19日の日記「ウサコッツの謎の動作」にて、ウサギが地面をのばすというか、前足を滑らせる動きをしていると書きました。

■その時の動画:ウサコッツの謎の動作


しかし最近買った2冊の本を読んで、ちゃんとこれにも意味があったと知りました。

なんとこれ、ウサギが外で暮らしていた頃の名残の動作だそうで、なんでもウサギが巣を守るために入口に土を盛っている動作をしているんだそうです。

ただ解釈が参考にした本によって微妙に違い、1冊は雨の前に土を盛っている、もう1冊はただ巣を守る動作と書いてありました。ちなみに雨説の方の本では、この動作をすると、翌日雨が降るそうです。


この1週間ほど観察してみると、雨降っている当日もやっていましたが、確かに雨が降っている日の前日により多くの動作をしていました。
また土のように押しのけることができるものに対して行いたいのか、ウサコッツのおもちゃにしている私の古着の上で服を押していることがほとんどで、何もない所では全くと言っていいほど、この動作をしません。


ウサギの動作を見るだけでわかるお気軽天気予報、他の飼い主の方々も参考になされてはいかがでしょうか?


ちなみに参考にした本です。










 

日本で唯一、課税対象だったウサギ(兎取締規則:明治9年公布、明治12年廃止)

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ウサギは日本の歴史上、唯一所有によって課税されたことのある動物でした。
ではなぜ課税されたのか?それは明治初期に、ウサギが投機対象になったからです。

市場でのウサギの価格は、ウサギ税導入直前には普通のウサギで30円前後で取引され、珍しい外来種のウサギであれば400円という値段にもなったようです。
この時代の1円は米が10~20㎏購入可能だったようですので、例えば米10kgの一般的な今の物価を3000円(2017年3月の物価)とするならば、ウサギ一羽が9万円程度になったようです。

あれ?今のネザーランドドワーフも血統書つきなら5~10万円程度しますので、そんなに高くないのかも・・・
でも400円となれば、120万円・・・ 高い。きっと血統書つきの珍しいウサギでこれくらいしたのでしょうね。


前置きが長くなりましたが、ウサギ税導入までの簡単な流れを書いてみます。

明治になり、大政奉還と廃藩置県で職を失った武士が副業としてウサギの飼育販売をはじめました。
日本ではそれまでウサギをペットとして飼う習慣がなく、物珍しさもあってか徐々に価格が上昇しました。
また外国から珍しいウサギが多く輸入されてきており、これがかなりの高額で取引され始め、多くの人々が一攫千金を狙いました。

■明治6年 当時の資料「さらさのお富」:
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■明治6年 当時の資料「全盛兎別品競」:
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※参照:江戸東京博物館 明治流行うさぎづくし

そこで冒頭のように、ウサギの価格が30円程度にまで上昇しました。

またこの頃よりウサギの毛を染めて、珍種として売るなどの詐欺行為が頻発、ウサギの投機熱が高まりすぎて商工活動にも支障をきたすこととなったと判断され、大阪府は明治5年(1872年)、「兎売買ノ市立・集会禁止」に関する布令を出し、取締りを始めました。

翌年(明治6年)には、東京府(東京都)は独自の税制を導入、飼育を届け出制にし、一羽あたり1円/月の課税を開始しました。無許可での飼育が発覚した場合は、2円/月でした。
この法律が、「兎取締規則」と呼ばれるものになります。ウサギの兎会の催し、及び競売の禁止なども盛り込まれました。


しかしこのバブル景気は続きませんでした。「兎取締規則」公布後、ウサギの価格は下落、この法律が廃止される頃には5銭(1円=100銭)にまで価格が下落、倒産する者が相次ぎ、売り抜けられなかったウサギが捨てられたり殺されたりしたそうです。

人間はいつだって勝手ですね。

うさぎのケージに、ヒモをつけてみました

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今回は写真のように、ケージの天井から、いらなくなった100均で売っているパンツのゴムをたらしてみました。

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今回これをやろうと思ったのは、ウサコッツが以前、マンションに住んでいた頃に上からぶら下がっている洗濯物にじゃれていたのを見ていたからです。

しばらくは素通りしていました。

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ちょっと興味を持ち始めます。

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そして遊び始めました。

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そして、数分あそんで飽きたようです。

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設置から数日、時折遊んでいるので、やはり上から垂れてくるものは興味を引くのでしょう。
数日前の日記に書いた「うさぎの飼育観察レポート: 漫画でわかるうさぎとの暮らし」でも、上から垂れ下がっているものには興味を示しているような話がありました。

どこのうさぎも同じような習性を持っているのかも知れません。

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