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2018年07月

ビーチサンダルも溶ける夏(ウサギにも危険な夏)

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この夏、ベランダに出るように置いてあったビーチサンダルが溶けていました。
青い点、見えますでしょうか?
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もう少し拡大してみます。
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更に拡大します。
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どうです?溶けて少し靴底が貼りついているように見えませんか?


そもそもビーチサンダルの靴底が溶けるなんてあるんでしょうか?
このビーチサンダルの素材ですが、EVA樹脂(Ethylene Vinyl Acetate Copolymer)というものでできていることが多いそうです。

そしてその融点を示した資料を発見しました。

このグラフの下のVA%とは、酢酸ビニル(Vinyl Acetate)含量を指します。
グラフでは70℃を超えたあたりから製品によっては溶ける可能性があることが読み取れます。

そしてこんかいのビーチサンダルの写真を撮った日の外気温は38℃、ベランダはコンクリートなので蓄熱し、この70℃を超えていた可能性もあります。


劣化の可能性もありますが、EVA樹脂は元々屋外に放置されても大丈夫なように耐紫外線、オゾン耐性を持ち、劣化しにくい素材だそうです。

ですので、この日のベランダの温度は本当に高く溶けた可能性が高いです。
間違ってもウサギを出してはいけない、過酷な環境になってきましたね。

ウサギの理想的な飼育環境なのに、時にはその被害者のウサコッツ

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先日から時折引用している「ネザーランドドワーフ (ウサギの品種別飼育ガイド)」によれば、おすすめの環境を図にするとこんな感じだそうです。
飼育環境
この絵のポイントは、要約するとこんな感じです。
■人と接することができる場所
ネザーランドドワーフは臆病なのですが、普段から人が無害だとわかってもらうためにも、絵のように人の生活に溶け込んだ感じでケージを設置するとよいようです。
■壁沿いで騒がしくないところ
人の生活音が普段から聞こえる場所が良いのですが、騒がしすぎないところが良いようですね。
■温度管理がしやすく、温度変化が少ないところ
飼育 温度
エアコンの直下で風が直接あたったりせず、窓際をさけるのがポイントのようです。


そして意図していなかったのですが、本当にこの絵のような場所に住んでいるウサコッツ、時折私たちの生活の被害者になることもあります。
ウサギは肉の焼ける匂いとか嫌いだそうですが、これは先日焼き肉をした時の写真です。
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そして数分後。
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同じ写真に見えます。ほんの少しアングルが変わっているのわかりますでしょうか?
ウサコッツ、何かあると本当に気配を消して微動だにしないんです。


換気を最初からしておらず、ウサコッツが煙に包まれています。
そしてこの仏像のような顔。ただひたすら嵐が過ぎ去るのを待っているようです。

この写真の後、3時間程度はずっとこんな感じでケージに籠っていました。
ウサコッツさん、換気を十分にせず、申し訳ございませんでした。

Surface Go、Office Bussinesを搭載し、64,800円(ストレージ 64GB版)

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7月中頃、「Surface Go」というタブレット型PCが発売されるという情報がでました。
こんな感じで、キーボードが取り外しできるタイプのWindows10タブレットです。
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いつもなら速報として日記に書くのですが、今回は引っかかる点があり、少し様子を見ていました。
その気になる点というのは、OSです。一般向けモデルはWindows 10 Home (Sモード)とあります。
※法人モデルおよび教育機関向けモデルはWindows 10 Pro

このWindows 10 Home (Sモード)というのは、調べてみると2017年に実装されたもので、Microsoftの認証通ったアプリをマイクロソフトのストア経由でしか手に入れられず、例えばFirefoxやChromeなどのようによく使われるフリーソフトもマイクロソフトの認証なければ使えません。
ですので、iPhoneのAppleStoreのように、一定の基準があるので、ウィルスなどの被害を受けにくくセキュアな反面、フリーソフトを多用する私のような人間には少し使いづらいかもしれません。

これは考え方なので、普通にビジネスユースであれば問題ないと思います。
逆に考えればこの日本向けの「Surface Go」は、「Microsoft Office Home and Business 2016」も搭載しており、この状態で64,800円という定価でだしてきているのでかなりお買い得だと思います。
※キーボード別売り。下記参照(2018年7月現在の表:引用元は公式ページ)

製品 税抜参考価格 ※1 発売日
一般向け 法人向け ※2 教育機関向け ※2
Microsoft Surface Go
(メモリ:4GB、記憶域:64GB、OS:Windows 10※3)
64,800円 52,800円 47,800円 2018年8月28日 (火)
Microsoft Surface Go
(メモリ:8GB、記憶域:128GB、OS:Windows 10※3)
82,800円 70,800円 65,800円

 

製品名 税抜参考価格(※1) 発売日
Surface Go Signature タイプ カバー
カラー:プラチナ、コバルトブルー、バーガンディ
15,400円 2018年8月28日 (火)
Surface Go タイプ カバー
カラー:ブラック
11,800円
Surface Go タイプ カバー 英字配列
カラー:ブラック
11,800円
Surface モバイル マウス
カラー:グレー、コバルトブルー、バーガンディ、ブラック (法人向け)
3,800円
USB-C – USB 3.0 アダプター 2,400円
USB-C DisplayPort アダプター 5,400円
USB-C Ethernet アダプター 5,900円
24W 電源アダプター 5,400円

大きさも、この比較写真のようにかなり小さめで軽いようです。
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※左が「Surface Go」(10型 約522g)、右が「Surface Pro」(12.3型 約768~782g)。

充電も専用のものを持ち歩いてもいいのですが、USB経由でできるので、既にスマホ用とかにモバイルバッテリー持っていればそこからの充電・給電も可能です。

そしてバッテリーも結構長持ちして、約9時間(ビデオ再生時)の使用が可能とのことです。
Surface Pro」は昔から欲しいもののリストに名を連ねてきていましたが値段が高く手がでませんでしたので、「Surface Go」の登場はうれしいですね。

新しいレンズでのうさぎの写真(TAMRON 18-400mm)

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前回の日記「ウサギを自然に撮影できる、TAMRON のレンズ(18-400mm)」にて撮影したウサコッツです。

この写真は3.5m程度(8畳間の大きさ)より撮影した、リビングで遊ぶウサコッツです。
この目線の向こうには、妻がいます。
今回のレンズでは遠距離から狙えるので、ウサギがカメラを意識していない写真が多く撮れました。

照明は室内灯のみ、撮影時間は夜の8時頃です。
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Canon EOS 80D / f5.6 露出1/30秒 ISO-6400 焦点距離128mm


この写真は私に気付いたのではなく、ウサコッツの習性と言いますか、縁がすきなので、隙あらば家の縁を噛んでやろうという決意がうかがえる写真です。
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Canon EOS 80D / f5.6 露出1/20秒 ISO-6400 焦点距離108mm


これ、今見るとピンボケしていますね。焦点距離的にはそこまで望遠ではないのですが、タムロンのレンズ、フォーカスが合うまでに時間がかかることがあるので、その時に動いたウサコッツを追ったのでぼけたんでしょうね。
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Canon EOS 80D / f5.6 露出1/30秒 ISO-6400 焦点距離138mm


これはその直後の写真です。これは綺麗にウサコッツに焦点あっています。
自然な表情がかわいいですね。
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Canon EOS 80D / f5.6 露出1/30秒 ISO-6400 焦点距離138mm


最大望遠(焦点距離400mm)での撮影です。このレンズ、使ってみて思ったのですが、望遠側は結構綺麗ですね。顔に綺麗にピントがあっていて、体はいいかんじにぼけています。
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Canon EOS 80D / f6.3 露出1/30秒 ISO-6400 焦点距離400mm


そこから少し引いてみました。今度はうさぎ全体にピントがあっている感じです。足先とかはぼけていますけど。
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Canon EOS 80D / f5.6 露出1/30秒 ISO-6400 焦点距離128mm


まだ少し撮影しただけですけど、このレンズ、よく言われるようにタムロンらしい柔らかい写真が撮れますね。
タムロンのレンズは10年ぶりくらいに使いますが、シグマとは違った、温かみがある写真がとれて満足しています。動物写真向けかもしれませんね。
 

尚、比較用に同じカメラ(Canon EOS 80D)で撮影した、シグマのレンズ(SIGMA  18-250mm F3.5-6.3)の写真も載せておきます。
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撮影シーンが違いますので何とも言えませんが、毛の描写を見ると、シグマのレンズのカリカリ具合がなんとなくわかりますね。



ウサギを自然に撮影できる、TAMRON のレンズ(18-400mm)

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最近、CANONの交換レンズを買い換えました。以前使用していたのは、「SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM」というレンズです。
このレンズ、申し分なく使えるのですけど、購入より6年が経過し、そろそろ交換時期かなと思い、購入を決意しました。


買い替えるにあたり、実は1年程悩みました。「TAMRON 18-400mm」が発売されたのが、2017年7月20日のことで丁度一年ほど前になります。
この時、手持ちのレンズの望遠性能に関してあと少し望遠効いたらなと思う場面が何度かありましたので、購入を検討しましたが、まだ出たばかりでネット上の評価が定まっていませんでした。
またずっとSIGMAのレンズを使ってきたので、TAMRONのレンズがどんな感じなのか不安だったのもあります。


そして1年が経過し、レビューを時々見てみると賛否両論な意見がでていました。
簡単にまとめると、こんな感じでした。

〇良い点
 400mmの望遠レンズにしては軽くてコンパクト(79x121.4 mm)
 ※SIGMA 18-300mm(79x101.5 mm)
 近距離から望遠まで一本で済む
 手振れ補正は良好という意見の方が多い
 設定はズーム側重視。
 ※「Tamron tap-in-console」にて設定変更可のようです。

■賛否両論
 オートフォーカスが遅いという人もいれば、問題ないという人もいる

■悪い点
 普段使いには重い(705g)
 ※SIGMA 18-300mm(585g)
 特に望遠側でピントが甘くなる
 400mm望遠が売りだが、他社レンズ350mm相当ではないか疑惑
 ※これはレビューで数件見られました
 リングが重い
 ※ピント合わせの時に、レンズを瞬間的に回しにくい
 暗い
 ※これは「SIGMA 18-250mm」と比べても若干暗いと思いました
 最短撮影距離がやや遠い(0.45m)
 ※「SIGMA 18-250mm」は0.35m、「SIGMA 18-300mm」は0.39m


色々悩みましたが、レビュー全体としては、初心者と思われる方の評価は概ね良好、こだわり強い方は問題点を多く指摘されている感じがしました。
私はカメラはそれほど全力で趣味にしているわけでもありませんので、欲しい絵が欲しい時に撮れることを重視し購入に踏み切りました。


そして前の「SIGMA 18-250mm」を売り払う前に、同じ時間の同じ構図で「TAMRON 18-400mm」と撮り比べてみました。
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SIGMA 18-250mm
Canon EOS 80D / f6.3 露出1/80秒 ISO-6400 焦点距離250mm

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TAMRON 18-400mm
Canon EOS 80D / f6.3 露出1/50秒 ISO-6400 焦点距離400mm

TAMRON 18-400mm」の方は多少ぼけていますが、これは手前の柵に焦点があっているせいです。
この柵、「SIGMA 18-250mm」使っているときでも結構遠距離で撮ると後でモニタで見たらピントが柵にあっていたってことがある厄介な柵なんです。
ですのでピントはまあ気にせずに、画面の明るさや色見に注目してみてください。


ご判断は見た方にお任せしますが、このレンズは遠距離でも動くウサギを何とか追えました。
そして動物の写真で重要なのはこの遠距離で撮れるということではないでしょうか?

特にウサギはかなり用心深いので、「SIGMA 18-250mm」を使っている頃は寄っていく最中に気づかれベストショットを取り逃がすことが多くありました。
しかし「TAMRON 18-400mm」は遠距離で狙えるので、ウサギに気づかれることなく撮影できそうです。あとはあの邪魔な柵を何とかすれば、良い写真が多く狙えると思います。

オートフォーカスである程度ピント合わせておいて、後はマニュアルフォーカスで微調整すれば、多分いい写真が撮れると思います。
まだ購入して数日しか経っていませんので、具体的にこれっていう写真はお見せできませんが、今後良い写真とれたらアップしていきたいと思います。


尚、今回のレンズですが、これになります。





またレンズの径は72mmですので、レンズカバーはこれを購入しました。 これをレンズに装着し、このような管理画面で調整を行えるようです。
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ファームウェアの更新、ピント調整、フォーカスリミットのカスタマイズができるようです。
ただ私が買っても多分あんまり使いこなせないような気もしますけど。

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