ビーチサンダルも溶ける夏(ウサギにも危険な夏)
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この夏、ベランダに出るように置いてあったビーチサンダルが溶けていました。
青い点、見えますでしょうか?
青い点、見えますでしょうか?
そもそもビーチサンダルの靴底が溶けるなんてあるんでしょうか?
このビーチサンダルの素材ですが、EVA樹脂(Ethylene Vinyl Acetate Copolymer)というものでできていることが多いそうです。
そしてその融点を示した資料を発見しました。
このグラフの下のVA%とは、酢酸ビニル(Vinyl Acetate)含量を指します。
グラフでは70℃を超えたあたりから製品によっては溶ける可能性があることが読み取れます。
そしてこんかいのビーチサンダルの写真を撮った日の外気温は38℃、ベランダはコンクリートなので蓄熱し、この70℃を超えていた可能性もあります。
劣化の可能性もありますが、EVA樹脂は元々屋外に放置されても大丈夫なように耐紫外線、オゾン耐性を持ち、劣化しにくい素材だそうです。
ですので、この日のベランダの温度は本当に高く溶けた可能性が高いです。
間違ってもウサギを出してはいけない、過酷な環境になってきましたね。