無線ルーター故障から原因特定、買い替えまで -ASUS RT-AX86U-
最近、NECの無線LANの調子が悪くなってきました。突如、「Nature Remo 3」が赤く点滅して使えなくなったりして発覚するのですが、Wifiの電波も死んでいます。そこで今回、ルーターを「ASUSTek WiFi 無線 ルーター RT-AX86U (A)」に買い替えることにしました。無線LAN 故障の原因特定
ELECOMのWEBサイトでは、以下のような判断基準をあげています。
手順1 モデムと端末を、直接LANケーブルでつなぐ
モデムと端末を、直接LANケーブルでつないでみることで、間にあったモデムが要因かわかりますが、これ、ノートPCなどでLAN端子がある場合しか使えない方法なんですよね。でもあれば、まずはネットワークには問題ないことが判別できます。手順2 モデムとWi-Fiルーターと端末をを、直接LANケーブルでつなぐ
これもLAN端子がある端末、つまりノートPCなどがある場合に有効な方法です。これができれば、Wi-Fiルーター自体は生きているので、WiFiの問題となります。手順3 Wi-Fiルーターを再起動する
これを行うと、稼働し続けたルーターの放熱(電源を切ってしばらくおくことで)、 端末同士の干渉を防ぎ、自動で最適な状態を維持 パケット詰まりなどの現象が解決する場合があります。我が家の場合、無線ルーターのLANポートから「Fire TV Cube」直結で問題なく動き、LANケーブルを外して「Fire TV Cube」をWifi接続にすると数日で不安定となることが複数回つづいたので、無線ルーターのWiFiの機能が死にかかっていると原因を特定しました。 とにしました。
「ASUSTekRT-AX86U (A)」を取り付け
このルーターに変えての変化はこんな感じ。速度が大幅アップ(Wifi6)
これは流石だと思いました。iPhoneのSpeedTestアプリで計測すると、ダウンロード速度は以前(NEC Aterm WG1800HP4)の30倍、アップロード速度は以前の2倍とかなり高速になりました。到達距離が飛躍的にアップ
我が家では、無線LANが風呂場まで届いておらず、風呂の中でiPhoneを使ってTver見ている妻がWifiつながっていないとも知らずにネットを使っていることがありました。その対策として、2018年製「ASUSTekRT-AX86U (A)」より更に数年古い同一メーカーのルーターを使って、家の1階中心部に下図のように中継を行ってやっと風呂内でアンテナ1本という状態でした。これが「ASUSTekRT-AX86U (A)」では、リビングに置いた1台で普通に風呂内でアンテナ2~3本立ちます。何なら家の前のカーポートくらいまで飛んでいます。対角線上にある、2階着物部屋でも電波を拾っています。すごいですね。
一応3階建て程度までは1台で対応できるみたいです。
複数のWiFi機器を同時制御
以前の日記でも書きましたが、Wifiは5と6では飛躍的に進歩しています。今までは疑似的に行っていた複数機器の同時接続が、ハードウェア的に対応しているんです。これについては実感あまりないですけど、我が家では1階のWifi親機にiPhone×2台、「Nature Remo」×1台、「Oculus Quest 2」×1台、太陽光の子機×1台が紐づいています。
あまり普段は感じないのですけど、ネット環境がないと動かない「Oculus Quest 2」については、反応が少しだけ早くなったような気がします。
実物の画像
外箱。結構でかいです。実機の写真。横の「Fire TV Cube」と比べても、アンテナが立派なので大きいです。
まとめ
今回参考にしたサイトの1つ、Buffaloによれば、商品売りたい気持ちもあるかもしれませんが、Wifiは規格も変わりますし、常に負荷がかかっている商品なので、おおむね3年周期で買い替えたらどうでしょうと書いてありました。確かに無線ルーターをBuffalo製品使っていた頃、3年おきに壊れていた気がします。NECにかえて2台目ですが、やはり調子悪くなるのは3年くらいです。
今回のASUSはどのくらい調子よく動作するのかわかりませんけど、実は「Wi-Fi 7」(IEEE 802.11be)の規格が既に最終調整段階に入っています。
下のロードマップを見る限りでは、2024年には実機が発売されるでしょう。
そうすると、次にWifiを更新するのは、WiFi7対応機種が多く発売されるであろう2025年頃になるのかもしれませんね。
Asus
2021-03-18