うさぎの換毛(かんもう)と、グルーミングについて
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この時期が近づくと、頻繁に毛づくろいをするようになります。毛づくろいは問題ないのですが、この際に抜け毛を飲み込んでしまい、その毛が体内に蓄積する毛玉症になることがあります。毛玉症になると、以下のような兆候が現れます。
- 食欲がなくなり、ペレットなどを残すようになります。体重減少も伴うことがあります。
- 元気がなくなります。
- 糞が小さくなります。
- ブラッシングを定期的に行う
- 牧草(繊維質の多い食物)をたくさん与える
- パイナップル、パパイヤを与える ・・・ これですが、ウサギ用のトロピカルフルーツセットに書いてあります。他にも複数サイトで記載がありました。牧草ほどの効果があるわけではないようですが、体内で毛玉が絡まり大きくなるのを防ぐ効果があるようです。
- 適度な運動
そして我が家では、ブラッシングに力を入れています。下の写真は一回分のグルーミングで出た毛です。3日前にも同じ量の毛がとれました。でも禿げたりはしていないので、生え替わりの毛なのでしょう。ウサコッツ自身も、かなり毛づくろいをしているので、抜け毛の季節なんでしょうね。
グルーミングの手順としては、まず人間の手でなでたりしながら、簡単に抜ける毛を取り除きます。次にブラッシングです。その際、毛玉があればブラシでとるのではなく、グルーミング用のはさみでカットするのが良いようですね。
ウサギに限らず、毛を持つ動物は上毛(じょうもう)と下毛(かもう)を持ち、上毛(じょうもう)は毛足が長く、弾力性・耐水性があります。皮膚を守っている毛です。下毛(かもう)は極めて細く密生し、体温の発散を防ぎ防寒の役目をしています。
この構造を理解し、皮膚を痛めないように注意しながら、グルーミングをしてくのが良いようです。グルーミングを円滑にするスプレーなどもあるようですので、使ってみるのもよいかも知れません。
しかし我が家では利便性も考え、以下の製品を使っています。ウェットティッシュ様で、使いやすいです。毛も絡め取ってくれるので、仕上げに使っています。水気も抑え気味なので、ウサギがベタベタにならないのが良いですね。終わった後は、ウサギの毛がふわふわになります。
しかし実際には元々気性が荒かったネザーランドドワーフだからなのか、ウサコッツの性格なのか、力一杯抵抗します。今日は指を引っ掻かれ出血しました。飼い主もウサギも、お互い時間をかけて慣れていくしかないですね。結構痛いです・・・ 爪切り、最近本気で考えています。
■参考サイト:うさぎの衣替え「換毛」
■参考サイト:毛皮の構造と特性
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