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 以前、うさぎの熱中症について書きました。今改めて読み返してみると、熱中症になる室温についての記載がわかりにくいことに気づきました。
 本日(7/4)の天候は終日曇り。気象庁の最高気温予想は25℃ですが、我が家の12時の室内気温は30.5℃あります。ケージに取り付けた温度計は29℃を指しています。このような状況では、ウサギの熱中症を誘発しかねません。
 そこで、改めてウサギに適した気温・湿度など書いておきます。

○環境条件の基準
  • 温度  18-28°C ※理想温度18.3~23.9度
  • 湿度  40-60 % ※理想湿度30~50%
  • 照明  150-300ルクス
  • 騒音  60ホンを超えない
  • 高さ  床上40-85cm
以上の基準です。以前の日記にも書きましたが、ウサギは汗腺が発達しておらず、体温調整を耳で行っています。なので、人間より暑さに弱い動物です。環境温度が28°C以上になると、体温が上昇し、防御機構がほとんどないため、熱射病や熱中病になりやすい傾向にあります。

 またこの季節は湿度があがります。ウサギは湿度を嫌いますので、除湿にも心掛ける必要があります。

 臭いにも敏感で、この時期は苦手なアンモニア臭が温度の関係であがりやすくなります。そこで、適当な換気、定期的な排泄物の清掃をします。


 基本は人が快適な湿度に設定されているため、ウサギにとっても過ごしやすい環境といえますが、特に女性は寒がりな方もいますが、ウサギは基本的に、暑さに弱く、寒さに強い動物です。毛皮に覆われている分、人間の快適温度より少し低めであることを知ってあげてください。


 我が家では、ケージの扉の上に、下の商品を結束バンドでくくりつけてあります。室温などは場所によって違いますので、ケージの温度が分かるような工夫をされると良いと思います。



関連する日記。

■以前の日記:ウサギの熱中症

参考にしたサイトです。

■参考サイト:けい動物医療センター【ウサギ】

■参考資料:うさぎの基礎知識