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 今日の日記にて、糞が体についてしまったと書きました。そこで、またまた入浴を試みることとしました。
 前回の入浴では、やり方がまずかったのか、かなりウサコッツを怒らせてしまいました。その日はほぼ1日、無視されるという、なんとも人間臭い対応をされて焦りました。餌も食べませんでしたね。

 2回目の入浴についても日記に書きましたので、ご興味あればみてください。 
 前回の入浴では、何がウサコッツを怒らせたのか、改めて書き出してみると、
  • シャワーを使った
  • 頭を洗った
  • 風呂になれる時間を作らなかった
  • ドライヤーの当て方が、暴れるのを抑えつつだったので、乱暴だった
  • 動かないようにタオルでくるんだ
などが挙げられるでしょう。

 今回はこれらをふまえ、まずは風呂に慣れてもらうところから始めました。私の入浴の際に、脱衣所の扉を閉鎖、風呂の扉をあけて、脱衣所と風呂を自由に行き来させました。その際、入浴に使う予定のたらい、風呂桶は既にセットアップし、入浴中に十分になれてもらいます。

 自分が風呂から上がるころ、そっと抱き上げて足からゆっくりとタライにいれてみます。使ったタライは丸形のこういう感じのものです。お湯は深くはらず、ウサギの高さの1/3程度の深さに調整しました。


 足を入れてみて嫌がらなければ、そのまま座ってもらいます。前回はここで既に暴れていましたが、今回はそのままおとなしく座っていました。
 次にタライのお湯を手ですくって、腰からちょっとずつ掛けていきます。ここでも嫌がりません。今回はいい感じです。
 次にこんな感じの風呂桶(うちのは普通の白いのですけど)でお湯をかけていきます。ここで注意したいのは、以前の日記にも書きましたが、ウサギの毛は2重構造になっていて、たっぷりとお湯をかけないと、表に出ている毛が水分をはじいてしまいます。なので、ゆっくりと、少しずつ、しかし多量にお湯をかけていきます。

ケロリン桶 関東版 00350
ハインツ・コーポレーション

 十分に体がぬれたら、次はシャンプーです。今回は嫁様のシャンプーをあらかじめ泡立ててから、少しずつつけていきました。しっかりと泡立ててから、すすぎをします。今回はタライのお湯を一回捨て、そこに風呂桶でお湯をかけていき、また捨ててかけるという作業を3回ほどしました。

 泡がでなくなってきたら、今回はリンスもつけてみました。作業工程はシャンプーと同じです。すすぎはタライおお湯を4回交換する程度におこないました。

 ここまでウサコッツは特に暴れることもなく、おとなしく入浴していました。その後、自分が体をふいている間に、体を振って水分を飛ばしていましたが、まだべたべたです。
 そこで、タオルを使って拭きました、前回はこする感じで拭いたら怒っていたので、今回は優しく包んで、上から撫でる感じで行いました。バスタオルを2枚使って丁寧に水気をふき取ります。

 次がこれまでも一番の難関、体を乾かす工程です。うちのウサコッツの場合、ドライヤー自体は嫌がりませんが、動きを長時間封じられるのが嫌なようです。前回はタオルでくるんで、必要な部分だけ露出して乾かしましたが、今回は両方の前足を片手で包み込むように支え、後ろ足で立ってもらう感じでドライヤーを使用しました。
 今回の画像ではないのですが、下の写真のように立ってもらい、前足のみをつかまえる感じです。

 IMG_2150

 この姿勢、お互いに負担がないようで、時折動こうとしますが、暴れるまではいきませんでした。そして、微風で乾かすこと15分、リンスも効いてふんわりとしたウサコッツが誕生しました。