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 我が家のウサコッツに限らず、ケージ噛み対策はウサギの歯の健康上、大切なしつけのひとつだと思っています。以前の日記でも、これまでの取り組みを書いてきましたが、最終的に成功をおさめた我が家なりの対策を書いていきます。

 まず、最終的におちついた我が家のケージ内配置をみてください。ウサギはケージを噛むポイントが対策をするたびに変化します。なので、対処療法でいろいろと配置を変えていきました。

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 最初に対策したのは、扉付近です。扉付近は写真上側に見えるように、2重に対策しています。最初はピンポイントで以下の商品を扉の噛む場所に取りつけました。


 そうすると、今度はこの棒の横を噛むようになりました。しばらく位置をずらしたり、棒の数をふやしたりしましたが、いたちごっこで、夜間眠りを妨げられるほどの音でケージ扉を噛んでしました。そこで次に投入したのが以下の製品です。

 これを、上の写真とは90度まわして、かじりにくい方向で取り付けました。これは効果があり、しばらくは夜間のケージを噛む音に悩まされなくなりました。

 しかしウサギも生き物、考えます。こんどは扉ではなく、ケージ写真の左側を噛むようになりました。そこで投入したのが、これです。


 今回の狙いは、うさぎの注意をケージからそらすことで、これをケージ内に放置しました。この作戦、しばらくは成功をおさめたのですが、数日で飽きてまたケージを噛み始めました。その原因として考えられるのが、このかじかじ棒が小さかったこともあって、すごく小さくなったことと、硬くなったこと、匂いがしなくなったことでしょうか。

 そこで新たなかじかじ棒を投入します。


 同じやないかいと突っ込まれそうですが、よくみてください。今度はでかくなりました。しかしこれ、前の商品に比べ割れやすいという欠点がありました。数日で硬くなり、匂いもなくなり、かじっている間に3つくらいに割れました。

 そこで次に投入したのが、これです。


 こいつは好評で、最後のくずみたいに小さくなっても、噛んでいます。しかし、ここまでしても、ケージの噛み癖は治りません。そこで投入されたのが、これです。


 これ、本来の目的は、ケージ内に2階部分を作るもので、最初はそのつもりで買いましたが、ケージ内のハウスと干渉するので、使ってませんでした。これをウサギが噛む高さに設置しました。これは大成功で、カバーする範囲が大きく、噛もうとしてもこの商品を噛むので、ケージ噛みが大幅に減りました。


 しかし、ウサギもまた考えます。ケージは噛みたいようで、今度は隙間を狙ってきました。写真でいうと、下の面ががら空きです。ここも、これまで買ってきたいろいろな商品を試しましたが、最終的に効果をおさめたのは、これでした。


 これも大成功をおさめました。これ、上の写真ではわかりにくいですが、結構大きくて、我が家のウサコッツの体長に匹敵する大きさがあり、これがケージから生えているので当然気になります。
 気になるものを噛む習性が我が家のウサコッツにありますので、最近は暇なときはこれを噛んでいます。


 以上、長くなりましたが、我が家のウサコッツと私の、噛み癖を治そうとする数か月の戦いの記録でした。今後、噛み癖が再び発生することもありますが、ウサギの歯の健康で気を付けるのは、育児書などを見て、
  • 噛むものは、鉄製などの硬いものを避ける
の1点を気を付けなければなりません。なので、噛み癖を、ケージ以外に誘導できれば、ウサギの歯の病気を未然に防げますので、みなさんもいろいろ自分なりに試してみてください。