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 最近、ウサコッツがケージ内で丸まっていることが多くなりました。本日の朝の室内温度を確認すると、17℃となっておりました。
 そこで気になったのは、ウサギって冬眠するんだろうかってことです。活動性の低下は、気温の低下が原因なんじゃないかと思い、早速調べてみました。 


結論としては、ウサギは冬眠しない動物のようです。野生種のアナウサギ、野ウサギも冬眠せずに越冬します。

 しかし、調べている時に、こんな話もみました。飼育下にあるウサギは、野生種よりも寒さに弱いと書いてありました。そこで先日書いた、ウサギの適温についての記事を見直してみます。

■過去の関連日記:ウサギの適温 冬に向けての知識

温度  18-28℃ (限界値4~28℃)
湿度  40-60 %
照明  150-300ルクス(床上40-85cm)
騒音  60ホンを超えない

しかし、限界値を超えていないからと言って、果たして寒さを感じていないのでしょうか?

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 ちょっとわかりにくいかもしれませんが、このようにウサコッツは丸まっています。これ、集団でいるとウサ団子とかウサ饅頭というらしいです。 まあ、寒いときの姿勢ですね。よく見ると、前足、後ろ足が露出しないような姿勢を取っています。
 この状態は、やはり寒さを感じているときの耐寒の姿勢だそうです。飼育下にあるウサギは、ケージの外などで運動して体温が上げられないと、このような姿勢で寒さに耐える傾向があるようです。

 では目安としては、どこから防寒対策をすれば良いのでしょうか。これについては、諸説あってどれを採用すれば良いのかわかりません。適温(18℃)を下回ったら防寒対策を開始すると書いてある所もあれば、10℃までは大丈夫、4℃までは大丈夫とある所もあります。

 このようにいろいろな基準がありますが、私が色々な情報を総合して思うのは、上の写真のような防寒姿勢をとることが多くなって来たら、それが防寒の開始時ではないでしょうか。
 私たち人間は、寒ければ服を着ますし、ブランケットを使用します。しかしウサギは鳴かない動物なので、態度で示すしかありません。この日記でも度々書いてきましたが、ウサギを飼う上では、行動や態度から気持ちを汲み取らなくてはなりません。
 
 なので、 寒いと訴えたその時が、暖房の入れ時でしょう。