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うさぎは臆病な生き物で、抱っこを嫌がります。

ペットショップなどで見ると、我が家のウサコッツは凶暴なほうだと思いますが(ドワーフ種は、他のウサギより野生に近く、攻撃的と言われています) 、それでもコツさえ覚えれば、落ち着かせることができます。

今回はその中で、抱っこ中に暴れた時の落ち着かせかたについて書きます。

最初に、知っておきたい知識を書きます。ウサギの骨は 結構もろく、過去の日記でも書きましたが、人間と比べ、骨密度は60%程度です。自分のジャンプでも、運が悪いと骨折することがある程度の骨の強度しかありません。

■関連日記:うさぎの骨の強さと骨折

ということは、抱っこの仕方が悪いと、骨折などを引き起こす可能性があるということです。


これを踏まえ、私が行っている方法はこんな感じです。

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ポイントは、大きい関節の元を支えにすることです。これは、看護師としての経験も踏まえ、脱臼しにくい位置は人間と同じであろうと仮定し、位置を決めています。こうすると、手は動かせません。

拡大すると、こんな感じです。

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また自分の足に少し隙間を開けることで、そこにはまり込むようにしています。こうすると、手が固定されているので、動いても重力でまた足の間に戻ってきます。

痛みを与えず、動けない状態で語り掛けることで、30秒程度で抵抗をやめ、落ち着きます。その後、普通の姿勢に戻しても、しばらくはそんなに激しくは反抗しなくなります。