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私達は2016年9月末に北向きの土地に、6kwの太陽光を載せた家を新築しました。
高断熱住宅を作れるメーカーの中より選んで立てたので、気密性は高いはずです。

間取り、中に入っている家電などでも快適度は変わると思いますが、一応目安に今のことろの情報をまとめてみます。

我が家は電気代に大きく影響する家電として、天井カセットエアコン、家庭用エアコン(6kw×2台)、IHヒーター(3kw×2個口+1.5kw)、370Lトクラス製エコキュートなどがついています。
いわゆるオール電化という家です。 

床面積は41坪、採光の為の16畳ほどの面積の吹き抜けがあります。



1.気温について
外気温が0℃前後の夜でも、翌朝7時の室内気温は1階で10℃、2階で12℃を下回りません。

2.電気代
発電は直近3ヶ月ともに毎月600kw前後(意外ですが、季節による影響はあまり出ていません)。
消費電力はMaxで590kw、少ない月は350kwを切っています。

3.吹き抜けの効果
真南数メートルの位置に家がありますので、特に冬の真昼は直射日光は来ません。
吹き抜けの真下はやはり温かく、また明るいので助かっています。


こんな感じです。1年程平均値をとるともう少し季節ごとの特性もでるのでしょうが、とりあえず真冬のデータはとれました。



また今回お世話になった篠田建設、そういえばどのように高断熱住宅についてうたっているのかを見てみました。

■篠田建設(夏涼しく、冬暖かい快適空間):http://www.shinodakensetsu.jp/material/material.html#kimitsu


ここではC値3以下を目指しますと書いてあります。
C値って何?これの説明がありません。公的機関へのリンクなんかもありません。

そこで調べてみました。
まず省エネ住宅の基準として、C値、Q値というのがあります。

m_201505251556250065755


これ、低いほど良いようです。
ざっくりまとめると、C値が気密性、Q値が断熱性だそうです。

では篠田建設のいうC値、メジャーどころでいうとどのあたりに相当するのでしょうか?

ミサワホームや住友林業で2~5とありますので、まあこのくらいの性能はあるのでしょう。ちなみにトップは一条工務店のようで、C値0.59(i-cube)だそうです。


本当はQ値も参考にするのが良いようですが、のっていないので比較できません。

またこの値、モデルルームなどで測定し、測定用の家は窓を小さくするなどの方法で、実際の販売するものよりも数値は良くなっているようですので、篠田建設の数値は悪くないように思います。



ちなみにお国の方針でも高断熱住宅化はすすめている最中のようです。

※参考資料:
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