カテゴリ:
2019年2月15日に、あの「信長の野望・大志」に「パワーアップキット」がでました。
今回はそのレビューです。

先ずは発売5日を経た、世間の評価をAmazonのレビューで見てみましょう。
大志

PS4、Switch、PC版のレビューは星2~3です。
レビュー内容は、おおむね否定的です。


今回最悪なのは、既に発売されているDLCシナリオが、期間限定でのみDL可(発売日より2週間)というものです。
他メーカーのゲームでは、普通完全版を後に出すときはDLS全入りが多いと思いますが、KOEIは一体何を考えているんでしょうか?あまりに露骨にお金儲けに走ると、長い間のファンも見切りをつけますよ。
実際、私は「大航海時代 Online」や「三國志」などは見切りを付けました。でも「信長の野望」シリーズだけは、期待を込めて買ってしまうんです。


では、ここからは私の感想を書いていきます。一応この5日間で、最初のシナリオ「1545年3月 河越夜戦」を斎藤道三でクリアしました。
そこで感じたことは、過去の「パワーアップキット」に比べて、バランス調整に甘さが残るように思えます。前作までの「信長の野望」の「パワーアップキット」では、多くの方のレビューで完成度が高いとされていましたが、今回はちゃんとユーザーのレビューなどを見たのか疑問なバランス調整です。


例えば決戦システムです。
作戦以外に罠・軍施設の設置で、操作に幅が出たのは良いかと思います。
私がよくとる斜線陣が、罠によって崩壊することが多くなり、慎重な戦闘指揮が求められます。
決戦

wana


ターン制からリアルタイム制への移行も、戦闘を面白くしました。
シミュレーションというよりは、RTSに近い戦闘指揮になりました。
riaru

しかしそれを台無しにしたのが、士気をくじくことでの勝利です。
敵戦力を叩き、持久戦に持ち込んで敵を撤退に追い込む戦法が使えなくなりました。

これによって、敵大将を見つけ出し、撃滅する戦法しかとれなくなりました。
こうなると、兵数が結局ものをいう戦闘となり、今作の決戦の良さが帳消しになった感じです。


戦闘には、もう一つ、攻城戦が加わりました。
kokyo
これは半自動なので、まあそれほど楽しいものではないかも。
初期配置決めたら、あとは見てるだけです。
そして手塩にかけて強化した城でも案外落ちます。


政策面では、新たに大命ができました。
taimei

これ、評定で大命のためのポイントを稼いでおかなくてはならなくなり、評定のポイントが分散しやすくなっただけで、効果的に使えればよいのですが、斎藤の場合はあんまり戦闘向きの大命がなく、結局クリアまであまり使いませんでした。


新たにでてきた調略は面白いシステムですね。
内応させるのに時間はかかりますが、戦場で裏切る以外にも、相手国の情報を流してくれたりします。
cyoryaku

cyoryaku2


他には、内政面で少し手が加えられましたが、これはわざわざ書くほどのこともなく、途中から面倒なので委任しました。
商圏については前作通り、領内の施設を建築できるようになり、この配置で足軽雇うときに必要な流民を確保したり、ため池を作って干ばつに備えるなどできますが、正直面倒です。

内政については、もう少し何かできるようになってほしいですね。


以上のような感想を踏まえ、「大志 パワーアップキット」を評価すると、

総合:★★★☆☆(3/5)
戦闘:★★★☆☆(3/5)
内政:★☆☆☆☆(1/5)


といったところでしょうか。
買いかと言われますと、信長を好きなら買ってもいいかも知れませんが、あまり劇的な変化は期待できない感じです。

ただAIは少しはマシになっています。敵の大名同士もちゃんと連携するので、包囲網で何度か死にかけたりして、それなりに楽しめました。

お値段以上というか、お値段くらいのクオリティという印象を受けます。
ただDLCを含め、少しでもお金を巻き上げようという根性は気にくわないことだけ、最後に書いておきます。それなら値段を少しあげるなどすれば、他のユーザーのレビューでも書かれていたような酷評も少しは減ったんではないでしょうか?