大きく欠けた包丁を研ぐ -荒砥石を使ってみました-
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欠けているということは、この下の画像のように切れ味も落ちています。
そして、欠けているのを補修するには、研ぐのが一番です。
我が家の包丁はこれでも研いでいるのですが、今使っている砥石では20分研いでもこんな感じで、欠けているところまで到達しません。
ちなみに今使っている砥石は「貝印 KAI コンビ 砥石セット (#400・#1000)」という製品です。
商品名を見ますと、「(#400・#1000)」と砥石には必ず表記されています。
この#以降の数字ですが、JIS R 6001で規定されている砥石の細かさになります。
粒子が細かいと、繊細な仕上げ研ぎができ、粒子が荒いと、大きな欠けの補正などに利用できます。
目の粗いヤスリで削るイメージですね。
で私が今まで使っていたのは、#400なので十分に荒砥なのですが、それでも欠けが大きいと補正にかなりの時間がかかります。
そこで今回、購入したのがこれです。
これ、#150とかなりの荒砥です。
尚、この砥石、砥石台がついていないので、一緒に「アイウッド 木製砥石台ゴムガイド付」購入しました。
実際に研いでみました。
この写真は仕上げ研ぎをする前のものです。20分程度でここまで研げました。
砥石はこんな感じになっています。
砥石自身もかなり削れているのがわかりますね。
そして最初の「貝印 KAI コンビ 砥石セット (#400・#1000)」で仕上げ研ぎをしました。
まるで新品のような仕上がりになりましたが、問題は包丁が少し小さくなったことですね。
でも切れ味は抜群になりました。
欠けてしまった包丁で悩んで見える方、砥石を導入するのもよい手段だと思いますよ。
ちなみに「貝印 KAI コンビ 砥石セット (#400・#1000)」ですが、結婚当初に購入し、14年ほどつかっていますが、いまだに現役です。
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