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少し前の日記にコメントいただきましたリサイクルの着物、気になって見に行ってきました。
今回は岐阜市中心部の「呉服のささ政」というお店に行ってきました。
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紳士物の着物を見せてくださいとお願いしますと、私の身長にあったものは3着のみしかありませんでした。どうやら、170cmを超える中古は数が少ないとのことです。今着物を売りに来ている世代は、私よりもう少し上のいわゆるバブル世代で、もう少し平均身長も低かったため、165cm前後のものは多くあるようです。

3着とも試着しましたところ、2着は袖が短い・・・
そして、生地の色と柄が、先日妻の実家からいただいた着物と全く同じ・・・

この着物の色と柄については、当時もっとも多く出た柄で、中古市場でも多く出回っているとのことで、袖が短いのも、紬タイプは普段着を想定しており、家事をするときに邪魔にならないようにわざと短く仕立てていることが当時はあったようです。

そんな中、この着物だけはジャストサイズ。
先日仕立てた着物のように、しっくりと来ました。
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そしてまだ仕付け糸がついていました。
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これ、どうやら一度も袖を通さないまま中古としてでてきた品とのことでした。
状態もよさそうです。目に見える傷、生地の痛み、虫食いの穴などもなさそうです。
※着物着始めて1か月の初心者にはそれくらいしかわかりませんけど

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お値段は38000円(税別)でした。これが安いのか高いのか不明ですが、まあ正絹の着物とか言っていたし、紬とか言っていたので、元値はもっと高かったのでしょう。そんなことよりも、生地の風合いが気に入りました。
それよりも新規に着物を仕立てると、こんな値段では済まないことは先日の伊勢木綿の着物と、東レシルックの羽織で経験しましたので、思い切って購入することにしました。


家に帰って早速着てみました。
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着心地は大変良く、案外あったかいですね。
これ買ってから毎日着て家事などしております。

本日は大掃除と仕事で使っている靴を外で洗ったりしました。
左の袖の中には家事に便利なように、腰ひもを常に入れています。

今後ともタンスの肥やしにしないように、積極的に着ていこうと思っています。