カテゴリ

カテゴリ:バイク

【Kawasaki Ninjya1000】ABS故障の続報 -修理業者と費用の話-

カテゴリ:
今回のNinjya1000の故障、最初にタイヤ交換時にバイクワールドというところで見てもらいましたが、特にカワサキはABSのような電気関係のトラブルはディーラーでないと対応できないので、ディーラーへと言われました。

理由について聞くと納得で、

〇専用のテスターでの原因特定となるが、これが正規代理店にしか配布されない

とのことでした。そしてもう一つ、難しい問題として、最近は他店で買ったものは見てくれないか高額の手数料を請求されるとのことでした。ここからは私に続く人が困らないことを祈りつつ、実際のやり取りをまとめました。情報、あんまりネットにありませんでしたから。

カワサキプラザ岐阜の対応

最初に書きますが、恨んでませんからね。事実を書きます。

岐阜カワサキという、購入時岐阜では唯一の正規代理店で購入しましたが、それでもダメで、他店で購入された場合、初回の点検を受けないと何も対応できないとのことでした。

費用は税別で、以下の通りです。

〇初回検査費用:25,000円
〇テスター代:3,800円 ※これがABSのテスター使用手数料です

でこの結果を踏まえて、修理見積がされます。代車はなしでしばらく預かりです。1週間程度と言われました。検討しましたが、初期費用が高いのでやめました。

岐阜カワサキの対応 -ついでに正規代理店の話-

知りませんでしたが、数年前よりカワサキは代理店を再編したようですね。岐阜カワサキ店長の話によれば、

〇カワサキプラザ:いわゆる正規代理店ですべての種類を取り扱い可能
〇カワサキ正規取扱店:400cc以下に限って取り扱いが可能。今は大型車の修理もできるが、いずれこれの対応もできなくなるとのこと。
〇カワサキ認定協力店:カワサキのバイク専売ではなく、レッドバロンなどのように雑多に色々なメーカーの新車を取り扱っているお店の事。

で、岐阜カワサキは元から「カワサキ正規取扱店」だったんですが、カワサキプラザにはなれなかったとのことです。

で大問題が・・・ 数年後もNinjya1000の面倒を見てくれるのかがわからない。あと、ここの店主は「カワサキ バリオス2」を2005年ころに購入して以来、ZX-9R、Ninjya1000と3台のバイクを購入。その間店員は一切変わっていません。
店主はもう耳が遠くなったそうで、会話があまり聞き取れないと言っておりました。そう、高齢化問題です。おそらくこのまま数年後には店を閉める可能性もあります。メカニックの人もこの18年、同じ人が1人でやってますしね。

そして、修理についてですが、このお店ではまずお預かりは1週間ではまず無理だと思うとの返答でした。場合によっては2週間以上かかるかもとのことです。通勤に使っているので、まず無理な話ですが、車検受けられないので、まずは初期診断だけでもしてもらいました。

ちなみに執拗に費用はどの程度かかるかと聞きましたが、わかりませんの一点張りでした。まえのZX-9Rの修理でもそうだったんですよね。

ちなみにテスターを使用しての検査は、9000円でした。

故障個所と修理費用

わかったことは、故障個所は2か所でありました。店長は明言しませんでしたが、メカニックの人に聞いたら、どの部品が故障しているかは教えてくれましたので、パーツ代金を探してみました。

〇フロントのセンサー部分:
下図の21176 - 211760134。パーツ単体では¥7,609
更に破損あれば、21007 - 210070141。パーツ単体では¥4,224が必要っぽい。

53181703


〇ABSの制御ユニット部分:
下図の16082 - 160820060。パーツ単体では¥125,849。
ホース類(つまりこの図全体)が破損していたら、パーツ代だけで15万円程度。

53181713

単純に最低限のパーツ代だけでも13万5000円程度。ユニット全体での変更だともっとかかります。これに工賃がかかった時間×5000円程度かかります。

岐阜カワサキの話では、正直、ABSの故障はほとんどあたったことがなく、どれだけかかるかが不明とのことです。ですので、他の人のブログで言っていたように、ABSの制御ユニット部分のみでも16万円は最低かかり、更にフロントのセンサーのみ交換でもフルカウルなのでカウル外し賃などもかかりますから、全体で20万円はかかりそうな勢いでした。

結論

以前のZX-9Rも電装品が8年目で故障。この時は走行中にエンジンが突然停止するという謎の症状がでました。
ハンドルを左に切ってもダメで、恐ろしい中、12年目まで耐え、何とか今のNinjya1000を買う許可を妻にもらいました。もちろん、ウィンカーなどもたまにつかなかったり、まともに動いていませんでした。
この時は岐阜カワサキで3回の修理を実施。結局故障個所は特定できず、最後はECUを介さず、バッテリーからイグニッションキーへの直結という恐ろしい修理方法を実施してました。この時も修理費用、数万では効かないくらい払って、しかも合計3週間は入院したと思います。

その時の経験から、おそらく今後、Ninjya1000も同様の事態になると思われます。
というのも、妻にはいってませんでしたが、ウィンカー、既に1年前から接触不良で、たまに接点復活材を噴いてから、動かしまくって何度か復活するという儀式を月1でしないと動かない状態になっていました。

なので、今回は妻と相談し、新車を購入することとしました。さようなら、カワサキ。さようなら、Ninjya。



自分でできる!バイク・メンテナンス
(有)源
ナツメ社
2022-07-25


Ninjya1000(2015モデル)、ABSが故障しました -車検とおらない状態に-

カテゴリ:
11月に入ったころより、ABSの警告灯が点灯したままになっています。これは停車中の画像ですが(走行中に写真撮れないので)、画面下側の黄色のランプがABSの警告灯です。
IMG_7734

実際にABSが効いていないのか、時速50kmから急ブレーキをかけてみたりしましたが、効いていません。でもまあ乗れないことはないので、気にせず乗っていました。

そして一応、対応など調べようと思って調べてみると、大変なことがわかりました。

車検が通らない・・・ そして、整備不良で捕まることも・・・

そこで今回は、バイクのABSについてまとめました。

気になる修理費用

ネットで調べた限りの一般的なバイクのABSに関するトラブルの原因と修理費を書きます。

1)ABSに関連するヒューズが切れている

ヒューズボックスよりABS関連のヒューズを確認します。Ninjya1000は、シート下、タンクより右側にヒューズボックスがあります。切れていれば交換、接触不良なら抜き差しを数回行います。

2)ホイールスピードセンサーの不良

ABS搭載車車両にはホイール部分にローター、フォーク部分にセンサーが付いているらしいです。

修理費はセンサーの値段が1,500円前後~8,500円と車種により値段が変わってきます。これに工賃が10,000円前後~20,000円前後加算されます。

3)スピードセンサーローターの不良

ローターのゆがみでうまくセンサーが作動しなくなることもあるそうです。これを交換をする場合にはローター自体の部品代が2,500円前後~7,500円前後、工賃が5,000円前後~16,000円前後かかるそうです。

4)ABSコントロールユニット(アクチュエーター)の不具合

スピードセンサーより送られてくる信号から、タイヤがロックしているかどうかを判別しているユニットです。これが故障すると大変高額な修理費がかかります。

ユニット本体の値段は65,000円前後~90,000円前後、バイク屋さんへ交換を依頼した際の工賃ですがブレーキフルードの交換、エア抜きを含め16,000円前後~40,000円前後となります。

私の場合はどんなことが予想される?

こういった場合、バイク屋の対応として、2~4を順に試していくことが多いそうです。
ですので、まず(1)は自分でもなんとかなりそうなので、試してみます。ダメなら、バイク屋に持ち込んで(2)を試して25,000~30,000円、(3)を試して25,000円、それでもどうにもならなければ130,000円くらいとのことです。

同じような症状でNinjya1000を修理した人のブログを見ると、その方も7年乗って20万円の修理費を請求されたようですね。これは、Ninjya1000はABSコントロールとFI(エンジン)が1つのブロックで構成されており、パーツ代が高い(15万円程度)するからだそうです。

しかも20万円かけても、治る保証がない・・・

私の場合、通勤で使っているのでバイク屋に入院してもらうわけにもいかず、どうしようか途方に暮れているところです。

ABSに関する解説

ABSシステムの概要と重要性

定義: ABSは、急ブレーキ時にタイヤがロックされるのを防ぎ、グリップ力を最大限に保つためのシステムです。仕組みとしては、断続的にブレーキをかけることで、タイヤがロック状態になって滑らないようにし、これによりブレーキの安全性が高まります。

機能不全のリスク: ABSが正常に作動しない場合、急ブレーキ時にタイヤがロックし、滑ってしまう危険があります。特に古いバイクにはABSが装備されていないことが多いですが、新しいモデルでは安全性向上のためにABSの搭載が義務付けられています。


ABS警告灯の点灯とその意味

警告灯の点灯: ABS搭載車では、メインスイッチをオンにするとABS警告灯が点灯し、エンジンを始動して消えれば正常です。点灯したままの場合はABSシステムに異常があると考えられます。

故障原因: ABS警告灯が点灯する主な原因としては、ヒューズ切れ、ホイールスピードセンサーの不良、スピードセンサーローターの不良、ABSコントロールユニットの不具合などがあります。


法律上の取り扱いと車検

違法性: ABS付きのバイクでABS警告灯が点灯した状態で走行すると違法となり、故障の場合は「整備不良」とされ、交通点数が加算され、罰金が科される可能性があります。

車検の規定変更: 2017年2月から、ABS警告灯が点灯している場合は車検に通らなくなりました。これはブレーキや原動機などの警告灯も同様です。





自分でできる!バイク・メンテナンス
(有)源
ナツメ社
2022-07-25


決定版 オートバイの洗車・メンテナンス入門
スタジオタッククリエイティブ
2022-08-05


トヨタの86よりも遥かに高い!Kawasakiの「Ninja 7 Hybrid」の紹介

カテゴリ:

カワサキの新しいハイブリッドバイク、Ninja 7 Hybrid

こんにちは、皆さん!最近、バイクのニュースで注目されている話題を見つけました。それは、カワサキが発表した世界初のストロングハイブリッドバイク「Ninja 7 Hybrid(ニンジャ7ハイブリッド)」についてです。このバイク、すごいんですよ!

形も好みです。
Ninjya7HV

値段は540万円(予定・欧州価格)くらいするんで、とても買えないですけどね。


Ninja 7 Hybridの魅力

まず、このバイクは451ccエンジンとモーターを組み合わせたもので、最高出力は約70PSを発揮します。そして、2024年1月には欧州での発売が予定されています。

Ninjya7HV2

気になるのはここ。シフトペダルがないように見えます。
2310newNinja7hev_008


でハンドル周りを見ると、「AT/MT」のセレクターがあり、左下に「-」とかかれたスイッチがあるので、車のコラムシフトみたいにシフトチェンジするんかな?
Ninjya7HV2



モードの選択

このバイクには、9kW(12.2PS)の駆動モーターが搭載されており、EVモードの選択が可能です。

搭載されるエンジンは451ccで43.5kW(59.1PS)、これにモーターによるアシストを強める「eブースト」を加えて51.1kW(69.4PS)まで出力が出ます。
また、「SPORT-HYBRID」と「ECO-HYBRID」の2つのモードを選択して走行することができます。

「WALK MODE」では、歩行するくらいのスピードでの走行ができ、どうやら後進もできるらしい。


「SPORT-HYBRID」

2310newNinja7hev_012

「ECO-HYBRID」
2310newNinja7hev_013

「EV」モード
2310newNinja7hev_014

「WALK MODE」
2310newNinja7hev_015

デザインと機能

デザイン面では、フレームは完全オリジナルで、後方の排出ダクトはバッテリー冷却用とされています。ヘッドライトは新型ZX-6Rと同じコンパクトなLEDタイプを採用しており、燃料タンクも装備されています。
Ninjya7HV3

この角度、後席下に謎のダクトが見えますね。
Ninjya7HV4

皆さん、いかがでしたか?私はこのNinja 7 Hybridにとても興味を持ちました。再び言いますが、買えませんけど。











 

デイトナのバイクヘルメット用ワイヤレススピーカー「DT-KIKUDAKE」を買いました

カテゴリ:
今回は表題の「デイトナ バイク用 インカム FMラジオ Bluetooth DT-KIKUDAKE」を購入しました。理由はこれの1つ前の型の商品が断線したため、右スピーカーが死んだためです。

この商品を選んだ訳
この商品のポイントとしては、メーカーは6つの売りポイントを書いていますが、私的にはこの4つがポイントだと思います。
特徴

これ以外の選択理由としては、

  • 一世代前の「聴くだけBluetooth2」を使っていて使い勝手がよかった
  • 無線形式でかさばらないものが欲しかった
  • 本体を外して充電するタイプではなく、乾電池式

  • などです。


    FMラジオの使い勝手
    この商品は基本的に一旦その地域で聞ける基地局をスキャンしていき、必要なものだけを登録しておいて、それを選択して聞く方式です。
    操作はあくまで本体のみで完結しますので、例えばアプリで周波数を選択などはできません。

    音質は意外にもよく、スピーカーの配線をアンテナとして利用しているので、走行中も結構安定して電波を受診します。

  • 向いている使い方
  • 通勤や近距離メインの方なら、問題なく使用できます。
    また遠方に行かれる方でも、ラジオ切れたら止まって再スキャン・登録をしてもいいという方なら良いかもしれません。

  • 向いていない使い方
  • メーカーの公式では渋滞情報を聞きながらとか書いてありましたが、これは山間部に入ると途端に受信できる局が限られますので、途切れるたびに毎回スキャンと登録をしなくてはならず、遠方にいくならいっそラジコなどで現地のラジオをスマホからBluetooth経由で聞いた方が良いと思います。


    スピーカーの音質・音量
    こういった製品ですので、すごく音質いいかと言われれば微妙ですが、1万円程度の普通のカナル型のBluetoothイヤフォンと同程度の音質はあります。

    音量は最大にしても、時速80kmを超えたあたりから段々と聞き取りずらくなります。


    本体横のボタンの操作性
    一応グローブしていても押せますが、夏用ならともかく、冬用だとどこ押しているかわからないので、走行中の操作はあまり期待しない方がいいです。

    それくらいなら、バイクにスマホホルダーをつけて、こっちで音量調整をするほうがやりやすいです。


    防水性能
    一世代前の「聴くだけBluetooth2」を長年使っていて、毎日通勤でバイクに乗っていますので、台風の日でも使用していますが、水濡れでの呼称は一度もありません。

    これの後継機ですので、同等の防水性能はあると思います。


    電池の持ち
    私は「エネループ 大容量モデル 単4形充電池」を使用しています。



    遠距離のツーリングでもフル充電しておけばまず切れることはない印象です。予備でいつも1本余分に持ち歩いていますが、使ったことはないですね。


    まとめ
    いわゆる高性能で音質抜群の機種は、インカム機能や他同機種を付けている仲間と話しながら移動できるというのを売りにしています。

    だいぶん昔にこういうタイプも使ったことありますが、問題は時速80kmを超えるような状況では雑音がひどく、そもそも実用的ではありませんでした。(今の機種はどうか知りませんけど)

    そうなると、要らない機能は省いて、かつ音質はよいワイヤレススピーカーが欲しいというニーズがある私のようなタイプには大変使い勝手の良い商品です。

    先日のAmazonブラックフライデーでは、これが1万円ででていましたので、コスパは抜群だと思います(通常時は1万6千円)。

    ご興味のある方向けに、公式サイトの商品紹介動画を載せておきます。




     POWERAGEのバイク用ジャケット「N-3Bライダース」を購入しました

    カテゴリ:
    先日、バイクワールドで冬用ジャケットのセールをやっていたので、 POWERAGEの「N-3Bライダース 」というものを購入しました。

    知らずに買ったんですが、20周年限定色だったようですね。メーカー公式ページでは既に売り切れの表示になっていました。
    ジャケット

    これを買った理由は、温かいからです。お店で色々なジャケットを試着してみた結果、断然温かかったです。

    メーカー公式ページでも下のように温かさを売りにしていますね。
    ジャケット3

    また他にもこのような売りを公式ページでは書いていますね。
    ジャケット2

    実際に使ってみて感じたこの製品の素晴らしい点は、
  • 起毛された裏地
  • これはかなり暖かいですね。私は冬用のバイクジャケットは4着目ですけど、歴代の中で断トツの温かさです。

  • 普段着でも使えるデザイン
  • 本当は今回はコミネのジャケットをと思っていたんですけど、実物見るとパットがどうしても目立ちますので、バイク用ジャケット感が強いです。これに対し、 POWERAGEのジャケットは触るとパットが入っているのはわかりますが、立体裁断がしっかりと外観まで意識してなされていると思われ、遠目では普通のジャケットに見えます。

  • 丁度よい長さ
  • バイクのジャケットって短いものを選ぶと冬は巻き込んだ空気で寒いですし、長いのは運転しにくいんですが、これが丁度よいサイズなんですね。特に前傾姿勢になった時に、動きを邪魔しない感じに感動しました。

  • 細かい装飾品に意味がしっかりとある
  • バイクのジャケットって短いものを選ぶと冬は巻き込んだ空気で寒いですし、長いのは運転しにくいんですが、これが丁度よいサイズなんですね。特に前傾姿勢になった時に、動きを邪魔しない感じに感動しました。

  • おそらく耐久性は高い
  • ファスナーを見る限り、結構ごつめのものがついています。それでいて、このファスナーが破損しにくいように屈曲しないデザインになっているのを見ても、長く使うことを視野に入れているように思えます。


    まとめ
    このジャケットは2022年のベストバイといってもいいものでした。望む機能と品質を、お手頃(とはいえセール前の元の定価が38,000円しますけど)価格で買えたのはラッキーでした。

    店の人がぶっちゃけていましたけど、これ、高いので売れ行きはあまり芳しくないそうです。ただオークションサイトなどで大量の偽物が出回るほどには人気商品のようですので、セールを狙って正規代理店で購入するのが良いと思います。

  • 通勤にバイクを使うなど、使用頻度が高い
  • これをきたまま街歩きしたい

  • と言った人には大変おすすめです。




    このページのトップヘ

    見出し画像
    ×