「セーリング エラ」正式版 発売3日経過 レビュー
先日の日記「大航海時代の正当後継っぽいインディーズゲーム 「セーリング エラ」 レビュー」で書きましたこのゲーム、正式リリースとなりました。先日の日記にアクセスがかなり来ているので、改めて正式版を3日間プレイしてみてのレビュー書いてみます。
遊んでみた感想
セーブデータは体験版から引き継げなかったので、改めて最初からスタートしました。今回使用しているのは、このキャラです。
服は中国っぽいですが、日本人で造船技師の家系です。この作品は造船スキルがあると、設計図を手に入れることでいじれるらしいです。昨日、最初の設計図を手に入れましたけど、イベントなので造船屋の主人が作ってくれました。
イベントはやっと遠洋航海ができる船が作れるようになりました。このサブストーリーをクリアしないとメインイベントが進みません。じゃあメインミッションにしてほしいんですけどね。
で、3日間プレイしてあまりメインミッションが進まなかった理由としましては、このサブミッションでは沈没船を探すんですけど、沈没地点の真上を1回通過したにも関わらず、イベントが発生しなかったんです。
このゲームで沈没船を探す場合、酒場で聞き込みするんですけど、多分このフラグが立つ前に該当地域を通過してもダメなのかもしれません。また沈没船の聞き込み中に別の沈没船の情報(意図せず私が撃沈した海賊船)を酒場で聞いたので、それをサルベージしたり、最初の情報で那覇方面にいったりと振り回されていました。
おかげで、多分最初頑張って到着するであろうインド方面まで交易しながら到達していましたので、お金と経験値には余裕がでました。
グラフィック
ほぼ「大航海時代IV」を再現しています。ただ主要キャラは今風の絵柄になっています。女性のモブキャラは何故か巨乳です。操作性
デモ版ではマウスと併用していましたが、慣れれば「Xbox コントローラー」のみで操作可能です。ただ操船の概念が少し「大航海時代シリーズ」と違い、「セーリング エラ」は地図上に対しての方向で舵を切るので、例えば東向きに航行中、主舵を切って西向きに航路を変更したい場合、
1.アナログスティックを上にたおす
2.船が北向きに向いてきたらアナログスティックを右にたおす。船が東向きに向くまでアナログスティックを右方向に倒し続ける。
とこのように大変わかりずらいんですけど、舵とアナログスティックは連動しておらず、あくまで地図上のどっちにいきたいかをアナログスティックで指示する感じです。これは慣れるまで混乱しました。
あと、気になったのは案外向かい風でも減速するものの、普通にすすんでいくので、風による影響はもう少し受けた方がいいように思えます。
交易
交易は相場がしっかり存在し、景気も時間経過で変化しますので、各港での情報収集が金策の要になります。戦闘
これに関しては、「大航海時代 Online」に近い操作性ですが、「大航海時代 Online」は戦闘になると戦闘用の限定した領域内での戦闘になるのに対し、通常マップ上でそのまま戦闘となるため、どこまで逃げたら脱走できるのかも不明で、かつ船の表示が小さいので、少しみにくいかも。戦闘開始後は時間経過を遅くし、「大航海時代シリーズ」のように戦闘フィールドに切り替えてくれるとやりやすかったかもしれません。
海戦も今の船だけかもしれませんけど、船首砲は勝手に砲撃してくれますが、舷側砲は自分で操作する必要があり、そして左右どちらかにしか撃てないので、どっちに撃ちたいかを指示しないといけません。
ですから、砲撃後の装填中は人員を反対舷側に配置指示をしつつ旋回し、交互に舷側砲を撃つのが効果的な戦い方です。ただし、戦闘になっても縮尺が変わらないので、戦闘しつつかなりの距離を動くことになります。
尚、最初にもらえる船はそこそこ強いです。人員配置MAXなら、海賊でも単艦同士なら負けないです。
イベント
これも「大航海時代IV」を踏襲し、RPGのように大きな流れのストーリーは存在しますが、一切無視して最初から交易である程度稼ぐことも可能です。この自由度こそ「大航海時代IV」の良さなので、よいバランス調整がされていると思います。難易度調整
今はノーマルでプレイしています。3日間だけのプレイなので何とも言えませんけど、ほどほどの難易度でよいのではないでしょうか?これ、イージーにすると物品をもらえすぎるのと、海上で水とか食料なくなっても何故か漂流している箱拾うとこれらが入っているので、緊張感も何もないです。
なので、イージーは選ばない方がいいと思います。ノーマルは程よい難易度かと思います。
日本語への翻訳精度
やはり日本語おかしいなと思う場面もありますが(例えばメニューの保存ゲームとか)、機械翻訳丸出しのような精度ではなく、少なくとも文章として成立するレベルですので、安心して遊べます。まとめ
予想通り、2800円というお求めやすい値段で発売されました。今買うなら2500円程度です。
まあ不満もないわけではありませんが、お値段以上に遊べると思います。
レビューが散々な「大航海時代IV」を4100円で買うよりもこっちのほうが断然よい買い物だと思っています。