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Oculus Quest 2 眼鏡問題について -Oculus Go & Questシリーズ用の度付レンズアダプター-

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Oculus Quest 2」ですが、公式アナウスでは眼鏡使えるとのことでした。
我が家にある3種類の眼鏡は大きさをクリアしているので使えるのですが、使用するときにコツが要ります。そして毎回使っている間にずれます。

そこで「Oculus Rift cv1」で使用していた「リーフツアラー」という水中眼鏡用のレンズを外して使ってみました。すると問題が発覚しました。

Oculus Quest 2」は「Oculus Rift cv1」よりサイズが大きいのかレンズが固定できない・・・・
無理にはめることは可能ですが、「Oculus Quest 2」のレンズと「リーフツアラー」のレンズが接触してしまいます。
その結果、毎回位置を調整しなくてはならず、これなら眼鏡を普通にかけているほうがマシです。

そこで調べてみると、解決策として「Oculus Go & Questシリーズ用の度付レンズアダプター」というものがあるのを発見しました。これは「リーフツアラー」のレンズをはめ込んで「Oculus Quest 2」に固定するためのものです。


実際の写真がこちら。
上が「Oculus Go & Questシリーズ用の度付レンズアダプター」、下が「リーフツアラー 度付き レンズ 水中マスク用 レンズ フレーム RA0508」とそれに装着されている専用レンズです。
IMG_1827

このように説明書付きで送られてきます。
IMG_1826

実際に装着した写真。綺麗に固定できています。
IMG_1828

使ってみた感想ですが、ずれなくて快適ですね。
安心なのは、「Oculus Quest 2」本体のレンズを傷つけないことです。

難点をいうなら少しだけ隙間があるので、まれに光り具合によっては眼鏡でもあるような映り込みがでていまうことですけど、これも気にならない程度です。

そんなことよりも、手軽に眼鏡をかけずに使用できる、これが一番ありがたいですね。






Oculus Quest 2 購入してみました -Oculus Rift CV1 の後継に-

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Oculus Quest 2」を購入ました。先代の「Oculus Rift CV1」は価格設定もありVR黎明期の名機だと思います。しかし決定的に面倒な点がありました。やはり有線なのでケーブルの取り回しが面倒なのと、外部センサーが邪魔でした。
この外部センサーは、作りはしっかりしているものの、これがちょっとした拍子に動くんです。そうすると、プレイエリアの設定をやり直さなくてはならず、これが結構面倒でした。

そんな中、スタンドアロンでも動くし、(Oculus Link)使えばPC用VRとしても使用できる「Oculus Quest 2」は魅力的に感じました。
そして購入して実際に使ってみた感想を、「Oculus Rift CV1」との比較を交え書いてみようと思いす。
長くなったので、最初に結論を書いておきます。


結論
VR1台目の人は、スタンドアロン(単体)運用でもPC連動でも買いだと思います。
VRムービー見たいとかの需要でスタンドアロン機が欲しいなら買いだと思います。
Oculus Rift CV1」「Oculus Rift S」から乗り換え考えている人は、画質の向上に価値を見出せるなら買いだと思います。

以下、理由について書いていきます。


Oculus各機種 比較表
Oculus 各機種を比較するとこんな感じです。
  Quest2 Quest Rift S Rift
画質 1832×1920(液晶ディスプレイ) 1,600×1,440(有機EL) 1280×1440(液晶ディスプレイ) 1080×1200(有機EL)
トラッキング 6DoF 3DoF 6DoF 6DoF
タイプ 独立/PC接続 独立/PC接続 PC接続 PC接続
リフレッシュレート 90Hz 72Hz 80Hz 90Hz
プロセッサ Snapdragon XR2 Snapdragon 835 なし なし
重量 503g 596g 500g 470g
価格 64GB版:33,800円 64GB版:45,273円 49,800円 45,000円
発売 2020年 2019年 2019年 2015年

画質について
私の保有している「Oculus Rift CV1」からすると、画質が1.6倍よくなり、価格も落ちています。
Oculus Rift S」からでも画質が1.4倍よくなります。

Oculus Rift CV1」を使っていて思ったのは、細かい模様が見えていたんです。解像度が低かったのが原因ですが、「Oculus Quest 2」ではこれが見事に解消されています。

一部ユーザーが画面が暗くなったというレビューを書いていますが、そうかな?とか思うレベルです。
これだけでも買い換えたかいがあったというものです。


スタンドアロン(単体)で使ってみた感想 -ゲームをやってみる-
以前購入していた「Beat Saber」をプレイしてみると、画面が若干簡素化されている印象ですが、それでも問題なくプレイできます。
自分の位置の測定が「Oculusインサイト」という本体の外側に搭載されたカメラのみで認識できます。

これの精度が大丈夫か不安だったんですけど、使ってみると意外にも何も問題なく使用できます。
ゲームの起動時間も、PCのVRみたいに時間がかからない分、ストレスないですね。


スタンドアロン(単体)で使ってみた感想 -VRムービーを見る-
これは大変便利だと思いました。頭にかぶるだけで起動しVRムービープレイヤーも含めて映像再生まで前回の続きであれば1分かかりません。
Wifi下で使用するので、一気に早送りなどしようとすると読み込みで少し止まりますが、許容範囲内です。
反応速度のイメージはAmazon Echoなどで早送りする感じですね。


スタンドアロン(単体)で使ってみた感想 -普通のムービーを見る
NetFlixやAmazonPrimeVideoなどが対応アプリを無料で配布していますので、大画面のテレビを持っていなくてもシアター気分が味わえます。
ただこういうの見る時はベッドで見たいなとか思うんですけど、普段使っている場所から移動すると、プレイエリアの再設定しないとエリア外の表示がずっとうっすらでているので、それだけが不満ですね。


スタンドアロン(単体)で使ってみた感想 -バッテリーの持ち-
公式では2時間以上の使用に耐えるとあります。使ってみた感想では、標準ストラップではそんなに長時間ゲームしたら首つかれますんで、心配ない稼働時間かと思います。VRムービーも長時間見ると疲れますので、やはり妥当なバッテリー容量かと思います。
ベッドで見る場合には、USBケーブルつないで充電しながら見ればいいので、そもそもバッテリー気にしなくても良い気がします。

PCと連動させて使ってみた感想 -ゲームにつきまして-
一応非公式でWifi下でSteamVRを起動する方法があるようですが、なぜかうまく連動できなかったので、結局有線(Oculus Link)で使用しています。ケーブルは以前RiftでUSB3.0の連動がうまくいかない問題がありましたので、高いですけど公式ケーブルを購入しました。
Oculus Linkケーブル
Oculus
2020-10-13

ただ以前のものよりケーブル軽くなったので、邪魔な感じは減りました。

こちらは「Beat Saber」以外に「GunClub VR」もプレイしてみました。「Oculus Rift CV1」でも長いことプレイしていたので、比較用に良いかと思います。

懸念していたトラッキング精度は本体、コントローラー共に特に問題ありませんでした。
「GunClub VR」で何故か銃口が微妙に右にぶれていることもありましたが、気にならないレベルです。
「Beat Saber」のように体を動かす系では何も気になることはありませんでした。


PCと連動させて使ってみた感想 -VRムービーを見る-
これについては、早送りなどでは反応早くなりますが、折角の利便性を捨てている印象です。
普通にVR映像見るなら、別にPCと連動させなくても良いと思います。



余談:シェアにつきまして -SteamでプレイされているVR機器-
下のグラフは2020年12月版の実際にSteamで使用されているVR機器のシェアです。
Oculus Rift S」が25%に対し、「Oculus Quest」は16%、私が持っている「Oculus Rift」もまだ9%のシェアがあるんですね。

Oculus Quest」はおそらく1と2あわせたシェアだと思うんですけど、有線接続(Oculus Link)ができるようになって、画質を求めないスタンドアロンと画質を求めるPC連動を両用できる「Oculus Quest」のシェアが増えていっているように思えます。

Steam調査
■Steam ハードウェア調査:https://store.steampowered.com/hwsurvey/Steam-Hardware-Software-Survey-Welcome-to-Steam



HPが秋に発売する期待のVRヘッドセット reverbG2

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VRのヘッドセットに、大変気になるものが加わります。
それがこのHPの「reverbG2」です。
hp-reverb-g2-9
コントローラーはこんな感じ。
ダウンロード
この「reverbG2」、何がすごいのかと言いますと、コスパの良さです。
現行(2020年7月時点)で個人ユーザーが購入できそうな範囲でのハイエンドな製品は「VALVE INDEX」ですが値段がとにかく高い。

そして現行のVRの問題点で大きいのが、解像度不足による違和感です。
私は「Oculus Rift cv1」を保有しています。さすがに4年前のヘッドセットなので比べるのもどうかと思ったりもしますが、昨年発売された「Oculus Rift S」のレビューを見ていても、やはり視界の中に網目状のものが見えてしまう現象は改善されていないようで、これは解像度の不足によるものが大きいと思われます。

HPの公式URLの画像では、これがかなり改善されるとうたっております。
reverb_view

他のスペックで判明している部分も、最近出ている中で主要なVRのヘッドセットと比較してみました。

  reverbG2 Rift Rift S VALVE INDEX
解像度2160x2160×2
LCDパネル
1,080×1,200×2
OLEDパネル
※ペンタイル配列
1,280×1,440×2
LCDパネル
1440×1600×2
フルRGBLCD
レート 90Hz 90Hz 80Hz 120Hz(144Hz)
視野角 114度 110度 110度 130度
サウンド 5ヘッドホン一体型 ヘッドホン一体型(着脱可)スピーカー内蔵 ヘッドホン一体型
トラッキング 内蔵式光学カメラ×4 外部センサー内蔵式光学カメラ×5 外部センサー
IPD調整 ハードウェア側 ハードウェア側 ソフトウェア側 ハードウェア側
重量 約500g 約470g 約470g 約748g
発売 2020年秋頃 2016年3月 2019年5月 2019年6月
価格 599ドル 販売中止 49,800円 125,800円

VALVE INDEX」と比べてありがたいのは、トラッキングが内蔵光学式、つまりはトラッキング用のステーションを別途設置しなくてもよいことです。解像度もちょうど1.5倍あります。
軽いのもありがたいですね。結構VRのヘッドセットって長時間使うと、首つかれるんですよ。

価格もスペックの割には抑えられています。「VALVE INDEX」の半額ですからね。

ただPCの要求スペックが高いのが少し難点です。
VALVE INDEX」公式の推奨スペック、NVIDIA GeForce GTX 1070以上に対して、「reverbG2」は最高画質でのプレイでは、NVIDIA GeForce RTX 2070 Super以上を要求しています。
まじですか。うちの環境では既に無理・・・

とはいえ、楽しみなVRヘッドセットであることは事実です。
モニタの網目がどの程度改善されたかのレビューが出回ったころに、購入検討したいと思っています。

Nintendo SwitchのVR、面白い方向で発売

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2019年3月初頭、以前より噂にあったSwitchのVRキットを発表しました。
個人的には、下の写真のようなGearVRのようなはめ込み式ヘッドセット方式を想定していましたが、まさかこれもダンボールで作って遊ぶとは・・・
image201512081917521
で、こんな感じになるそうです。
NIN03_588x
l_koya_vr2

価格はダンボールで自作するにしては高めの「ちょびっと版」(2種類版)が3980円(税別)、完全版?は5種類は7980円(税別)。
l_koya_vr1
賛否両論あるかと思いますが、PCのVRを持っている私としては、悪い試みではないように思えます。

といいますのも、PCのVR、現状ではワイヤレスキットあるものの、バッテリーの持ちなども考えて現実的に遊べるのは、やはり有線のモデルになります。最近では各地のイベントや観光地、ゲームセンターなどでVRありますが、ほとんどが有線モデルを使用しています。
そしてハイスペックのPC(2019年3月現在で、20万前後のゲーミングPC)が必須です。

そしてPCを立ちあげてVRのヘッドセットをかぶってゲームを始めるまでが、案外時間がかかります。ヘッドセット自体、重いですし、夏は暑いですし、メガネかけられないですし、結構制約があるんです。
コンテンツ不足もあいまって、家庭用のVRはやはり一部マニアのものとなっている印象です。


そんな中、NintendoがVR出してくるなら、ライトユーザー向けのコンテンツを用意してくると思われますので、VRに少し興味あるけど初期投資が高すぎて悩んでいる層を取り込めるんではないかと思います。

ダンボールでここまで作り込んで来るとは、個人的には面白いとさえ思います。
まあダンボールなので、汗で黒ずんだりするでしょうし、耐久性もどうなんだろうと心配にもなります。

しかし思えばNintendoって、色々と新しいことに挑戦するのが好きなようで、失敗も多くありますが、成功例も多くありますので、このVRがどう転ぶか見ものです。

■元記事 1:Nintendo SwitchがVRデバイスに! 「Nintendo Labo: VR Kit」
■元記事 2:任天堂、24年ぶりVRに復帰 Switchと段ボールVRで

スタンドアロンの次世代VR「Oculus Quest」 399ドル(約4万5000円)

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Oculsuがまた新しいVRヘッドセットを発表しました。
今回もスタンドアロンで動く製品です。
Oculus

似た一体型製品との比較はこんな感じ。

Oculus Quest

VIVE Focus

Mirage Solo

Oculus Rift(参考)

国内価格(税込)

不明
(米国向け399ドル、日本円換算で約45,000円)

不明
(中国向け3,999元、日本円換算で約66,000円)

56,268円

 

ディスプレイ

1440×1600 2枚
OLED有機EL

2800×1600 1枚
AMOLED有機EL

2560×1440 1枚
LCD(液晶)

1080×1200 2枚(有機EL)

視野角

不明

110度

110度

110度

リフレッシュレート

72Hz

75Hz

75Hz

90Hz

トラッキング(ヘッドセット)

6DoF(移動も可)

6DoF(移動も可)

6DoF(移動も可)

6DoF(移動も可)

トラッキング(コントローラー)

6DoF(移動も可)

3DoF

3DoF

6DoF(移動も可)

対応プラットフォーム

Oculus Store(Quest向け)

VivePort(HTC)

Daydream(Google)

 


こうやって表で見ると、3年の発売日の差が性能に跳ね返っているような気がします。
解像度も「Oculus Rift」より上がっていますね。

何より大きいのは、PCに依存せず、スタンドアロンで尚且つ配線不要ということです。
外部センサーもなく、これ一台で動くようですので、すごい時代になった物です。

イメージはこんな感じです。


気になるのは、ソフトの販売ルートが「Oculus Store(Quest向け)」となっている点ですね。
Oculus Rift」で購入したソフトが使えるのか不明なので、例えば動画再生ソフトなど、慣れて使いやすいソフトが対応しておらず、買い直す必要があるかもしれません。

ただいずれにせよ、小遣いをまた貯めはじめることになりそうです。

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