カテゴリ

カテゴリ:IT関連

ノートPC買替の検討 -MSIの高コスパPC「GF63-11UC-105JP」-

カテゴリ:
我が家のノートPCは、過去の日記「MSIの13インチのサイズで14インチの画面のノートPC、PS42を購入して使ってみてのレビュー」を書いたころに購入しており、あれから5年が経ちました。さすがに少しスペック不足ではないかと最近感じています。

一番はWindows11へのアップデートの最低要件を満たしていないことが問題です。強引にアップデートはできるのですが、メモリが8GBしかなく、アップデートすると激重PCになることが確実です。

そこで新年を迎え、円安も一段落しましたので、ノートPCの買い替えを検討しております。

MSIの「GF63-11UC-105JP」のコスパについて

今買替を検討しているのは、この機種です。

こいつのすごいところは、11万円をきっていることです。レノボも同スペックくらいで同価格位のPCを出していますが、レノボは中国企業なので少し不安です。

その点、MSIは台湾企業で個人的には安心です。

ちなみに同クラスのスペックをHPなんかで買うと16万円位します。これ、超絶円安の頃でも11万円切っていたんで、MSIの日本市場にかける思いが伝わります。

Windows11のPCへの移行を急ぐ理由

とはいえ、何故買い替えなくてはならないのかと多分妻には言われると思います。なので、その理由を解説していきます。

Windows10のサポート終了問題

その理由としては2025年10月14日にWindows10がサポート対象外となるからです。

これ、遊びで使うなら良いのですが、セキュリティ対策がされなくなるので、個人情報の流出も考えられ、仕事にもっていくPCとしては不適切になります。

円安の影響

もう一つは円相場がひどく不安定なことです。この10年のドル円相場の推移を見てください。
円相場

このように、100円で1ドルだった10年前より円相場は大幅に下落しています。
PCのパーツはCPUこそintel使えばアメリカ製ですが、他パーツはほとんど台湾製です。

台湾ドルと円の為替レートもドル円相場と同じような下落幅となっております。
台湾ドル

これが意味するところは、海外からのパーツに頼っているPCは、10年前と比べたら単純に1.5倍に価格が跳ね上がっているということです。実際には明確に1.5倍にはなっていませんが、iPhoneなども値上げされたように、かつての値段では物が買えなくなってきています。

今少し円安が落ち着いて、140円前後で推移していますので、今のレートで安定したり更なる円高になればよいのですが、円高になる要因が私にはさっぱり見当たりません。

まとめ

この5年、「MSI PS42-8RA-052JP」は十分に活躍してくれましたが、個人的な印象ではやPCは5年くらいで1世代変わると思います。この世代というのは、OSが変わって前のOSのサポートが打ち切られることで起こると思っています。

例えば過去のWindowsのサポート打ち切り時期を調べてみると、
  • Windows 8.1 2023年1月10日に終了
  • Windows 8 2016年1月12日に終了
  • Windows 7 2020年1月14日に終了
  • Windows XP 2014年4月8日に終了(メジャーアップデートは2009年4月14日に終了)


  • と、3~4年ごとに何かしらのWindowsのサポートが終わっています。

    このサイクルとWindows12はまだ何も情報ないですが、いずれでてくることを考えると、Windows11の寿命も考えて、あまり先延ばしすると、今度はWindows12がもうすぐでるからどうしようとなり、買い時がわからなくなります。

    なので資金に余裕があるときに、購入検討したいと思っています。



    ロジテックのHDDが4台搭載できるケース「LGB-4BNHEU3」を購入しました

    カテゴリ:
    今回はHDDケースを新調したお話です。

    これまでは「玄人志向 HDDケース GW3.5AX2-SU3/REV2.0」というケースを2台使用していました。しかしこれ、配線がおかしくてHDDのアクセスランプがつかないのが1台あったり、接続が安定しなかったりして、あまり良いケースではありませんでした。そもそも玄人志向はユーザーサポートが糞なことで有名で、返品などにも対応は渋いです。

    そしてついに2台とも認識が運任せになりましたので、思い切ってロジテックのケースを購入しました。今購入した理由は、下のこの商品のAmazonでの価格変動表をみると、急速に値上がりが始まっているからです。
    価格

    しかもこの商品、ロジテックの直販ならAmazonよりも更に4000円安いという破格のお買い得商品でした。

    実物の写真
    実機の前に定規を置いてみました。
    IMG_5200

    IMG_5199

    HDDとの比較です。
    IMG_5201

    HDDに専用金具を取り付けて装着。
    IMG_5202

    更に前面カバーを取り付けます。
    IMG_5203

    部品の精度は問題なく、がたつきなども一切ない良品でした。


    使用してみた感想
    Amazonのレビューで多かったのは、うるさいという感想でした。他は発熱についての言及もありました。

    動作音

    我が家ではそもそもフルタワーケースがあり、これの中に200mmの大口径ファン「Thermaltake Pure 20 FN717 CL-F016-PL20BU-A」というものが搭載されており、これの動作音が普段からしているので、それほど気になりません。

    発熱について

    我が家の場合は年中空調で一定温度になっているので、異常な発熱は見られませんでした。とはいっても今冬なのもあるとは思いますが。

    転送速度

    USB3.0規格なので、転送にはかなり時間がかかります。本体に内蔵してあるHDDよりこのケースのHDDへ4TBのデータ退避を行った時には4時間以上の時間がかかりました。なので、常用するというよりは、本当に倉庫感覚での使用が良いと思います。

    HDDの自動電源OFF機能

    問題なく動作していますが、PCの電源カットを検知して10秒程度のラグがあります。

    ボタンの操作性

    これについて価格コムのレビューで、「文字が小さいので操作性が悪い」と書いている人がいましたが、私は何ら問題を感じませんでした。むしろあんなに単純な機械で、何がそんなに苦労するんでしょうかね?

    梱包

    すごく丁寧でした。これについても、価格コムのユーザーが適当な梱包で送ってきたとかかいてありましたが、私は何が問題なのかわかりませんでした。損傷などももちろんありません。あと、箱可愛いです。
    IMG_5193


    まとめ
    この商品を選ぶのに向いている人は、たぶんこんな人です。

  • コスパ重視(直販なら抜群に安いです)
  • 貴重なUSB Type-Cポートをつぶしたくない
  • これ、最近のHDDケースがUSB Type-Cポートを使用するものが増えてきた半面、デスクトップやノートPC含め、Type-Cポートがそもそも少ないので、できればType-Aポートを使いたい人向けには本当にいい商品だと思うんです。私も含め。
  • データは保管できれば転送速度など気にしない

  • 個人的には見た目も高級感あって、良い商品だと思います。ただおそらく売り切り終了で、USB Type-C対応の後継品に切り替わっていくと思いますけど。買うなら最後のチャンスじゃないですかね。




    Windows10 ブルースクリーン発生とその対処(VIDEO_SCHEDULER_INTERNAL_ERROR)

    カテゴリ:
    皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。


    さて、以前に日記で「Windows10 久しぶりにブルースクリーンでました(DPC WATCHDOG VIOLATION)」というものを書きました。

    今回はあれから9カ月、このようなブルースクリーンが発生しました。
    IMG_3371

    では停止コードからまずどんなエラーなのか探っていきます。

    よくでるWindows10のエラーコードと原因一覧
    私のブログ、結構ブルースクリーンで検索してくる人が多いので、折角ですからWindows10の頻出エラーコードなど調べて掲載します。

    エラー名 原因
    DPC WATCHDOG VIOLATION SSD/HDDドライバ
    VIDEO_SCHEDULER_INTERNAL_ERROR VGAドライバ
    CRITICAL_PROCESS_DIED デバイスドライバーに不具合が発生している
    システムファイルが破損している
    互換性がないor相性が悪いソフトの利用による不具合
    ハードドライブに不良セクターが発生している
    SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED ドライバーの不具合、破損
    メモリの破損
    システムファイルの破損
    ハードウェアの故障
    IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL Windowsのシステムファイルの不具合や破損
    デバイスドライバの不具合やエラー
    CPUやRAMのハードウェアの物理的な問題
    CPU温度の上昇、オーバークロック
    マルウェアやウイルスへの感染
    SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION Windowsと互換性のないアプリケーションの実行
    Windowsと互換性のないデバイスドライバーがインストールされている
    システムファイルの破損
    ファイルシステムに問題がある
    KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE ドライバー異常
    メモリの破損
    ハードウェアの故障
    MEMORY_MANAGEMENT 外付け機器・接続先ポートの不具合
    メモリの不具合
    マザーボードの不具合
    アプリケーションの不具合
    ドライバーの不具合
    更新プログラムの不具合
    UNEXPECTED_STORE_EXCEPTIONE Windowsシステム・標準アプリの不具合
    サードパーティのセキュリティソフトの不具合
    HDD/SSDの接触不良・故障
    デバイスドライバーに問題がある
    省電力の電源プラン・スリープ
    古いバージョンのUEFI/BIOSの不具合
    UNEXPECTED_KERNEL_MODE_TRAP デバイスドライバーの互換性に問題がある、破損している
    物理メモリ(RAM)が故障している
    セキュリティソフトの機能がドライバーの動作に干渉している
    Windowsのシステムファイルが破損している
    ストレージのファイルシステムが破損している
    INACCESSIBLE_BOOT_DEVICE ブートデバイスへのアクセスが不安定になっている(物理的な破損も含む)
    Windows 10のアップデートファイルにバグがあった
    デバイスドライバにエラーや不具合が発生している
    KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED HDDかメモリ
    システムファイル破損
    ドライバ関連
    接続中のUSBデバイス
    セキュリティソフト
    Windows Updateによる不具合
    VIDEO_TDR_FAILURE グラフィックドライバーの不具合や破損b
    PCI Expressの電源供給設定に問題がある
    休止状態モードが有効になっている
    高速スタートアップの機能が有効になっている
    グラフィックカードやCPUのファンの汚れやオーバークロックによる発熱
    グラフィックチップの専用コントロールパネルの設定に問題がある
    グラフィックカードなどのハードウェアの故障
    APC_INDEX_MISMATCH ドライバ・アプリケーション
    セキュリティソフト
    ハードウェアが物理的に故障している
    BIOSの仮想化機能
    BIOSのオーバクロック機能
    PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA メモリ、ハードディスク、グラフィックカード、マザーボードなどのハードウェアの故障
    ページングファイル、システムファイルの欠損
    ファイルシステムの破損
    ドライバ類
    BAD_SYSTEM_CONFIG_INFO デバイスドライバーの互換性に問題がある、破損している
    ハードディスクが破損している
    物理メモリ(RAM)が破損している
    ブート領域が破損している
    レジストリが破損している

    この中で、私の今回のエラーは「VIDEO_SCHEDULER_INTERNAL_ERRO」です。

    「VIDEO_SCHEDULER_INTERNAL_ERRO」の原因究明
    このエラーコードの場合、主な要因は新しいソフトウェア、ドライバ、ハードウェアの変更などのようです。そこで最近のWinodws10へのインストールされたものを確認しました。

    Windows10 アップデート履歴の確認

    直近のアップデートは、「KB5008212」という名称のもので、2021/12/14にアップデートされています。私はPCを毎日起動していますので、更新も即日または翌日行われたと思われます。エラーがでたのが12/24ですので、おそらく関係ないでしょう。

    直近のグラフィックドライバ更新履歴

    直近のドライバ更新は「GeForce 497.29 Driver」で、更新日は12/20(北米時間)です。これが怪しいですね。その前の更新日は12/1「GeForce 497.09 Driver」です。

    「VIDEO_SCHEDULER_INTERNAL_ERRO」の対処
    要因が判れば、グラフィックドライバを一旦アンインストールして再起動、インストールし直すだけです。
    下の図は更新の説明用に過去に使った画像ですが、これのアンインストールをして、
    Windows10-デバイスドライバーを更新して問題を改善する4

    最新のドライバを再起動後にインストールしてください。

    なお、使用しているVGAは、「ASUS TUF Gaming NVIDIA GeForce RTX 3080」です。
    結果、ブルースクリーンは今のところ再発していません。


    まとめ
    このエラーコードに関して言えば、ハードウェアの物理的は損よりもドライバ関係の事が多いようですので、対処は簡単ですね。

    ただし、AMD製CPUとNvidiaのグラフィックカードでの不具合がでることもあるそうです。
    その場合は、AMDのCPUのドライバ類もアップデートしましょう。




    Amazon Music Unlimited に気をつけろ -パケット(ギガ)の消費が急に増えた人へ-

    カテゴリ:
    2021年6月よりAmazon Musicは、「Amazon Music Unlimited」加入者に限り、これまで有料であった高音質でのストリーミング再生を無料で使用できるようになりました。しかし、落とし穴がありました。

    消えたパケット(ギガ)事件 -私のパケットはどこに消えた?-
    今思えば、この頃より何故か毎月容量ギリギリまで使っている月がありましたが、コロナの影響で出かけていなかったこともあり、使い切るまでは言っていませんでした。

    しかし2021年9月~11月、毎月パケットを使い切ってしまったんです。初月はたまたまかなとか思っていましたが、10月も2か月続けてパケット残量が0となりました。
    IMG_3246

    流石におかしいと思い、iPhoneのパケットのカウント機能を使用して、どのアプリがパケットを喰っているかをみてみました。すると、犯人が「Amazon Music Unlimited」であるのを確認しました。月半ばで7.1GBってどういうことと思い、原因を調べてみることにしました。
    IMG_3240 - コピー


    音質の違いは、データ通信量の違い -11倍の速度でパケットを消費していた-
    これまで、「Amazon Music Unlimited」は下の画像左側のSD品質で音楽を流していました。
    AmazonHD

    画像だと醜いかもしれませんので、文字にしますと、左から

    ・SD(ロッシー圧縮:320kbps):9MB
    ・HD(ロスレス・44.1kHz:850kbps):51MB
    ・Ultra HD(ロスレス・192kHz:3730kbps):153MB

    となっていて、例えば1分の音楽を再生する場合、

    ・SD:320kbps × 60秒 / 8 = 2.4MByte
    ・HD:850kbps × 60秒 / 8 = 6.375MByte
    ・Ultra HD:3730kbps × 60秒 / 8 = 27.975MByte

    となります。8で割っているのは、kbpsのbはbit(ビット)の意味でして、これは普通みなさんが良く見る容量ギガ(正式にはギガバイト)に直そうとすると、「1バイト(Byte)= 8ビット(bit)」で換算する必要があるからです。

    そして単位を更にそろえるため、大雑把に1ギガバイト=1,000メガバイト=1,000,000キロバイトで換算します。正式には下図のように端数がありますけど。
    byte_02

    これを基に、1ギガバイトで再生できる音楽の時間を算出すると、

    ・SD:1,000MByte ÷ 2.4MByte = 416分
    ・HD:1,000MByte ÷ 6.375MByte = 156分
    ・Ultra HD:1,000MByte ÷  27.975MByte  = 35分

    となります。つまりSD品質で約7時間も再生できた音楽がわずか35分で1ギガ消費するんです。


    対応策 -wifi下でない場合は、音質を落とす-
    iPhoneの場合は、以下の手順で設定できます。

    1.「Amazon Music Unlimited」アプリより右上の赤で囲った部分を選択
    IMG_3241

    2.設定を選択
    IMG_3242

    3.ストリーミング設定を選択
    IMG_3243

    4.モバイルデータの設定を、「標準」か「データ通信節約」を選択する
    IMG_3245

    以上で設定は終了です。

    最後に
    Amazon Music Unlimited」に限らず、パケットが急速に消費が増えた場合は何等か問題があると思います。その場合、iPhoneでは各アプリの通信料を見る機能が標準でありますので、確認してみましょう。


    できるfit auのiPhone 13/mini/Pro/Pro Max 基本+活用ワザ (できるfitシリーズ) [ 法林岳之 ]
    できるfit auのiPhone 13/mini/Pro/Pro Max 基本+活用ワザ (できるfitシリーズ) [ 法林岳之 ]


    Amazonの商品価格の変動がグラフでわかる。Google Chromeの拡張機能 -keepa-

    カテゴリ:
    今日ご紹介するのは、「keepa」というサービスです。
    このサービスは、Google Chromeの拡張機能です。
    Amazon keepa

    単体でのアプリもあるようですが、このサービスを一番便利に使えるのは、Google Chromeの拡張機能としてだと思います。
    使い方は簡単で、「chrome ウェブストア 」より「keepa」で検索してインストールするだけです。

    インストールされると、このような感じで、Amazonで商品検索すると、下の赤く囲ったところのように、グラフが出ます。
    Amazon

    この部分をアップで見てみると、右側にグラフ中の記号の説明があり、これを基に見てみると、9/3にタイムセールがあり、その5日後に新品の出品が同額まで値下げされていることがわかります。
    Amazon2

    このグラフを見てわかるように、Amazonは意外にセール期間以外でも安値になっていることがあります。同じ商品でも出品者により価格設定が違うので、値段をグラフを見て確認するのは大切なことだと思います。

    尚、この拡張機能はこの本に紹介記事がありました。

    ラジオライフ2021年 10月号 [雑誌]
    ラジオライフ編集部
    三才ブックス
    2021-08-25


    この本、たまにこういうアプリの紹介とかしていて、結構重宝しています。
    ちなみに、AmazonPrimeのKindleUnlimitedに入っていると無料で読めますよ。

    このページのトップヘ

    見出し画像
    ×