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これまでの日記で、トイレを覚えさせる話を何度かさせていただきました。
今回は最近の排尿事情をまとめたいと思います。

最近、運動不足対策でケージの外のペットサークル内に常時出している事が多くなりました。
その際は、私は必ず目の届く範囲で観察をしているのですが、おしっこをしたくなると、ちゃんとケージに戻っていきます。

糞もそれなりにトイレでしてくれますが、糞の場合は、走りながら方向転換すると、1個づつぽろぽろ落ちています。
お尻の穴は緩いのでしょうか?


そして尿の我慢できる時間ですが、1時間くらいの可能性があります。
というのも、嫁さんがソファーで遊ばせていたら、盛大に漏らしたそうです。

過去、1.5時間遊ばせても漏らさなかったこともありますが、体調によるのかもしれません。

ちなみにウサギの尿、何回か漏らされて分かったのですが、1回量が多いです。
我慢して一気に噴射する感じで、抱っこしている時にやられた時には、思わず陰部を押さえた為、余計に四方に飛び散る結果となりました。

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ウサコッツ、特に朝方に多いのですが、牧草を食べつくしてお腹を空かせていることがあります。
十分な牧草の量を提供しているはずなのですが、朝になると、床に落ちた牧草まで食べています。

そうなると、朝の小屋掃除や餌やりの時に噛まれます。


この対策に、私は最近、ケージの外から供給できるので、先に牧草をあげ、時間を置いてペレットをあげるようにしました。
目安は、牧草の食べる速度が落ちる頃です。


ただこの方法でも噛まれることがあります。
これを防ぐのに、もう一つやっていることがあります。

それは手で目を覆う事です。

ウサギがエサ時に噛んでくるタイミングは、エサ鉢を出すときと、それを戻すときです。
早く食べたいという気持ちがあるのか、特に戻すときには噛まれる危険性が高いです。

なので、戻すときはエサ鉢を一回見せて、ケージ内に戻ったウサコッツの目を手で覆いながらエサ鉢を戻します。


この方法、元々ウサギは視界を奪われるとおとなしくなる習性があるようで、しつけの方法の一つにも、暴れた時には目を覆うというのがあります。
ですので、同じようなことでお困りの飼い主様、一度お試しください。

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前回の日記で、しらずに行っている行為により、飼い主が私たちの家庭という群れの中で、ウサギの序列より人間の序列を下に勘違いさせてしまっている可能性について書きました。
「飼い主は常にウサギのSlave(奴隷)の地位に甘んじる」です。

そうならない為に、群れという視点で、しつけについて見直したいと思います。


ウサギは群れで過ごしますが、前回の日記でも書いたように、群れの中では役割分担ができています。
それを普段の生活から、喧嘩などをせずに、行動から序列を決定しています。

子ウサギにとっては、食事を毎日くれる相手は母ウサギのように思っているかもしれませんし、安全を確保してくれる人は群れのリーダー、遊び相手は親兄弟や同じ世代のウサギとなるでしょう。
そう考えていくと、今のウサコッツには、母ウサギの代わりになる人はいても、他のウサギの変わりはいないのかも知れません。
飼い主は基本的にかわいがることはしますが、本来のウサギが仲間と行っている、一緒に走ったり、時には怪我しない程度に喧嘩するなどのことはしません。


そうなると、別の方法で序列を決定するしかありません。喧嘩です。
とはいっても、生物としての大きさが決定的に違いますので、真剣に喧嘩すれば、ただの虐待になってしまいます。

なので、基本はウサギの生理的な欲求(餌の供給)などには答え、気に入らないなどの理由でウサギが攻撃してきた時には、毅然とした態度で臨むことです。
その際は、殴ったりしなくても、相手の攻撃が意味をなさないことを繰り返し教えるだけでも効果があると思います。

私の場合、以前の日記でも書いたように、しつけ用にバイク用の皮グローブを使っています。
噛んできても痛くないので、ウサギの目を見ながら、好きなだけ攻撃させた後に捕まえて、目を見て諭す、これをするとその後半日は無茶な起こりかたはしてきません。


また野生のウサギは、毎日決まった時間に決まったことをすることが多いようです。ウサギはあまり毎日の生活リズムが違うことを嫌う傾向があるようです。
我が家は、概ね決まった時間に小屋の掃除や餌やりなどをしていますが、こういったことも大切なようです。


やはりウサギのしつけは、人間側がルールを示し、それを知ってもらうことと、違反した場合にはしっかりしかることで、家庭という群れの一員になってもらうのがよいようです。

ウサギの社会性 ~ふれあい牧場 高原ハウスの群れを見て思うこと~

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先日、「ふれあい牧場 高原ハウス」へ伺って、野生と言えないまでも、ある程度の群れを築いているウサギたちを見ました。
その群れの中では、写真のようにボス的な存在はその群れの安全保障をし、群れの構成員は育児などを担当するなど、役割分担ができていました。

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これを見て、我が家のウサコッツに足りないのは、群れの序列の厳しさを知らない部分ではないかと思いました。
といいますのも、「ふれあい牧場 高原ハウス」のウサギたちは、見ていると、

1.餌は群れの序列の上のウサギから食べにくる
2.序列の下のウサギが餌を食べようとしても、横取りされ、これを積極的に奪い返そうとはしない
3.むやみに威嚇などの行動をしない(ブッブッと鼻で鳴いたり、噛む、ひっかく等の行動)

のように、しっかりと群れの中で教育がされているように思われました。
我が家のウサコッツは、気に入らないことがあれば、すぐに威嚇行動をとります。


ではウサギの社会とは、実際にどのようなものなのでしょうか?
10年ほど前の新聞記事(「さいとうラビットクリニック」(東京都北区) 斉藤久美子院長のお話し)などから情報を拾ってまとめると、

まず、ウサギの群れの構造は、1頭の強いオスの下に下位のオスが少数いて、それぞれに複数のメスが所属します。
この序列ですが、ウサギの場合、直接の戦いは行わず、マーキングや巣作りなどの普段の行動を通じて行われるようです。
これでどうしても解決しない場合は、大きなけがを負うか死ぬまで戦うこともあるようです。

そしてこの群れに入ろうとするウサギは、繁殖期以外の時期に群れに合流します。
なぜなら、繁殖期のウサギのオスの役割は、他のオスもしくは群れから、自分の群れを守ることにあるからで、この時期に無理に群れに合流を試みると、前出のように死ぬ気で攻撃をすることがあります。


そして、群れに無事に合流を果たすと、暫定的に序列1位として扱われ、普段の生活の中から序列のおい落しが始まります。
この際、服従のしるしとして、序列が下のウサギは、序列が上のウサギの頭をなでるようです。


ここまでブログを書いていて気づきました。私と妻、ウサコッツになめられているかも知れません。
知らない間に、ウサギ界の服従の行動をしていたようです。
このような、飼い主の無自覚な行動は、「飼い主は常にウサギのSlave(奴隷)の地位に甘んじる」という海外での研究報告などにつながっているようです。


よって、次回の日記では、脱Slave(奴隷)を考えたいと思います。

ウサギのトイレは、臭いでなくて、位置で覚えている可能性について

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ウサギのトイレのしつけ、丁度我が家にウサコッツが来たころの日記で何度かとりあげました。
その際、実際におしっこをしたペットシーツを使い、臭いで習慣化を図りました。

その時の経験から、ケージ内のトイレはわざとにおいが少し残るように掃除をするようにしてきました。
それをするようになってからは、1年間、トイレ以外でのおしっこはほとんどしなくなりました。


しかしここ最近、ウサコッツがケージ内の物を移動するようになって、トイレが本来あるべき場所でおしっこをしている事が多くなりました。

最初は偶然、へんなところでおしっこをしたと思っていましたが、段々、ウサコッツはトイレの場所、エサの場所を覚えているのではないかと思うようになりました。
トイレ以外でも、ドライフルーツをあげる際、毎回必ずエサ鉢に入れる様にしていたら、最近はドライフルーツを見ると、エサ鉢の方に走っていくようになりました。

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このことから、ウサギはやはり、臭いだけではなく、場所もしっかりと記憶できるんだなあと確信できるようになりました。

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