飛騨で本格イタリアンが食べられるペンション -オルベージュ 飛騨の森-
先日、GoToトラベルで岐阜県高山市にある「オルベージュ 飛騨の森」に行ってきました。場所はここ。
アクセスが車ならよく、高山の中心地(JR高山駅)まで車で15分くらいの距離なのに、森の中にあります。ただナビがないと少し入り口がわかりにくいのが難点です。
実際に宿泊した客室です。
元々外国人観光客が多かったそうで(8割以上)、部屋の中は広々として長期滞在に向いているような印象です。ベッドも寝心地よかったです。
そしてここに泊まった最大の理由、食事です。ここのオーナーシェフはイタリアやオーストラリアで
修行された方だそうです。私たちが宿泊した少し前にも、岐阜県知事の食事会のシェフを務めたとか言っていました。
食材へのこだわりもすごく、この一品目はいまだに感動忘れられないほどのインパクトのあるポテトサラダでした。
前菜 熟成ジャガイモのポテトサラダ
このサラダ、2年間低温で寝かせたジャガイモをつかったサラダだそうです。これが味が濃厚。クリームチーズと卵が一緒に乗っかっているんですが、これとの相乗効果で本当に体験したことのない、うまみが凄いサラダでした。なんと言い表していいかわからないレベルです。これは是非食べてみるべきサラダだと思いますが、オーナーシェフがその時々で最高の食材を出すとのことで、このサラダは今の時期(10月)しかでてこないようなことを言っていました。ああ、残念。
ブドウとエビの入ったリゾット
これにはブドウが入っていました。えっ、ブドウ?とか思いましたが、これがクリームソースに絡めたエビと絶妙にあっていました。牛テールの自家製パスタ
牛のテールとパスタです。テールは以前仙台旅行した時に食べましたが、適度な歯ごたえがあってうまみもあります。牛ほほ肉とナスのソース
多分ですけど、ほほ肉を赤ワインで煮たんじゃないかな。普通長時間煮るとぱさぱさするんですけど、これはジューシーに仕上がっていました。ナスをソースにするという発想もすごいですね。デザート チアシードとタピオカ
これもおいしかったです。この料理、気になったのは器。この器、陶器なのですが、銀の釉がかかっていて、金属っぽい質感なんですね。
この器は「ギャルリももぐさ」の銀彩ピューターシリーズというもののようで、3年待って作ってもらったとか言っていました。
まとめ
ここの宿のお食事は本当に最高でした。その割にお値段は抑え目で、GoToトラベルでない状態で宿泊してもそれほど高いわけでもなく、気合を入れていく都心部のレストランと同程度のお値段で食事と宿が確保できるのはコスパ最高だと思います。■名称:オーベルジュ飛騨の森
■住所:〒506-0035 岐阜県高山市新宮町3349-1
■電話:0577-34-6575