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〇品種の由来:
ARBAへの登録は1918年と比較的早めです。原産国はドイツ。フレミッシュジャイアントを原種に持ちます。

〇体格:
体重は5kg前後。かなり大型のウサギです。
特徴は白黒の模様と、背中の黒ライン、目と鼻周りの黒色です。

〇性格:
このウサギは珍しい品種改良の方向性で、通常はより慣れやすく、愛らしく調整していくのですが、野性味を至上とした品種改良がなされました。その結果、オーナーでも気を付けないと手を噛まれるほどの気性の荒いウサギになりました。
ウサギの本などによれば、この気性の荒さはしつけをうまく行い、優しく、ストレスをかけないように世話をしていくことで、他の種類ほど慣れないにしても、信頼関係はきずけるようです。ここまで来ると、番犬ならぬ番兎にもなるぐらい頼りになる種類のようです。 
 
〇育て方のポイント:
このウサギは、常に動きまわる姿が理想とされる為、警戒心が強い品種です。賞レースでは、手を叩いたりしてわざと警戒させたり、動き回らせたりします。

何度か書いてきているように、攻撃的な性格によりストレスを受けると噛まれることもあります。その場合、大型であることから、小型種に比べ怪我をする可能性が高いです。しかしストレスに気をつければ、普通のウサギと変わらないようです。

体格が大きいので、広めのケージで飼い、運動をできるスペースを確保できないとストレスを感じるようです。

■実際の動画:Checkered giant Vs Checkered f2 flemish giant