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【Fuluのドラマ】HOMELAND

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今回は、以前の日記「【Fuluのドラマ】タイラント -独裁国家- シーズン2」で名前があがってい「HOMELAND」というドラマを紹介します。

今回のドラマは、これまでご紹介したドラマのように、1枚の画像で雰囲気が伝わる、しっくりくる画像がありませんでした。下のは、海外版シーズン4のジャケット画像です。

hls4

予告編もあります。今回はシーズン2の予告編をチョイスしました。
といいますのも、シーズン1の予告編は、どうも魅力を伝えきっていない感じがしましたので、こちらの方が分かりやすいかと思います。



この作品は、注目度で言えば、「ブレイキング・バッド」並みに多くの賞を受賞していて、エミー賞&ゴールデングローブ賞作品賞及び主演女優賞をダブル受賞しています。

毎回ご紹介している製作陣は、人気ドラマ「24」や「アウェイク ~引き裂かれた現実」など数々の大ヒットドラマを生み出してきたハワード・ゴードンと、このホームランドの原作となった作品(イスラエルで製作・放映)で名をあげたギデオン・ラフが関わっています。
この2名は、タイラントでも再び一緒に作品を撮っています。


この作品の内容ですが、対テロ業務を行うCIAのキャリー・マティソンと、イラクで任務中に行方不明となり、CIAによって救出されたイラク帰還兵の米海兵隊員ブロディが主役となって進みます。
今回も、他のアメリカドラマ同様に、主役には強烈な個性を持たせています。といいますのも、キャリー・マティソンは、双極性障害を抱え、薬を飲んでいる状態であり、強烈な思い込み(妄想含む)で任務を進める傾向があり、もう一人の主人公のブロディに対し、ただ一人、スパイであるという疑いから行動をしていきます。
そしてキャリーは監視対象である筈のブロディとの距離を急速に縮めたりします。


これ以上先はネタバレとなりますので書きませんが、サスペンスとヒューマンドラマが入り混じった感じで面白いドラマです。
ただ、私の個人的な感想では、最初の3話、全然話が前にすすまないので、途中で見るのやめようかと思った作品でもありました。でも4話以降はぐりぐり話がすすみ、意外な展開の連続で面白いと思います。

ちなみにfuluでは、シーズン3まで公開中です。Amazonプライムはシーズン1のみの公開となっています。
※2016/7/15現在





アメリカでは、2015年にシーズン5までが放送されていますので、fuluでも公開してくれないかなと思っています。


後は本編と関係ないですが、ブロディの妻役のモリーナ・バッカリン(Morena Baccarin)、綺麗ですね。

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【Fuluのドラマ】ザ・ラストシップ

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このドラマは、ミリタリー要素と人類滅亡を掛け合わせた内容になっています。
まずはこの予告編をご覧ください。

■予告動画:


かなりの緊迫感が伝わるかと思います。

ちなみに一番よく世界観を表していると個人的に思ったバナーはこれです。

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どうです?世紀末感でていると思いませんか?そしてちらっと見えるのが、アーレイ・バーク級駆逐艦「ネイサン・ジェームズ」です。

内容ですが、世界中に広まった伝染病を根絶するために、アメリカ海軍のアーレイ・バーク級駆逐艦「ネイサン・ジェームズ」に一人の科学者が乗り込み、ウィルスの始原株を探し、ワクチンを作り出すことから始まります。その過程で謎の勢力との戦闘が繰り広げられていきます。

またこの作品中では、多くの戦闘シーンがあり、それだけでなく、救うべき人と敵対する苦悩、失われていく仲間、逆境からの成長は描かれていて、これらが魅力なんじゃないかと思います。

あまり詳しく書くとネタバレになりますので、今回も監督の紹介などしていきます。


先日の日記で、アメリカドラマの魅力の一つに予算をかけてしっかりと作っていると書きました。このドラマは特に予算がかかっています。

監督が「マイケル・ベイ」という人で、この人は巨額の予算をかけ、巨額の利益を生み出すことで有名な監督なんです。この方の代表作は、『トランスフォーマー』『アルマゲドン』『パール・ハーバー』『バッドボーイズ』と有名どころで、かつアクションが派手なのが特徴です。
その派手なアクションの根幹には、CG全盛のご時世に、実写の良さも活かしていく姿勢にあります。『トランスフォーマー/リベンジ』では、ハリウッド映画史上最大級の火薬の量で爆破シーンを演出しました。

ちなみにマイケル・ベイがトランスフォーマーとってた時は、こんな感じで爆発の中、映像を撮影したそうです。
なんだが、戦場カメラマンみたいです。

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そしてこの作品、実際の軍艦が使われています。アメリカ海軍全面協力の下、実際のアーレイ・バーク級駆逐艦「ハルゼー」等が撮影に使用されています。ちなみにこのアーレイ・バーク級、いわゆるイージス艦と呼ばれる船であり、日本のイージス艦にも影響を与えたクラスです。

これが実際のアーレイ・バーク級駆逐艦「ハルゼー」の画像となります。

ハルゼー



現在、fuluにて、シーズン2が配信されており、今週(2016年7月第3週)、ついに最終話が配信開始されました。



そして、シーズン2を見終わって、少しネタバレになりますが、一旦はここで終わっても良いようなストーリーとなっていました。感染終息に向けての目途が立ち、アメリカは無政府状態から立ち直る最初の一歩を踏み出すところで話が終わりました。次のシーズンにつなげるために、伏線を貼った状態でですが。

アメリカでは既にシーズン3の配信が2016年6月19日より開始されており、今後に期待の作品となっています。

アメリカドラマと日本のドラマの違い

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今日は最近、多くのアメリカドラマを見て気づいたことを書きたいと思います。

○制作費の違い:
日本のドラマが悪いというわけではありませんが、セットなどを見ると、かかっているお金が明らかに違うと思います。お金かければいいものができるかといえばそうでもないのですが、アメリカのドラマはハリウッド映画の品質のままで話を何話も作っている印象です。

実際に調べてみると、雑誌「Flash」にのっていた金額ですが、1話あたりの制作費をまとめます。

1話平均の制作費
アメリカドラマ日本のドラマ
ROME     9億円HK大河ドラマ 約6000万円
glee      3億円NHK朝ドラ   800万円(週4000万円)
ザ・パシフィック 20億円フジ昼ドラ    300万円(週1500万円)

となっています。ただアメリカドラマは1話目で視聴者を引き込むため、ここに通常の数倍の予算を割り振りますので、例えばCSIなどの例で行きますと、平均1話で1億円の費用が使われているそうです。最近の予算では、アメリカの地上波では約3億円、ケーブルテレビで約2億円の費用をかけているようです。

またスポンサーにプロデュースするためのパイロット版の制作には、平均で4億円の費用がかけられるようです。
■資料1 サイゾーウーマン:http://www.cyzowoman.com/2011/05/post_3512.html
■資料2 1時間ドラマのパイロット版の平均製作費:http://www.eidc.com/EIDC_Press_Release_050405.pdf


○俳優陣の厚さ:
アメリカのドラマを見ていて、あまり同じ俳優をみないことに気づきました。まったくかぶっていないとは言い切れ
ませんが、人種も多様で、色々な層の俳優がいます。日本のドラマには若いアイドルが多く、力を持った事務所に人事権があるのか、あまり変わり映えがしないキャスティングになっているように思われます。
悪役はそれらしい人相の役者を採用したりしていますし、俳優の人気で視聴率をとりにいっていないように思います。
またテレビ俳優と映画俳優がわかれているようで、一部かぶっていることもありますが、ERやプリズンブレイク、24の俳優が、テレビシリーズの映画化以外で他の映画にでることがあまりないようです。どうやら、映画俳優>テレビ俳優のような位置づけがあるようです。


○結果を短期に出さないと打ち切られる:
日本のドラマって、つまらなくても少なくとも5話程度は続きますよね?
しかしアメリカドラマは、前シーズンが高視聴率でも、今シーズンが評判悪ければ、Sweep期間(打ち切りか否かをジャッジする2週間)で打ち切りが決まります。これのおかげで、ドラマの新陳代謝がいいのではないかと思います。
もちろん弊害もあると思います。例えば、ウォーキングデッドを見ていると、明らかにテコ入れの回というのがあるように思われ、その回ではバーゲンセールのようにゾンビが出てきて、重要人物もあっさり死にます。


○ワンクールの長さ:
日本は11話前後、アメリカは原則が24話です。長いのがいいとはいいませんが、ワンクールが短すぎると、ストーリーが荒くなる傾向があります。
しかし、1話完結の話なら、日本の形式でも問題ないと思います。なので、日本のドラマは、あまり重厚などらまってないように思います。


○放送局が多い:
アメリカはキー局以外にも、地方の局、スカパーなどの衛星放送、ケーブルテレビなどの有料放送局が盛んに番組を作ります。一説には1000を超える放送局があり、1800局という人もいるようです。
そこから勝ち上がってくるドラマは、かなりの魅力がないと世に出ません。日本に入ってくるドラマはそのなかから、字幕などのローカライズの手間をかけても利益がでると思われたものが入ってきている訳ですので、やはり魅力があるものが多いのではと思います。


○キャストや採算で企画は通らない:
アメリカは映画なども、まずパイロット版を作り、投資家を集める所から始めます。そのパイロット版の前に、局の上層部の審査もあります。そしてパイロット版がうければ、投資家が更にお金を出しますが、そうでなければ、そのまま没です。
なので、確実に視聴者にうける内容のものを作る必要があります。その際には、キャストや採算よりも、脚本が重視されます。脚本さえ良ければ、投資家が莫大なお金を出すようです。


このような違いから、アメリカドラマは魅力的な作品が多いように思われます。
とはいえ、制作費がかかってなさそうなものでも面白い物もあります。

例えばFuluオリジナルで放映されていた「ニーチェ先生〜コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた〜」なんかは面白いと思いました。



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他にも低予算のドラマでは、「勇者ヨシヒコと悪霊の鍵」などもありましたね。今度、新しいシーズンやるそうですけど。
■勇者ヨシヒコと悪霊の鍵:http://www.tv-tokyo.co.jp/yoshihiko2/ 



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