Ninjya1000(2015モデル)、ABSが故障しました -車検とおらない状態に-
11月に入ったころより、ABSの警告灯が点灯したままになっています。これは停車中の画像ですが(走行中に写真撮れないので)、画面下側の黄色のランプがABSの警告灯です。実際にABSが効いていないのか、時速50kmから急ブレーキをかけてみたりしましたが、効いていません。でもまあ乗れないことはないので、気にせず乗っていました。
そして一応、対応など調べようと思って調べてみると、大変なことがわかりました。
車検が通らない・・・ そして、整備不良で捕まることも・・・
そこで今回は、バイクのABSについてまとめました。
気になる修理費用
ネットで調べた限りの一般的なバイクのABSに関するトラブルの原因と修理費を書きます。1)ABSに関連するヒューズが切れている
ヒューズボックスよりABS関連のヒューズを確認します。Ninjya1000は、シート下、タンクより右側にヒューズボックスがあります。切れていれば交換、接触不良なら抜き差しを数回行います。2)ホイールスピードセンサーの不良
ABS搭載車車両にはホイール部分にローター、フォーク部分にセンサーが付いているらしいです。修理費はセンサーの値段が1,500円前後~8,500円と車種により値段が変わってきます。これに工賃が10,000円前後~20,000円前後加算されます。
3)スピードセンサーローターの不良
ローターのゆがみでうまくセンサーが作動しなくなることもあるそうです。これを交換をする場合にはローター自体の部品代が2,500円前後~7,500円前後、工賃が5,000円前後~16,000円前後かかるそうです。4)ABSコントロールユニット(アクチュエーター)の不具合
スピードセンサーより送られてくる信号から、タイヤがロックしているかどうかを判別しているユニットです。これが故障すると大変高額な修理費がかかります。ユニット本体の値段は65,000円前後~90,000円前後、バイク屋さんへ交換を依頼した際の工賃ですがブレーキフルードの交換、エア抜きを含め16,000円前後~40,000円前後となります。
私の場合はどんなことが予想される?
こういった場合、バイク屋の対応として、2~4を順に試していくことが多いそうです。ですので、まず(1)は自分でもなんとかなりそうなので、試してみます。ダメなら、バイク屋に持ち込んで(2)を試して25,000~30,000円、(3)を試して25,000円、それでもどうにもならなければ130,000円くらいとのことです。
同じような症状でNinjya1000を修理した人のブログを見ると、その方も7年乗って20万円の修理費を請求されたようですね。これは、Ninjya1000はABSコントロールとFI(エンジン)が1つのブロックで構成されており、パーツ代が高い(15万円程度)するからだそうです。
しかも20万円かけても、治る保証がない・・・
私の場合、通勤で使っているのでバイク屋に入院してもらうわけにもいかず、どうしようか途方に暮れているところです。
ABSに関する解説
ABSシステムの概要と重要性
定義: ABSは、急ブレーキ時にタイヤがロックされるのを防ぎ、グリップ力を最大限に保つためのシステムです。仕組みとしては、断続的にブレーキをかけることで、タイヤがロック状態になって滑らないようにし、これによりブレーキの安全性が高まります。
機能不全のリスク: ABSが正常に作動しない場合、急ブレーキ時にタイヤがロックし、滑ってしまう危険があります。特に古いバイクにはABSが装備されていないことが多いですが、新しいモデルでは安全性向上のためにABSの搭載が義務付けられています。
ABS警告灯の点灯とその意味
警告灯の点灯: ABS搭載車では、メインスイッチをオンにするとABS警告灯が点灯し、エンジンを始動して消えれば正常です。点灯したままの場合はABSシステムに異常があると考えられます。
故障原因: ABS警告灯が点灯する主な原因としては、ヒューズ切れ、ホイールスピードセンサーの不良、スピードセンサーローターの不良、ABSコントロールユニットの不具合などがあります。
法律上の取り扱いと車検
違法性: ABS付きのバイクでABS警告灯が点灯した状態で走行すると違法となり、故障の場合は「整備不良」とされ、交通点数が加算され、罰金が科される可能性があります。
車検の規定変更: 2017年2月から、ABS警告灯が点灯している場合は車検に通らなくなりました。これはブレーキや原動機などの警告灯も同様です。