ウサギに急速に広まるウィルス感染 -ウサギ出血病-
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えっ、コロナってウサギにも感染するの?
そう思って記事を見てみると、どうやら「ウサギ出血病 2型ウイルス」(Rabbit Hemorrhagic Disease virus type 2:RHDV2)というもののようで、人間が騒いでいるコロナウィルスとは関係ないようです。
兎ウイルス性出血病は、体内の出血や臓器の膨張、肝臓のダメージなどをもたらす病気とのことですので、どちらかというと、エボラ出血熱の症状が近い気もします。
兎ウイルス性出血病のタイプ1は1984年に中国で発見され、研究者らはアンゴラウサギから感染が始まったと考えているようです。タイプ2は2010年にフランスで発生した後、欧州に広まり、近年はオーストラリアでも感染が広がったようですね。これがアメリカで急速に広まりつつあるようです。
既に欧州ではワクチンが開発されているようですので、これを摂取すれば予防は可能な感じですね。
※日本・アメリカは2020年5月現在、未認可
アメリカでは家畜経由で感染が広まっているようです。
ハエなども媒介者としてあげられているようです。
対策としては、ペットのウサギを外に出さないことです。
ウサギもステイ・ホームでございます。