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タグ:嗅覚

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私は周りにはあんまり言っていませんが、実は匂いがあまりわかりません。とはいえ看護師という仕事をしていて嗅ぐ、強烈な匂い(便・尿・風呂に入っていない人の匂い)などはわかります。

タイトルのような匂いは、20代より40代後半の今になるまで10cmくらいの距離でないと匂いませんでした。

理由はおそらく当時勤めていた病院の耳鼻科の先生に、アレルギー性鼻炎で困っているならタダでやってあげるから新しい「鼻腔粘膜焼灼術」を試させてよと言われ、鼻の粘膜を薬液で焼いてから、臭いとか刺激臭しかしない世界で20年生きてきました。

それが丁度半年前から再び匂いがわかるようになってきたんです。最近では数メートル離れていてもUFOの焼きそばの匂いがわかるようになりました。しかしこれの理由、何なんでしょうか?

嗅覚が改善する要因についての説

調べてみると、3つの説を見つけました。

嗅覚細胞の再生:
嗅覚は、鼻の奥にある特殊な細胞によって感知されます。これらの嗅覚細胞は、一般的には成人でも再生することが知られています。20代前半に受けた鼻腔粘膜焼灼術による影響が徐々に軽減し、嗅覚細胞が回復または再生することで、嗅覚が徐々に改善された可能性があります。

脳の適応と学習:
脳は非常に適応性が高く、損傷した感覚を補うために新しい神経経路を作ることができます。時間が経過するにつれて、脳は嗅覚情報を処理する新しい方法を学び、改善された嗅覚を体験するかもしれません。

健康状態や生活習慣の変化:
全体的な健康状態や生活習慣の変化も嗅覚に影響を与えることがあります。栄養状態の改善、喫煙の停止、または慢性的な健康問題の解決など、嗅覚にポジティブな影響を与える可能性があります。

うーん、ふわっとしていますが、まあ原因としてはあり得そうです。ただ半年前というキーワードから考えてその頃におこった生活の変化に何か要因がないのかも考えてみました。

栄養学的な見地から嗅覚の回復を考える

そういえば半年前というと、「二次性変形性股関節症」の診断を受けて、少しでも栄養状態を改善し、軟骨の再生を目指し始めた時期です。

■当時の日記:食事で軟骨を守りたい -二次性変形性股関節症改善に向けての取り組み-

この頃には、普段のサプリ(NATUREMADE スーパーマルチビタミン&ミネラル)に加え、カルシウムを含み、骨の形成を助けると書いてあるサプリ「ネイチャーメイド スーパーカルシウム 」を飲み始めました。



また納豆も骨の形成に良いとのことで、毎日食べるようにしています。
嗅覚の再生に必要な栄養素を調べてみると、先日書きました、反射神経を改善させる栄養素と似通っています。

ビタミンAビタミンAは、視覚だけでなく嗅覚にも重要な役割を果たします。このビタミンは粘膜の健康を維持し、嗅覚細胞を保護するのに役立ちます。ビタミンAは、レバー、魚の油、野菜(特に緑黄色野菜)、果物に豊富に含まれています。

ビタミンB12と葉酸神経系の健康を維持し、神経伝達をサポートするのに重要です。これらは、嗅覚を含む感覚の伝達に関与しています。ビタミンB群は、全粒穀物、肉、魚、卵、乳製品、葉緑野菜に含まれています。

ビタミンCとビタミンEこれらの抗酸化ビタミンは、細胞を損傷から保護し、炎症を減少させるのに役立ちます。これにより、嗅覚細胞の健康が維持され、嗅覚機能が改善される可能性があります。ビタミンCは柑橘類の果物、トマト、ピーマンに、ビタミンEはナッツ、種子、植物油に豊富です。

オメガ3脂肪酸 神経組織の重要な構成要素であり、抗炎症作用があるとされています。これらは、脳の健康をサポートし、神経系の機能を改善するのに役立ちます。オメガ3脂肪酸は、脂肪魚(サーモン、マグロ、サバなど)、亜麻仁、チアシードに含まれています。

亜鉛 亜鉛は味覚と嗅覚の機能に必要なミネラルであり、嗅覚細胞の成長と維持に重要な役割を果たします。亜鉛不足は嗅覚障害の一因となることがあります。亜鉛は赤肉、鶏肉、豆類、ナッツ、穀物などに含まれています。

納豆はあまり関係なかったのですが、追加で半年前から飲み始めたサプリで亜鉛が増加したのが良かったようにも思えます。他の栄養素は(NATUREMADE スーパーマルチビタミン&ミネラル)が網羅していました。

亜鉛の摂取量

では亜鉛の成人男性・女性の必要な摂取量はどの程度なんでしょうか?

米国の国立衛生研究所(National Institutes of Health, NIH)によれば、

成人男性: 11 mg/日
成人女性: 8 mg/日


だそうです。この必要量を食品から摂ろうとするなら、例を挙げるとこのくらいが必要だそうです。

例1)亜鉛を含む食品とその量:牛肉 (85gで約5.3 mgの亜鉛):
焼き肉やステーキなど、約170gの牛肉を食べることで、約10.6 mgの亜鉛を摂取できます。

例2)豆類 (1カップのひよこ豆で約2.5 mgの亜鉛):
ひよこ豆を基にした料理やサラダに4カップ分を使用すると、約10 mgの亜鉛を摂取できます。

例3)カシューナッツ (1オンスで約1.6 mgの亜鉛):
約200グラムのカシューナッツを食べることで、約11.2 mgの亜鉛を摂取できます。

例4)チーズ (チェダーチーズ100gで約3.1 mgの亜鉛):
約350gのチェダーチーズを食べることで、約10.85 mgの亜鉛を摂取できます。

こうやってみると、結構食べないと亜鉛とれません。ちなみに今使用しているサプリの場合、

1.「NATUREMADE スーパーマルチビタミン&ミネラル」 亜鉛:6.0mgを含有
2.「NATUREMADE カルシウム・マグネシウム・亜鉛」 亜鉛:7.0mgを含有

で2つのサプリを併用すると、丁度良いくらいの亜鉛がとれます。尚前出の米国国立衛生研究所(NIH)によると、亜鉛の上限摂取量(Tolerable Upper Intake Level: UL)は、成人男女で1日あたり40 mgです。

これを超えると、
  • 吐き気や嘔吐
  • 下痢
  • 頭痛
  • 免疫系の抑制
  • 銅不足による貧血や神経系の問題
  • 長期間の過剰摂取による免疫機能の低下
  • 胃腸の不快感

といった症状が現れます。

まとめ

ここまで調べてみて、どうやら納豆はあんまり関係なさそうですが、サプリの増量が良い影響を出しているように思えます。
それにしてもここ最近の調べ物で毎回出てくる亜鉛は中々優秀な栄養素ですね。

とはいえ、こういうのは本来は食事から摂るべきでして、またバランスが大切だと思います。
でも正直、こんなに食品が上がってくると安い野菜、安い肉なんかを食べていて、魚も高くて買えないし、どうしても栄養は偏りがちです。

これは勧めていいものかわかりませんが、食生活のバランスに自身がない方、サプリに頼るのも手段の一つです。

そして嗅覚復活万歳です。UFOが一段と美味しく感じるようになりました。










お出かけの気配を察したウサコッツ

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本当は動画で撮りたかったのですが、動きが素早いのと、ケージ越しだとiPhoneではピンボケするので、写真にしました。

私や妻が出かけていく前、我が家ではこれをあげることにしています。


お留守番のご褒美です。
最近では、服を着替えるだけで、察してこのようにドライフルーツをねだりに来ます。

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すごいと思うのが、同じ着替えても、パジャマや部屋着には反応しません。
どう見分けているのか、出かける時の服にだけ反応します。ウサギは視力が悪い筈なので、音で判断しているのかもしれませんが、それだと、どの服を着ても一緒だと思います。

■以前の関連記事:うさぎの視界【画像で解説する視界と、ウサギの恐怖心】
■以前の関連記事:ウサギがぶつかるのは【ウサギの視力】

匂いなんでしょうか?嗅覚はかなり良いようですが、私は部屋着と外着は、必ずシャワーを浴びてから着替えているので、匂いを部屋着やパジャマに持ち込んでいるとも思えません。

そうすると、やっぱ服を見て判断しているんでしょうね。不思議です。
 

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 いつも寝顔をとってやろうと思い、物音を立てずに近づこうとしていますが、どうもうまくいきません。

これまで、
  • すり足
  • ほふく前進
  • テレビを見てるふりをして、腕の力で数cmずつ近づく 
などの方法を試しましたが、全滅です。いろいろやってみて、我が家のウサコッツの場合ですが、ある距離まで近づくと気配かにおいなどを感じているのではないかという仮説にいきつきました。

 そこでエアコンをつけている風下より接近しましたが、やはり同じ距離でばれます。ちなみに、背後から近付いても結果は変わりません。

 そうなると、やはり人間のように気配を感じているのか、においを嗅いでいるのでしょう。そう思って、香水をふりかけ、匂いを変えて近づきましたが、これも失敗しました。そうなると、やはり気配を感じている説が有力になりますね。


 このようにいろいろやってわかったウサコッツが私に気づく範囲ですが、75cm程度を超えて近づくと気づかれます。これより遠くても、じっと遠くから見ていると気づかれることもあります。ウサギの索敵能力はすごいですね。 

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 前回の日記に牧草のことについて書きましたが、ウサギは嗅覚が鋭く、臭いが重要な用です。ですので、他の飼い主の方々がどのような管理をされているのか、ネット上でチェックしてみました。

 するともっとも多いのは袋の切り口をまとめて、テープやクリップでとめる方法です。これに食品用の乾燥剤などを入れている方も見えましたが、多くの方が、ウサギの牧草が入る容器がみつからないという理由でこのような形での保管となっているようです。
 他には米びつに入れている方、衣装ケース、プラスチックケースに入れている方などがいました。

 どうやら、前回の私の日記にも書いたように、ウサギの牧草の消費速度が速く、多くの方が1ヶ月以内に食べきっているのであまり気にされていないようです。

 とはいえ、我が家のウサコッツの牧草消費速度の変化を見ていても、開封直後より最後の方が明らかに食べが悪くなっています。なので、できる範囲で空気に触れない工夫が必要なようです。

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