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ウサコッツの首の腫瘍 -診察に行きました-

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先日の日記「ウサコッツの首に腫瘍のようなものを発見」にて、頸部右側に腫瘍のようなものを発見したと書きました。
この写真で見るとわかりやすいですが、左側(ウサコッツ目線で右側)、膨らんでいますね。
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早速動物病院の予約をとって、診察に行ってまいりました。
今回行ったことは、この明細書を見るとわかりやすいので、掲載してみました。
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最初、獣医さんは悪性腫瘍を疑いました。
理由は急速に大きくなっていることを挙げられました。そしてもし悪性腫瘍であった場合には、既に骨まで浸潤している可能性があり、最悪右手を失うと告げられました。

これは薄々私も考えていましたので、腫瘍発見からすぐに病院に連れて行ったんですが、この時点でそこまで重症化しているかもとは予想外でした。

下の図は人間の場合ですが、3cm(今回計測してもらったら大きさは3cmでした)はあの腫瘍がすべてがんだった場合、増殖期に入っていることを示しておりまして、説明を聞きながら転移も覚悟しました。
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■引用元:PET検査ネット

といいますのも、人間の場合、頸部に癌ができると、リンパ節を通って全身に転移するからです。
ここまでの説明を聞いた時点で、死も覚悟しました。


しかしながら、獣医さんがエコー検査を行うことを提案し、実施いたしました。
動物の場合の適切な画像がなかったので、例としてエコーにて腫瘍を撮影した場合の人間の画像を引用いたしました。
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■引用元:なかやまクリニック 甲状腺腫瘍の画像

この写真は血管エコーなのですが、赤や青で写っているのは血流がある部分になります。
しかし、ウサコッツの場合にはこれがほとんどありませんでした。

そこで組織を採集して顕微鏡検査を行いました。
ここでわかったのが、現時点では膿の可能性が高いということでした。
見えていたのが、白血球の死骸と、細胞の死骸がほとんどでした。

とはいえ、癌ではないと完全に言えるわけではないという説明もありました。
どこか体の奥深くにある癌が要因ででてきた膿が肩に溜まっているという可能性もないとは言い切れないとのことでしたが、何事も完全に断定するのは難しいと思いますので、経過を見ていくしかないと私も思います。


最終的に、抗生物質を1週間投与して経過観察となりました。

尚、今回使用している「バイトリル」という抗生物質、調べてみると動物用で幅広い菌に有効な物だそうです。ウサコッツはミルクに混ぜて本日は投与してみました。

ホクロのポスターが怖い -NYのメラノーマ患者支援施設「Mollie’s Fund」によるポスター-

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先日見つけた記事で、悪性黒色腫(メラノーマ)の啓発ポスターを見ました。
海外のここの団体のポスターのようです。

■NYのメラノーマ患者支援施設「Mollie’s Fund

で、これがポスター。
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メラノーマというのは、一見ホクロに見えるがんです。
ここに詳しく書いてありますので、ご興味ある方はみてください。

■日本皮膚悪性腫瘍学会:悪性黒色腫(メラノーマ)

日本人に多いのは、「末端黒子型」で一般に青年から壮年期以降の足底や手足の爪に生じます。
よくある足の裏にできるホクロが変異するってことです。

このポスターも、ホクロと言って侮るなと言いたいんでしょうが、インパクトが凄いです。
皆様も足の裏にホクロ見つけたら、機会があるときでいいので、皮膚科いってみてください。

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