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最近、中国語しか話せない患者さんが入院されました。そして担当になりました。
そして家族も日本語話せません・・・
漢字で筆談試みましたが、やっぱり日本人が思っている漢字の意味と違ったりして通じません。

どうしようと思って調べていると、総務省が(独)情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研究所で東京オリンピックを視野に開発中の翻訳アプリが無償提供されているのをみつけました。

どんなものか文字で書くよりも、先ずは公式の紹介動画を見たほうが判りやすいと思いますので、ごらんください。

■VoiceTra 紹介編:


■VoiceTra 使い方編:



そしてこのソフトはビジネスシーンでの利用も想定しています。

■近未来の利用シーン「接客編」:



そして私のようなナースには、医療現場での利用は今後増えてくると思いますので、ありがたいですね。

■近未来の利用シーン「医療編」:



このソフトを使った落語をやってみた動画もありました。

■創作落語動画「VoiceTra for pick up」桂三四郎編:



紹介動画はこのくらいにして、実際に使用してみた感じです。
近未来の利用シーンのような感じにはいきませんが、「使い方編」でみた使い方ができます。

言葉の認識ですが、早口で話さなければ問題なく翻訳できました。
一応用途を限定すれば、TOEIC 600点程度の翻訳能力を現時点で有しているようです。
そしてこのソフト、翻訳結果を学習して改善していっているようで、段々と翻訳精度はあがってきているようです。
※以下のように、誤り報告機能があります。協力してあげてください。
hou



元々このソフトの派生型に救急隊向けのものもありますので、医療用語も思ったよりは認識します。

s08-12zu
※総務省消防庁 救急ボイストラの紹介画像

認識言語も多く、公式のプレゼン資料では、以下の言語に対応しています。
tera


この研究結果を民間用に転用した商用派生ソフトも存在します。
rei

このようにかなりしっかりとした内容の翻訳ソフトなのですが、無料です。
ネットにつながっていれば問題なく使えますし、レスポンスも案外早いです。

尚、同名の別ソフトがありますので、一応下記にリンク貼っておきます。

Android版 VoiceTra
※インターネット接続によるデータ通信を必要とします。その際の通信料はご利用者様負担となります。

 ■公式PR用パンフ:http://voicetra.nict.go.jp/dl/voicetra_flyer_A4_ja.pdf
 ■参考資料:NICTユニバーサルコミュニケーション研究所の音声処理・多言語翻訳技術