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耳鳴りで悩んでいる私にも希望が・・・ 「脳に埋め込むデバイスで5年以内に耳鳴りが治療できる可能性がある」

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イーロン・マスクさんがまた面白いことを言っていました。「脳に埋め込むデバイスで5年以内に耳鳴りが治療できる可能性がある」だそうです。

これは実現すればありがたいです。私、無音の環境下になるとずっと耳鳴りが聞こえていて、治らないとわかっているので無視しているんです。でも気にはなります。

対応としては、音楽を薄くかけておくとか、耳鳴りを意識しないようにするしかないのですけど、世間一般でも耳鳴りを無視できるように訓練するとかそういう方向性で治療しているようですね。


耳鳴りのしくみ
わかりやすくまとまっていた慶応義塾大学のサイトより引用します。

耳鳴りの定義

耳鳴りとは明らかな外界からの音がない状態で、自覚的に感じる音の感覚です。例えば、高い周波数の音が聞こえなくなると、「キーン」や「シーン」といったやはり高い音色の耳鳴りが生じる場合が多くみられます。

ちなみに私は静かなところにいると、常に「キーン」という音が聞こえていて、気になってしょうがないので音楽などを描けていることが多いです。寝る時もきになってしまうので、ラジオなどをかけて寝ます。

耳鳴りと難聴

耳鳴りある人の約90%に何らかの難聴がみられるとのことです。
難聴の人は約50%が耳鳴りがあるそうです。

ちなみに私は耳鳴りで聴力検査を受けたことがありますが、難聴はないとその時は言われました。3年程前ですけど。

治療

耳鳴りは他のサイトでも色々と調べましたけど、治療方法は確立されていません。難聴やうつ病が原因であればその治療を行いますが、そうでない場合、対処療法が基本となります。

耳鳴りに気を取られないようにする、カウンセリングを行う、日常生活が静寂になりすぎないようにするなどの指導が行われるようですね。

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イーロン・マスクのコメントの解説
記事を読んでみると、以前ご紹介した「Neuralink」の機能を離床しての治療を想定しているようです。

この「Neuralink」は下図のように繊維状の電極1000本を備えたチップを頭に埋め込み、Bluetooth接続で通信して義肢などを操作することを目的としています。
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猿がこれを使ってゲームをプレイしたという記事や、2019年の日記に書いたように首から下がマヒしている人間に実際に電極を埋め込み、これでファイナルファンタジー14をプレイ、メッセージの送信まで成功しています。

この電極より電気刺激を脳に送って耳鳴りを緩和することを想定しているようです。電極は増加が可能と書いていますので、耳鳴りに関連ある部分にまで電極を入れていく想定なんでしょうね。

5年以内の実現を目指しているとのことで、期待したいです。




イーロン・マスク 世界をつくり変える男
竹内 一正
ダイヤモンド社
2018-01-25

耳鳴りで悩んでいます -症状から考える耳鳴り-

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ここ2か月くらい、静まり返っている場所にいると、常に耳が「キーン」と鳴っている状態が続いています。最初はPCの前で作業しているときに気づいたのですけど、段々と音が強くなってきたように思えます。

そこで今回の日記では、耳鳴りについて考えていきたいと思います。
長くなるので最初に結論を書いておきます。

結論 -耳鳴りはほとんど明確な原因は特定できない-
耳鳴り単体の場合、耳鼻科を受診しても原因がわからないことがほとんどだそうです。

耳鼻科のサイトや、鍼灸院のサイト(なぜか鍼灸院は耳鳴りに関する記述があるところがあります)などを複数確認しても、他にめまいなどの随伴症状があれば原因は特定できますがそうでないと原因がわからないようです。
理由はメカニズムがわかっていないからと書いてあることが多かったです。

尚、随伴症状がある場合はこれなんか参考になるでしょう。
耳鳴り疾患

私の場合は入り口でめまいがまずないので、耳鼻科疾患や脳神経系の疾患の可能性は低そうです。


自分だけがわかるか、人からもわかるか?
■自覚的・他覚的
耳鳴り種類
自覚的は、自分しか聞こえない耳鳴りです。
他覚的は血流などに起因するため、他人も聞くことができる耳鳴りになります。

他覚的耳鳴りは自覚的な耳鳴りと比べて稀なケースですが、患者さんに耳を近づけたり、聴診器を使ったりすると医師など第三者にも聞こえる耳鳴りが、他覚的な耳鳴りです。この音は一般的に拍動(ご自身の心臓の音が耳を通して伝わってくるもの)で、血流の異変や筋肉収縮が主な原因とされています。


耳鳴りのみの症状から考える分類
耳鳴り単品での場合の疾患については、論文や耳鼻科のサイトからの情報収集はできませんでした。
なので、鍼灸院の資料からわかりやすそうなのを転載します。

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■引用元:フルミチ鍼灸院 ブログ


高音性耳鳴りから考えられる病名
分類ができたら、耳鳴りのみから考えられる疾患名を調べることができました。

1・ストレス説
高度のストレスにさらされると耳鳴りが生じるようです。
主に鍼灸院などのサイトでこの主張がされていることが多く、つぼを刺激すると軽減するよという宣伝文句とともにこの説が載っています。

2・老人性難聴の初期症状
加齢によるもののほかに、運動不足や肥満、喫煙習慣、高血圧などが原因と考えられるそうです。

そういえば症状が悪化してきた3月末からコロナウィルスの騒動でジムが閉鎖され、急に運動習慣がなくなったなーとか今思っています。


低音性耳鳴りから考えられる病名
高音性の耳鳴りや難聴が中高年に発生しやすいのに対し、低音性は20~40歳台の比較的若い層に多く発生するようです。

これも原因ははっきりとしていませんが、ある耳鼻科のサイトでは要因をストレスもしくは寝不足の患者が多かったと書いています。

低音障害型感音難聴は独立した病気ではありません。難聴を起こす病気は『突発性難聴』と『メニエール病』に大別され、1回の治療で治れば突発性難聴、再発した場合はメニエール病とされています。

雑音性耳鳴りから考えられる病名
雑音性耳鳴りは複数の音が重なったような音が聞こえるのが特徴です。
聴覚過敏が要因として考えられているようで、関係が深い病気としてはメニエール病や片頭痛が考えられているようです。そうなると、めまいも併発するんでしょうね。書いてなかったですけど。

純音性耳鳴りから考えられる病名
高音でも低温でもない、ある一定の音がずっと聞こえている状態です。
これに関してはこれといった記載が見つけられませんでしたが、論文に「急墜型難聴などでは急墜する周波数 の前後で中枢における興奮 と抑制のバ ランスが興奮側に傾き純音性 耳鳴が生 じやす くなる」との記載がありました。
まとめ -色々調べた結果、やっぱりはっきりとした原因は不明-
これではないかレベルの記載はみられるものの、耳鳴りについては研究段階だと記載しているところが多くありました。
たまにこの音がしたらこの病気と言い切っているサイトもありましたが、医療系のしっかりとした根拠が記載してあるサイトでは言い切っているところは見つけられませんでした。

ですので、気になるなら耳鼻科へかかるのが良いかと思います。


■参考サイト:耳鳴りと耳の関係は? - ゾンネボード製薬
■参考サイト:耳鳴とは 難聴、耳鳴の原因となる病気 難聴、耳鳴 ... - 滋賀医科大学
■参考サイト:議論は しない 耳鳴り治療 - J-Stage

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