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食欲が先か、嫌いなにおいが先か -あるウサギの苦悩-

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先日、衝撃的なことがありました。
ついに娘が「パパくさい」といった感じの行動を、ウサコッツがとったのです。

どうしてそうなったのか、お話していきます。

私はその時、唐揚げの仕込みをするために長時間、鶏肉を切ったりもんだりしていました。
そうすると、いつものように甘えに(エサをたかりに)ウサコッツがやってきました。

こんな表情でやってきました。可愛いですね。
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そこで手を洗って、ウサコッツに大好物のドライフルーツをあげようとしました。
するとどうでしょう?

ドライフルーツの臭いを嗅ぐと、顔をそむけたではありませんか。
なんということでしょう。

そこでドライフルーツが変な臭いしているのかと思い、臭いを嗅いでみたら、変な臭いなのは私の指先でした。
もう一度手を洗ってドライフルーツをあげようとしますが、あの食いしん坊のウサコッツはドライフルーツを何度も食べようとして近寄っては鼻をそむけます。

こうなるともう悲しみしかありません。
ウサコッツよ、それほどパパは臭いのかと。

手も洗ったんですけどね。合格点いただけませんでした。


すごい嫌そうな顔していたのでお見せしたいくらいでしたが、いかんせんドライフルーツもっているので撮影はできませんでした。

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 前回の日記で、ウサギが餌の臭いに敏感であると書きました。そこで、ウサギの嗅覚がどの程度なのか調べてみました。

 まずウサギは、人が飼っている動物の中で犬に次いで臭いをかぎ分ける能力があります。臭いをかぎ分ける嗅覚系の嗅受容細胞がイヌのシェパードでは約30億、ウサギの嗅受容細胞は5億あります。人間は4000万なので、10倍以上の臭いを嗅ぐ能力を持っています。
 またウサギはもう一系統、鋤鼻系という嗅ぐ能力を持っていますが、フェロモン物質を受容して、母性行動、生殖行動などに関わっているようです。

 このように優れた嗅覚を持っているので、刺激物などは苦手なようです。他にも魚を焼いた匂い、焦げる匂い、肉を焼く匂いなどが苦手なようですね。やはり、捕食される側の動物なんだからでしょうか。
 逆に靴下や洋服の袖のような体臭的な匂いは好きなようです。飼い主の臭いが良いのでしょうか。


■参考資料:ウサギの基礎知識 他

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