タグ

タグ:2015

Ninjya1000 2015年モデルへの、GIVIサイドバック取り付けについて

カテゴリ:
 私のNinjya1000には、純正のトップケースのステイがついています。これ、Kawasakiの公式アナウスでは、パニヤケースとの併用はできないとのことでした。これを避けるために、成約後に知ったのですが、GIVI純正のトップケースステイとパニヤケースなら併用可能とのことでした。

 しかし、成約後なのでどうにもなりません。 岐阜カワサキというお店で買ったのですが、納車までの変更は、返品料金がかかると言われたので、自分で取り付けることにしました。
 GIVIのサポート、Kawasakiのサポートに確認を取ろうとしましたが、親身になって聞いてくれたのはGIVIで、Kasawakiは知らないというだけで参考になりませんでした。GIVIによれば、穴の位置は一緒だと思うので、あくまで自己責任になりますが、つくかもという回答でした。

 通勤に使っているので、積載量の増加は急務であり、納車日に合わせ、Amazonで注文することとしました。



 納車日の夕方、早速取り付けをはじめます。まず困ったことに、ネジが硬い・・・ 取れない・・・

 10分ほど自宅の工具で何とかしようと頑張りましたが、どのネジも回らず、ねじ穴がつぶれることを恐れ、近所のカーマホームセンターに行きました。そこで、



 私が買ったのは、これの単品売りで「WISE SNCM20V」という6角レンチです。家にある工具セットより柄が長いため、力が入れやすくなっています。それにしても硬い。取り付けで6か所のボルトを外さなくてはならなかったのですが、その内2本はネジ穴がつぶれそうになりました。


 そして今度は、TE4100を取り付けます。しかし、ここで問題が・・・ 純正のステイは、中に筒状の金属が2つ入っていて、それでかさ上げをしてからネジを取り付けているのです。色々試行錯誤し、外側の筒は取り外し、中川の筒はそのまま使うと、丁度GIVIのステイと長さが合うことに気づきました。

 しかし、その取り付けが困難を極めました。というのも、ステイとNinjya1000の間に円盤状の大きめの金属があるので、それを支えながらネジを通し、絞めなければならないからです。この金属、ゴムパッキンがついていて、おそらくワッシャーのような役目をしているので、外すわけにもいきません。何度も中の金属が落ちましたが、30分かけて片側を何とか締めました。
 この締める際にもう一つ厄介なのが、マフラーの接続部にもステイを噛ませないといけないということです。これ、どっちから先にやっても、困難を極めます。いろいろやった結果、上のネジ2本をほんの少し締めたら、マフラーの部分のネジを通し、その後は順番に円を描くように締めていくのが良いようです。

S__6971401

 このように困難を極めたネジ締めでしたが、取り付け後は、きれいな仕上がりになり、積載量も増え、満足しています。買い出しも含め、総工程4時間の作業となりました。

S__6987784

カテゴリ:
 2000年より所有していた、Kawasaki ZX-9R E1型をついに手放し、Ninjya1000 ABS(ZX1000MFF) 2015年型を購入しました。今後購入を検討されている方向けに、レビューらしきものを書こうと思います。 

最初に性能諸元を比較します。

諸元表
車種 ZX-9R 2000 Z1000 2015
型式 ZX900-E1 ZX1000MFF
全長×全幅×全高(mm) 2050×730×1155 2,105×790×1,170
最低地上高(mm) 160 135
シート高(mm) 810 820
乾燥重量(kg) 183 231
総排気量(cm3) 899 1,043
内径×行程(mm) 75.0×50.9 77.0×56.0
圧縮比 12.2 11.8
最高出力(PS/rpm) 144/11000 137(142)/9,800(10,000)
最大トルク(kg-m/rpm) 10.3/9200 11.3/7,300
燃料供給 キャブレター型式 インジェクション形式
潤滑油容量(L) 3.8 4.0
燃料タンク容量(L) 19 19
変速比 1速 2.571 2.600
2速 1.941 1.950
3速 1.556 1.600
4速 1.333 1.389
5速 1.200 1.238
6速 1.095 1.107
減速比(1次/2次) 1.714/2.563 1.627/2.733
キャスター(度)/トレール(mm) 24°00′/97 24.5°/ 102
タイヤサイズ 120/70 ZR17 (58W) 120/70ZR17M/C (58W)
190/70 ZR17 (73W) 190/50ZR17M/C (73W)
最小回転半径(m) 3.2 3.1
懸架方式 テレスコピック式 テレスコピック
スイングアーム式(ユニリンク) スイングアーム式
(ホリゾンタルバックリンク)
フレーム形式 ダイヤモンド ダイヤモンド

  • 燃費   ・・・ 自分でも忘れていましたが、ZX-9R、タンク19Lだったんですね。 9Rは通勤で乗っていると、大体10km/Lでしたが、今回のNinjya1000は、 通勤で16km/L程度の燃費です。遠距離だと、9RとNinjya1000はぼぼ変わらず、20km/L程度です。
  • 足つき  ・・・ シート高が1cm上がっています。ZX-9Rでは、足がベタつきしていました身長172cmの私ですが、かかとがやや浮きます。
  • 取り回し ・・・ あくまで私の感想ですが、ZX-9Rはフロントヘビーな印象で、走行中も特に下り坂でコーナリングのやりにくさ(突っ込みすぎる感じ)がありました。これは、駐輪場での取り回しの際にも同じことが言え、駐輪場が前方に下っているような所や、段差などが乗り越えにくい印象でした。これに対し、Ninjya1000は、重心位置が前後輪の真ん中にあるイメージで、約50kgの乾燥重量増加を感じさせない取り回しです。
  • コーナリング ・・・ 取り回しの項でも書いたように、重心位置の変更(あくまで体感的な)により、ネイキッドに近い感じのコーナリングができます。重心の高さも上がっているのか、ひらひら回る感じです。
  • トルク  ・・・ 最大トルクは数値上で明らかに上がっていますが、低速トルクもあがった印象を受けます。その恩恵は、発進時に特にあり、1000回転近くまで落ちても、エンストする気配もなく、そこからスロットルを開けることができます。ZX-9Rは、1500回転以下ではエンジンが咳き込み、低速ではエンストすることもありました。
  • ギア比 ・・・ NInjya1000は、ギア比などから見ると、Zx-9Rよりも低速走行向けのセッティングになっています。まあツアラーとSSの違いでしょうか。ZX-9Rが3000回転6速で80kmでたのに対し、Ninjya1000では、3000回転6速で75kmと差が出ています。これに加え、低速域のエンジンブレーキがかなり効きますので、ZX-9Rに15年乗りなれた私にとっては、低速域で乗りにくい感じです。まあ慣れですね。
  • シート ・・・ 複数のレビューでもあったように、Ninjya1000のシート、30分も乗るとケツが痛いです。あの硬いと思っていたZX-9Rよりも硬いイメージです。
  • ライディングポジション ・・・ なによりもステアリングの位置が近くなったので、低速域で乗りやすくなった半面、伏せにくくなりました。タンクが細く絞られた影響から、ニーグリップも効かせにくくなりました。
  • ABS  ・・・ 後輪のブレーキをかけると、効いている際のコッコッコという振動がくることがあります。前輪では、よっぽどキツメにかけないと、今のところ効いたことないです。
以上のような相違点を感じました。まだ来てから1週間、走行距離800kmなので慣らし運転中であり、他にも色々と気づく点が出てくると思いますが、今はこんな感じです。

このページのトップヘ

見出し画像
×