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40代のリストラが増加しているようです -AI普及と終身雇用制の崩壊-

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2019年末より2020年新春にかけて、日本に限らず先進国でリストラが進行しているという記事を何個か見かけました。
その要因は大きく分けて2つです。
  • AIによる業務合理化によるリストラ
  • 黒字企業による競争力の回復のためのリストラ
今回このブログでこれを取り上げたのは、双方のリストラ対象が従来の50歳台だったものが、40歳台へ範囲が拡大されつつあるからです。私も含め、就職氷河期世代には大変深刻なニュースだと思っています。

概要を少しまとめてみます。
AI導入によるリストラ -日本でもはじまりつつある業務効率化-
ドイツでは既にAIによるリストラが実際に始まっています。
ドイツ銀行(ドイツ最大手のメガバンク)では2018年に4000人以上を、2019年7月以降に約1000人をすでに削減しました。更に今後3年で1万8000人の行員を削減、株式売買業務から撤退し、投資銀行部門の一部資産を分離すると発表しました。
人工知能(AI)の使用は特定の分野で「生産性を大幅に向上させた」と担当者が語ったとニュースにあり、リストラはAIによる業務効率化による成果のようです。

そして国内でも三菱UFJFGは1万人規模の人員削減をこの先10年で行うことを発表。みずほFG、三井住友FGも大規模なリストラを予定しているそうです。

週刊ダイヤモンドにはこのような表も掲載されました。
リストラ

また今後10年(2030年まで)でAI導入により消えていく職業として、このような職業があがっています。
主な職業 無くなる確率
保険の査定担当者 99%
クレジットアナリスト 98%
不動産ブローカー 97%
パラリーガル95%
弁護士助手 94%
会計士、監査人 94%
小売店の店員 92%
工場作業員 92%
臨床検査技師 90%

上記の職業は、データや経験を元に判断をして仕事をしている分野になります。
そもそも現在のAIは、基本的には機械学習ですので、向き不向きがあります。

小売店の店員というのはおそらく、ネットショッピングに駆逐されるという意味だと思いますが、その他の上の表にある職業は、AIが得意とする情報処理の分野なので、なくなるのはわかる気がします。

黒字企業による競争力の回復のためのリストラ
AIによっていらなくなる職業が切り捨てられるのはわかります。
しかし今起こっている「黒字企業による競争力の回復のためのリストラ」は深刻です。

業績が好調な中でのリストラといえば、20世紀末のゼネラル・エレクトリック(GE)が有名だそうで、今でもよく聞く「選択と集中」の原則を確立し、その手法として従業員のうち、下位10%を解雇する「10%ルール」を敷いた一方で、優秀な社員に対する報酬を手厚くするという方法をとりました。

日本では正社員への保護が厚く、この方法はとりずらい状況でしたが、ここにきて風向きが変わってきました。
経団連の中西会長が昨年、このような発言をしました。
「終身雇用を前提に企業運営、事業活動を考えることには限界がきている。外部環境の変化に伴い、就職した時点と同じ事業がずっと継続するとは考えにくい働き手がこれまで従事していた仕事がなくなるという現実に直面している。そこで、経営層も従業員も、職種転換に取り組み、社内外での活躍の場を模索して就労の継続に努めている。利益が上がらない事業で無理に雇用維持することは、従業員にとっても不幸であり、早く踏ん切りをつけて、今とは違うビジネスに挑戦することが重要である」

この発言は、業務形態が目まぐるしく変わる世の中で、新しいスキルを積極的に身に着けていかない社員は、部署ごと仕事がなくなったりしたら要らないよということを遠回しに言ってるように思えます。

現に先のAI導入によるリストラの記事では、『融資審査にAIを導入する』という上司の通告とともに部署が消滅、そのままリストラに追い込まれたとありました。しかも30台後半でです。

このように、企業は体力がある内に、不採算部門やいらなくなった部門を人員ごと整理しようとしています。

まとめ
技術の急速な進歩は、人々の働く環境を大きく変えてきました。
産業革命で多くの人が仕事を変えざるを得なくなったように、AIの導入の広がりと共にこれまであった仕事がなくなっていくのです。

下の図のように、今後はAIにより淘汰が始まるでしょう。
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そして長らく言われていた「シンギュラリティ(技術的特異点)」が今後20年程度でやってきます。
「シンギュラリティ」とは、「2029年にAIが人間並みの知能を備え、2045年に技術的特異点が来る」というもので、このラインを超えると、人間は頭で考えるような仕事では、機械に太刀打ちできなくなります。

既に2017年の時点で、GoogleのAI(AutoML)は、AI自身が新しいAIを生み出すレベルにまで達しています。

私たちは今後、自分の仕事が定年まで存続するのか、そもそも会社は大丈夫かなどを考えて人生設計をし、ローンを組んでいかないと、将来的に破綻する可能性もある恐ろしい時代に生きています。

特に我々氷河期世代は十分にひどい目にあってきたのに、更に仕事も失う可能性があることを念頭に、なくならない仕事、なくならない資格を取っていく必要がありますね。



■参考記事:増加する「黒字リストラ」 垣間見える企業の苦しい“ホンネ”(ITビジネスオンライン)
■参考記事:リストラを進めるドイツ銀行では、すでにロボットが人間に取って代わりつつある(ビジネスインサイダー)
■参考記事:AIに仕事を奪われ、リストラされた銀行員「絶望しかない」(日刊SPA)
■参考記事:AI導入でリストラが進みやすい上場企業ランキングを初算出!(ASCII.JP)
■参考記事:トヨタ社長の"終身雇用発言"で透けた本音(プレジデントオンライン)
■参考記事:堀江貴文氏が警鐘を鳴らす「ネオラッダイト運動」とは?

AIで何でも肖像画風にしてくれるサイト「AI PORTRAITS Ars」

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ちょっと前に話題になっていたサイト。
面白いのでご紹介いたします。

尚、この記事を書いている時点では、サイトのURLは残っているものの、開けないようになっていました。
これ、7月24日深夜頃から、アクセス集中によるメンテナンスを行うとアナウスがあった後、25日の朝からはそのままつながらなくなったようです。
一応、ドメイン残っているので、記事書くの遅くなりましたが生きているころに使ってみた画像をあげてみます。

■サイトURL:https://aiportraits.com/
※8/2現在、404エラーがでてアクセスできません


1.アリアナ・グランデ
aiportraits_1563773635

2.チャーリーXCX
aiportraits_1563773918

有名人の顔はさすがに顔立ちがはっきりしているのか、なんとなくそれっぽい仕上がりになっています。
これ、変換しているのではなく、AIで顔の特徴を把握して書いているというのがすごいですね。


そしてこれが自分の画像をやってみたものです。
妻曰く、似ているそうです。
10247272198243

まあ、自分でも似ていると思います。
私の特徴としては、顔が濃い(妻談)ので、それがしっかり出ていると思います。

サイト、もし復活したらまた遊んでみたいものです。

話して走れる盆栽

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このTDKの盆栽(2018/2/27発表)、動いてご主人さまについてきて、話し相手にもなるようです。
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主な機能は「人と対話する」「日を浴びるために移動する」「土が乾くと水をねだる」の3つですが、下の動画を見るとかなり高性能なAIのように見えます。

そのAIの名は、「BonsAI」。


今のところは発売も公開もされていませんが、そのうち展示会などでの公開も視野に入れているようです。面白いじだいになったものです。

個人的には盆栽が水ねだってくれれば枯らさずに済むのでありがたいと思います。

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