GoogleのチャットAI「Bard」が5/11より正式に日本語対応
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そこでチャットAI自身に紹介文を書いてもらいました。
Google Bardが書いた紹介文
BardとMicrosoft Bing Chatはどちらも、人間のようなテキストを通信および生成できる大規模な言語モデルです。ただし、いくつかの重要な違いがあります。
Bardは、Google AIの大規模な言語モデルであるLaMDAに基づいています。これは、テキストとコードの膨大なデータセットでトレーニングされており、幅広いプロンプトや質問に応じて人間のようなテキストを通信および生成することができます。たとえば、Bardは事実のトピックの要約を提供したり、ストーリーを作成したり、翻訳したりできます。
Microsoft Bing Chatは、OpenAIのGPT-3言語モデルに基づいています。これは、テキストとコードの膨大なデータセットでトレーニングされており、Bardと同様の多くのタスクを実行できます。ただし、Bardほど包括的ではありません。
全体として、BardはMicrosoft Bing Chatよりも包括的で強力な言語モデルです。ただし、Microsoft Bing Chatは、より軽量で使いやすい言語モデルを探している場合に適したオプションです。
なお、ここからアクセスできます。
※試用版なので、APPリストにはありません
https://bard.google.com/
機能 | LaMDA | GPT-4 |
---|---|---|
トレーニングデータ | テキストとコードの膨大なデータセット | テキストの膨大なデータセット |
タスク | テキストの生成、言語の翻訳、さまざまな種類のクリエイティブコンテンツの作成、質問への回答 | テキストの生成のみ |
特徴 | 自然で人間のような会話を生成する能力 | テキストの生成能力 |
欠点 | まだ開発中であり、完璧ではありません | テキストの生成に重点を置いたため、他のタスクには適していません |
Microsoft Bing チャットが書いた紹介文
同じ質問をMicrosoft Bing チャットにしてみました。
GoogleのチャットAI bardは、3月21日に米国と英国で試験版がリリースされ、5月11日に日本語対応がスタートしました12。Bardは、大量のテキストデータでトレーニングされた大規模言語モデルであり、対話型AIやチャットボットとしても知られます3。Bardは、幅広いプロンプトや質問に対し、人間っぽいテキストを生成してコミュニケーションをとることが可能です。たとえば実際起こった出来事の概要を述べたり、記事を書くこともできます。
Bardと比べて、Microsoft Bing チャットの優れている点は以下の通りです。
項目 | Google bard | Microsoft Bing チャット |
---|---|---|
リリース日 | 2023年3月21日(米英) 2023年5月10日(日本)12 | 2022年10月30日(全世界) |
言語モデル | PaLM 23 | GPT-4(Bing AI版) |
対応言語 | 英語、日本語12 | 英語、中文、日本語、Español、Français、Deutsch |
機能・特徴 | ・質問に答える ・詩や歌、エッセイ、小説、コードなどを生成する ・時事性のある話題にも対応する ・ソースを表示しないことが多い ・画像生成機能がある ・ウェイトリスト制でアクセス制限がある ※作者注:廃止されました。 | ・質問に答える ・詩や歌、エッセイ、小説、コードなどを生成する ・時事性のある話題には対応しない ・ソースを表示する ・画像生成機能がない ・ウェイトリスト制ではなく自由にアクセスできる |
評判・評価 | ・UIがシンプルで使いやすい ・回答が短くて的確 ・日本語対応が不完全で会話が噛み合わないことが多い ・間違った回答やウソのソースを表示することがある ・画像生成機能が面白い ・ウェイトリスト制で使えない人が多い ※作者注:廃止されました。 | ・UIの完成度が高く見栄えが良い ・回答が長くて面白い ・日本語対応が完全で会話がスムーズ ・間違った回答やウソのソースを表示することがある ・画像生成機能がなくて物足りない ・ウェイトリスト制ではなく自由に使える |
使ってみた感想
私が実際に触った感じでは、初期のBingチャットは機能制限が少なく使いやすかったんですが、最近では例えばhtmlタグやexcelの数式を出力してもらおうとすると、責任回避を優先してか、少し質問に工夫をしないと思うような答えが返ってきません。あと反応がえらく遅い印象を受けます。使用人数が大いからでしょうね。
一番の苦痛な点は1つの質問に対して20回しか返答がもらえない点ですね。話が長くなると、21回目は前回までの会話内容を要約して伝えないと話が続けられないです。
対してGoogleのチャットAI「Bard」はまだ使用段階にあるからか、制限もほぼなく、またhtmlタグなども普通に質問すれば作ってくれます。何より質問回数に制限がないのがうれしいですね。
あとは回答がかなり速いですが、これは今後の利用者とサーバの処理能力次第ですね。