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ラストキングダムを、元になった小説「ザクセン物語」から考察する

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Netflixのドラマ「ラストキングダム」ですが、小説が基になったストーリーです。
最近、この関連の日記へのアクセスがかなり増えていますので、今回は小説「ザクセン物語(The Saxon Stories)」から「ラストキングダム」を考察してみたいと思います。

「ザクセン物語」と「ラストキングダム」の対比表
The Saxon Storiesの全巻通してのストーリーは、ウートレッドがサクソン人とデーン人の間で揺れ動く心情や、イングランド統一のための戦いや政治的な駆け引きを描いています。

ラストキングダムとザクセン物語の対応表

ラストキングダム ザクセン物語 概略
シーズン1 第1巻「ラストキングダム」
第2巻「白銀の十字架」
9世紀のイングランド。デーン人によって故郷を奪われたサクソン人のウトレッドは、デーン人の養子として育つが、サクソン人としての誇りを失わない。アルフレッド大王に仕えることになったウトレッドは、デーン人との戦いに身を投じる。
シーズン2 第3巻「君主たちの北」
第4巻「剣歌」
ウトレッドは、故郷ベバンバーグを奪った叔父アールフリックに復讐するために北へ向かう。しかし、アルフレッド大王からの使者が彼を呼び戻す。ウトレッドは、デーン人の王グスラムとその息子シグトリグと対峙することになる。
シーズン3 第5巻「炎の戦士」
第6巻「死者の王国」
アルフレッド大王は病に倒れ、息子エドワードに王位を譲る。ウトレッドは、アルフレッドの遺言に従ってエドワードを支えるが、デーン人の王ブリューダとその妹スコラがイングランドに侵攻してくる。ウトレッドは、自分の運命を決める戦いに臨む。
シーズン4 第7巻「異教徒たちの襲撃」
第8巻「海賊たちの王国」
エドワード王は、デーン人と和平を結ぶが、その条件はウトレッドがメルシアの領主となることだった。ウトレッドは、メルシアを守るためにデーン人と戦うが、敵は彼の息子ヤング・ウトレッドも含まれていた。一方、新たなデーン人の王シグトリグが現れる。
シーズン5 第9巻「戦士たちの道」
第10巻「炎の王国」
ウトレッドは、故郷ベバンバーグを奪還するために北へ向かう。しかし、彼の叔父アールフリックは、デーン人の王シグトリグと手を組んでいた。ウトレッドは、シグトリグとの決戦に備えるが、その裏でエドワード王とメルシアの領主エセルフレッドが対立していた。ウトレッドは、エドワードの息子アゼルスタンを助けるために南へ戻るが、そこで新たな敵に遭遇する。


「ザクセン物語」と「ラストキングダム」の対比表
ここからは想像になりますが、製作中と言われるラストキングダムの後日談「-Seven Kings Must Die-」は、シーズン5までの流れからいくと、このような内容になると思います。

ラストキングダムとザクセン物語の対応表 その2

映画版
「ラスト・キングダム:死すべき7人の王」
第10巻「炎の王国」
第11巻「戦闘の日々」
第12巻「剣の王国」
第13巻「戦争の王国」
ウトレッドは、故郷ベバンバーグを奪還するために北へ向かう。しかし、彼の叔父アールフリックは、デーン人の王シグトリグと手を組んでいた。ウトレッドは、シグトリグとの決戦に備えるが、その裏でエドワード王とメルシアの領主エセルフレッドが対立していた。エドワード王が死去し、その後継者たちが王位をめぐって争う中、デーン人の7人の王がイングランドに侵攻してくる。ウトレッドは、自分が守りたいものとイングランド統一という夢との間で葛藤する。彼は、新たな仲間と共にデーン人との最後の戦いに挑む。


ちなみにトレーラー映像では、こんな感じ。

なぜシーズン5で終わったのか?
海外のサイトで調べてみると、このような感じの事が書いてありました。

ラストキングダムは、バーナード・コーンウェルの小説シリーズ「ザクセン物語」を原作としています。この小説シリーズは、現在13巻まで出版されていますが、ドラマの制作が始まった時点では10巻までしか出ていませんでした。ドラマは、原作の2巻を1シーズンにまとめる形で構成されていたため、シーズン5が最終シーズンになることは最初から決まっていたそうです。

しかし、原作のファンやドラマのファンからは、残りの3巻も映像化してほしいという声が多く上がっていました。そこで、Netflixはドラマの続編として映画版「ラスト・キングダム:死すべき7人の王」を製作することを発表しました13。この映画版は、原作の最後の3巻をもとにしており、ウトレッドの物語を完結させる予定です。

つまり、ラストキングダムがシーズン5で終わった理由は、原作に忠実に沿ってドラマを作るという方針だったからです。しかし、ファンの期待に応えるために、映画版でウトレッドの運命を描くことになりました。映画版は2023年4月17日にNetflixで配信される予定です。


うん? 映画版は2023年4月17日にNetflixで配信・・・

だから最近、この記事へのアクセスが増えたのね。納得。


Netflix
Netflix, Inc
2023-02-28




Netflixでピーターラビットの映画公開中。 夏には続編も映画館で公開するらしい。

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我が家のウサコッツは、このピーターラビットのモデルとなったといわれる、ネザーランドドワーフです。
この映画、気になってはいましたが、すっかりそのまま忘れていました。

先日妻が、Netflixにあるからと教えてくれたので、見てみました。
これが予告編です。


ウサギ好き目線で見ていると、何気ない動作はウサギをよく見て作っているなと感心しました。
例えば扉の下をすり抜ける時にほふく前進っぽく動くのですが、確かにウサコッツもあんな動きします。
動き出すときも、よく見るとためらうように動きだして、全力ダッシュに移行します。
これも、ウサギは安全を確認しないと動き出さないのをよく表していると思いました。

たまにこんな顔もしますし。ここまで悪そうではないですけどね。
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映画のストーリー自体は、ピーターラビットが野菜畑を荒らして、それを防ごうとする隣人のマクレガーさんと戦ったり、その孫と戦ったりします。隣人のビアという女性がウサギたちをかばい、それを良いことに隣人へのいたずらをエスカレートさせていくという感じです。
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ただ普段庭で猫と戦っている私としては大いにマクレガーさんに同情したします。
大人になって私は純粋さを失ったんでしょうね。
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ピーターラビット™ (字幕版)
サム・ニール
2018-07-20




そして夏公開予定の『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』はこんな感じだそうです。


今作では、前作のビアとマグレガーの結婚式の場面から始まり、どうやら一緒に生活しているようですね。
詳しいストーリーはわかりませんが、ウサギ好きとしては気になる作品です。

Netflixの値上げを機に、fuluへ戻って参りました -2018年10月現在の比較-

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2018年夏、Netflixの値上げが実施されました。
これにより、Netflix 1200円(HD画質・同時2画面)fulu 933円(HD画質・同時1画面)となり、改めてNetflixとの契約を継続するか考える機会になりました。

結果的にNetflixの契約を停止し、fuluへ契約を切り替えました。
その際にしらべた2018年10月現在の情報を、今回の日記では比較したいと思います。


まず簡単に比較できる部分を表にしました。
Netflix fulu
価格 1200(HD) 933(HD)
同時接続 2 1
作品数 5462 40000
独自作品
提携 フジ 日テレ
※作品数はNetflixはファンサイトよりカウント、fuluは公称

となっています。


そしてここからは、双方使用してみての感想です。

ダウンロード

まずNetflixは、やはりオリジナルコンテンツが豊富です。
ドラマも質が高く、特にアメリカ本国で作成されたものについては、高品質なドラマが多くあります
反面、他社のドラマコンテンツはfuluに比べ、やや少ないイメージです。

オリジナルアニメコンテンツは増やしていると言いますが、日本で作成されたものは半分程度でないでしょうか?
アメリカで作成されたものも含めると、数は確かに増えつつあります。
その影響か、fuluに比べるとアニメコンテンツは少ないイメージです。

ダウンロード (1)
fuluですが、こちらは以前も契約していて、日テレ買収を機に解約しました。
今回再契約してみて、コンテンツが増加しているのと同時に、CNN、BBC、MotoGPなどのライブ配信が始まっており、以前よりよくなったイメージです。

海外ドラマはやはりこちらの方が本数が多いですね。
アニメも多い印象です。

本数はまだ少ないですが、オリジナルコンテンツも増加中です。


でもこうやって書くと、fuluが良いのではと思われる方が多いと思いますが、fuluデメリットあります。
それは同時接続が1つしかできないことです。

Netflixの場合、HD画質のプランでは同時接続が2つまで可能なので、家族がそれぞれ違う番組を見ることも可能です。
対してfuluでは、同じことをしようとすると、もう1つライセンス契約する必要があります。


以前はこれ、fuluも管理があまく、同時接続できましたが、どうやら日テレに日本法人が買収されたのちに、管理が厳しくなったようで、同時に接続すると警告メッセージと共に接続が切れるようになりました。

我が家の場合、Amazon Prime Videoの契約もありますので、同時に見なければいいのですけど、家族が多い場合はNetflixの方が安くつく場合もあります。
Netflixでは、800円(SD画質・同時1画面)、1200円(HD画質・同時2画面)、1800円(4K UHD + HDR画質・同時4画面)となっており、2画面以上同時接続するなら安くなります


このようなメリット、デメリットありますが、最終的に重要なのは見たい作品があるかどうかです。
皆さまも契約もしくは乗り換えをお考えの場合、初回であれば体験1ヶ月無料ですので、少し使ってみて使い勝手が良い方を選ばれると良いかと思います。

汚れた真実 -Netflix-

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Netflixのオリジナルドキュメンタリー「汚れた真実」がかなり見ごたえありました。

これは6回シリーズのドキュメンタリーで、扱うのはBMWの排ガス規制逃れのような下手をすると訴訟をNetflixが受けるかも知れない内容です。
NetFlix

日本では最近、記者クラブで発表されるニュースをただそのまま伝え、スクープといえば芸能関連くらいしか見ることがなくなったニュース番組ですが、海外のメディアはこのシリーズ以外のドキュメンタリーを見てもリスクを抱えて頑張っているんだなと思います。

作中でもBMWからの訴訟や圧力を避けるために、告発者はかなり気を使っていたり、カルテルの件を扱う記者は家族がカルテルに殺害されているなど、かなり体をはって取材している様子がうかがえます。

最終回などは現職のトランプ大統領の疑惑にも切り込んでいます。
あの大統領、強硬派ですが大丈夫なんでしょうか?

Netflix オリジナルドラマ「WINTER ON FIRE (ウクライナ 自由への闘い)」

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このドラマは2013年11月〜2014年2月までの93日間にかけて、実際にウクライナで発生していた大規模な独立運動を追ったドキュメンタリーです。

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ウクライナはソビエト連邦崩壊後に独立を成し遂げましたが、その後親ロシア派の大統領がながく続き、作品中に大統領だったヴィークトル・フェードロヴィチ・ヤヌコーヴィチは、第9・12代首相、第4代大統領を歴任していました。

ウクライナのEUとの政治・貿易協定の仮調印をめぐり国論が割れました。親ロシア派であるヤヌコーヴィチは、ロシアの圧力に屈し、仮調印を無効とし、EUとの条約締結を見送りました。これまでも親ロシア、中国政策を取り続けてきて、独立後も旧共産圏の影響から脱し切れていないことと、支配階級に対する不満が爆発し、野党と学生が反発、デモにいたりました。


ここから大統領辞任までがこのドラマの舞台となります。

このデモは凄惨で、デモ開始直後より警察は強権的な態度をとり、けが人が続出します。
そのニュースを聞き、どんどんデモが大規模になり、警察もこれに態度を硬化、発砲し死者がでます。

それでも怯まずに戦い続けた市民たちの姿を描いたのが今回の作品となります。


これ、ドキュメンタリーですので、実際の記録になるのですが、日本のデモのように、行政側がデモ隊に配慮するような感じではなく、赤十字のスタッフも銃撃される中、救急活動にあたるなど、内戦のような状態になっていきます。

数々の名もない英雄が戦った独立戦争ともいうべき内容となっています。

予告編、掲載しておきますので、ご興味のある方はごらんください。


尚、このヤヌコーヴィチ大統領、不正蓄財で2015年1月にICPOより国際手配となりました。
上層部は実際に腐敗していたようですね。

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