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Ryzen(AMD)とCore i(Intel)シリーズの値動きについて考える -Ryzenは値落ちするのか、買い時はいつか-

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2019年7月7日以降、10日以上経過した現在まで、「AMD Ryzen 9 3900X」「AMD Ryzen 7 3700X」についての話題を多く見かけます。
その記事の締めくくりでみたのですが、「Ryzen」について、ご祝儀相場が終わって値段が落ち着くまで待ちたいと書いているのを見かけました。

ご祝儀相場、PCパーツではよく見かけます。
でもどの程度落ちているのか、改めて気になったので、ちょうど1年前くらいに発売したCPUの値動きをまとめてみたいと思います。


■ハイエンド代表:
下に比較で出しているのは、Core i9 9900x(10コア20スレッド 2018/4/19)と、Ryzen Threadripper 2950x(16コア32スレッド 2018/8/ 9)のともにBOX品です。
値段帯が近いもので、発売時期がまあまあ近いものを選んでみました。

Core i9 9900xは初値125980円より8か月かけて7800円ダウン(6.2%)となりました。
Ryzen Threadripper 2950xは、初値116422円より11か月をかけて24600円ダウン(21.2%)となりました。Ryzenの値崩れがおこった時期は、Core i9 9900xの投入された2018年11月頃ですので、対抗値下げということなんでしょうね。

i9 9920k


2950x


■ミドルクラス代表:
このクラスでは、 Corei7-9700K(8コア8スレッド 2018/10/0日)と、Ryzen 7 2700X(8コア16スレッド 2018/ 4/19)を選びました。

このクラスのRyzenは、徐々に値を落として初値40866円より約1年かけて14000円ダウン(35.2%)していますが、面白いのは対抗値下げをした感じはなく、本当にゆっくりと値を落としているのがグラフからわかります。
おそらくですが、原価率がこの価格帯は高いのでしょう。値下げの余地が少ないのでじわじわと下げているんだと思います。

 対してCorei7-9700Kは、AMD Ryzen 9 3900Xの発売と同時に対抗値下げと思われる値動きをしています。初値53932円に対し、8か月で9600円ダウン(17.8%)の値下がりとなっています。

i7 9700k

2700x


■ローエンド代表:
このクラスではCore i3 8300(4コア4スレッド 2018/ 4/ 3)と、Ryzen 5 2600 BOX(6コア12スレッド 2018/ 4/19)を選びました。

このクラスで面白いのは、Core i3 8300がむしろ値上がりしていることです。
ここ数年のドル円相場を見ると、Core i3投入時より円高が進んでおり、本来であれば値下がりしてもおかしくありません。
ドル円

しかし実際には、初値17737円に対し、+2100円で12%の値上がりとなっております。
メーカーが国内に在庫をたくさん持っているのか、本国でも値上がりしているのか、いずれにせよ原因は不明ですが、この価格帯では値下げは原価率から考えても難しいのでしょうね。

対してRyzen 5 2600は、初値24595円に対し、-8800円で1年3か月をかけ35.8%の値下げをしています。

そしてそれぞれのメーカーが2018年11月ころにかけて値上げしているのは、円安がすすんでいたからだと推測されます。

i3 8300

2600


以上、6モデルの比較をしてみると、確かにRyzenはすべてのモデルで断続的に値下げをし、20%以上の値下げを1年くらいかけて行っています

対してCore iシリーズは低価格帯のi3では、ほかのモデルも見てみましたが、むしろ値上げしているようです。利益率がこの価格帯は低く、余裕がないんでしょうね。

しかしミドルからハイエンドにかけては他のモデルでも対抗値下げをしているような値動きをしています。


そしてRyzenは、2~3か月でご祝儀相場が終わる印象を受けました。
しかしIntelは、次期モデルの投入を発表しておらず、複数のIT系サイトを見ても、新型投入は早くて2020年上半期ではないかという観測が主流でした。

ですので、これまでの傾向から考えると、「AMD Ryzen 9 3900X」「AMD Ryzen 7 3700X」の買い時は2019年9月下旬ころではないでしょうか?この頃には値が落ち着くんではないかと思います。

先日の日記にかいた対応マザーボードの初期不良が出尽くす時期も考え併せても、9月下旬であれば問題ない時期かと思います。


逆に「Corei7-9700K」「Core i7-9700KF」あたりのCPUは、2019年7月7日以降値を落としており、発売から半年が経過しているので、今買うならお買い得な時期ではないかと思います。

Ryzen 3700x と、ASUS  ASUS TUF GAMING X570-PLUS を購入しました -セットアップでつまづいたところ--

全国的に品薄なRyzen 3700x、店舗でみつけたので購入してしまいました。
■関連日記:AMD Ryzen 7 3700X 在庫情報(岐阜県)

今日はかなりセットアップに苦戦したので、その情報提供できればと思います。
まず最初にインストール時のトラブルの原因についてよくまとまっている記事があったので引用します。
mdosv1507_651_smdosv1507_652_smdosv1507_653_s
mdosv1507_654_s
※アキバオンライン インストール時のトラブル対策編1

上記の引用記事は、Windows8.1の頃に書かれた記事ですが、今も基本は変わらないと思います。
今回苦戦したのは、主にWindowsインストール後です。

Windows10の再インストールは3回目ですが、毎回故障かと思えるほど時間かかります。
それを乗り越えてWindows10が立ち上がってきてから、何故か毎回5分程度でフリーズしてしまいます。

そこで今回行った対策などをまとめます。
BIOSのアップデート
まず行ったのがBIOSのアップデートです。
最初にこれを行ったのには理由があります。

マザーボード付属のドライバDVDをドライブがうまく読み込まなかったからです。
本来であればドライブ自体の故障を疑うことろですが、Windows10はインストールできていたのと、X570マザーはBIOSのアップデートが発売直後なので頻回に行われており、他ブログなどでもインストール前後の不具合について報告をみたからです。

結論としては、あまり関係はありませんでした。


ドライバのインストール
上記対策でもドライバDVDを読み込んでいる間にフリーズしてしまいましたので、予備のノートPCでドライバDVDを読み込み、中身をUSBメモリにすべて移してからインストールを開始しました。
これにより、チップセットドライバ、LANドライバなどが更新されました。

しかし何故かGeforceの正規のドライバもインストールできないなど、不思議な不具合が続きました。
そしてWindows10自体も安定しない・・・


Windows10 アップデート(設定 → 更新とセキュリティ → 更新プログラムのチェック)
第三世代Ryzenは、「Windows 10 May 2019 Update」(Version 1903)以降が対応バージョンとなります。
これは事前情報で知っていたので、これが要因ではないかとアップデートを開始しました。
しかしWindows10の設定から手動更新をかけても途中でインストールが止まってしまいます。

大変困りました。


Windows10 アップデート(更新アシスタントツールを使用したアップデート)
Windowsのこれまでのバージョンでもありましたが、こういったアップデート関連の不具合がある場合にダウンロードしてのインストールという方式をとることができます。
どのバージョンからも一気に「Windows 10 May 2019 Update」(Version 1903)へのバージョンアップが可能です。

このツールはWindows10の場合は、こちらからダウンロード可能です。
■Windows10Upgrade:https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10

これを使って、何とかアップデートが完了しました。
アップデートが追わり再起動行うと、その後はどれだけ時間がたってもフリーズすることはなくなりました。

無事にインストール終わったのちに起こった、Google Chromeの不具合について
こうして無事に終えたインストールですが、最後にGoogle Chromeをインストールすると、これが動かない・・・ 何で?
Microsoft Edge では問題なくWEBサイトが閲覧できるのに、Google Chromeのみがまともに動かない。しかも症状の出方が、なぜかGoogle ChromeでもBingのサイトと一部のブログは表示されるけど他サイトがまったく動かない。
そもそもGoogleでの検索もできないってどういうこと?

これについては、最終的にレジストリをいじることで解決しました。
これについても長くなるので、次回の日記でまとめる予定です。


最後に、今回購入したのはこちら。



これらをグッドウィルというパソコンショップの岐阜の店舗で購入しました。

2019年7月17日時点で日本国中で在庫がない状態であったのが、何故かここの店舗に在庫があったので見に行ってみたら、ちょうど独自セールやっていて、トータルで74000円と割安に買えました。
更にM.2 SSDは価格コム最安値15800円のところ、12800円から更に10%OFFしてくれました。

後に下取りにだしたパーツも、10%UPで買い取ってくれたので、トータルではかなり得した感じです。

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2019年7月18日現在、「AMD Ryzen 7 3700X」在庫がAmazon、ヨドバシ、ソフマップ、ビックカメラ、ドスパラなどのサイトを見ても売り切れとなっており、入荷1~3か月待ちとなっております。

そんな中、価格コムで先日調べておりましたところ、グッドウィル 岐阜正木店に在庫ありとなっておりました。この会社のWEB通販サイトでは在庫なしとなっておりましたので、半信半疑で行ってみたところ、なんと在庫ありました。


お店の人に聞いたところ、2019年7月17日第二弾の出荷分が到着したとのことです。
私が一個購入しましたので、残2となっております。

同系列のお店ではここにしか在庫がなく、大須から段々と離れて行ってここで購入していったかたもいるようです。

在庫ない中、奇跡の店舗在庫、ありがたいですね。
なお、キャンペーン中ですので、マザボと一緒に購入したら更に5000円引きとなりました。


ここの店、2018年末に「MSI GeForce GTX 1080 GAMING X 8G」買った時も思いましたが、店独自での値引きをしていることがあり、これ買ったときにもWEB最安値よりも更に3000円程度安かった記憶があります。

もっとせっかくなので、お店のブログとかで紹介すればいいのにね。

AMDとIntelのチップセット比較 -X570とZ390について、どっちが優れているのか-

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AMD Ryzen 9 3900X」の発売で自作市場は久しぶりに活況となっていますね。
この日記を書いている2019年7月17日現在では、「Ryzen」はローエンドの2000シリーズが在庫がありますが、3000シリーズは3600の在庫があるのみで、他は全国的に完売です。

ここまで活況となったのは、性能と価格がこれまでの常識を打ち破ったからです。
AMDはこれまでCPUの総合性能がカタログスペックだけでなく実際にIntelを上回っていた時期が、かつてのK6やK7の時代を除いて長いことありませんでした。

しかし今回の「Ryzen」シリーズでは、ベンチマークでも実際の使用でも評判がよく、現行最上位の「Corei9-9900K」とほぼ同等性能となっており、動画エンコードなどの多数のコアを同時に使用する作業では性能が上回っています。
33_980x641
※引用元:ASCII
34_980x641
※引用元:ASCII

というような記事は多くのブログであるのですが、その対応マザーを比較したブログってほぼなく、また基準が違うので、どっちが優れた規格なのかがわかりませんでした。

そこで、公式や参考記事にあげたブログのデータをもとに、比較表を作ってみました。
私はZ170での自作を最後に最近、PCパーツの組み替えしていなかったので、世代ごとのデータもまとめました。
比較表※表は各メーカーのHPより抜粋し作成しました。転記ミスなどあったらごめんなさい


  • X570とシステムバスについて
今使用しているZ170+i7 6700kは、システムバスが前の世代の倍となり、これを使用した時に感動するほどの起動の速さを体感しました。あれから4年ほど経過しましたが、インテルはいまだにDMI3.0規格を使用していますので、8GT/sのままとなっています。
対するAMDは、X570でその倍の転送容量を実現しました。これが起動時間を直接的にあげるわけではありません(SATAがネックとなるので)が、「Corsair NVMe Gen4 PCIe M.2 SSD 1TB Force MP600 series Type2280」などの2019年7月頃より発売が始まったPCIe4.0対応のM.2 SSDを使用すれば、更に高速化が図れるのではないかと思います。

  • X570はPCIe4.0に対応
一番大きいのはこれではないでしょうか?
システムバスのところでも書きましたが、ストレージ間も、マザーボード内部でもPCIe4.0に対応したことで、処理したデータが円滑にやりとりできますから、性能を最大限に発揮できると思います。
PCIe-4.02
※PCIe各規格の違い

またM.2 SSDを使用すると減少しますが、PCIeの最大レーン数もZ390の24に対して、X570は40となっていますので、ここでもデータの詰まりは起こりにくいのではないでしょうか?

  • X570はメモリが128GBまで搭載できる
こんなに積んでも私は使い道ないですけど、仕事で使う方には用途あるんでしょうか。
32GB×4 で128GB いけますね。

  • 7/17時点で判明しているX570の不具合やデメリットについて
1.ASRockの「Taichi」シリーズでグラボがUSBヘッダと干渉する
2.一部メーカー品で、マザーボードのファンをグラボが覆ってしまう
3.各社BIOSのアップデートを頻回に行っている最中。安定板BIOSはもう少し先
4.PCIe4.0搭載の影響でX570チップセットの発熱がすごい。ケースによっては熱がこもる
5.PCIe4.0対応のM.2 SSD自体の発熱がすごく、ヒートシンク付き推奨
6.マザーボードの値段が高めの設定。その代わり、「Ryzen」シリーズにはファンがついている
l_ht0707_su61
※ASRockのマザー例(2019年7月現在)
※同じASRock製でZ390は12800~48000円(2019年7月現在 価格コム)


現在判明している情報でX570を比較すると、違いはこんな感じでしょうか?
BIOSを含む不具合は、どのチップセットでも起こりうることですし、レイアウトの問題も初期には起こりうることです。
ですので初期の不具合を楽しめる心の余裕があれば、X570を購入するのは良いかもしれませんが、「Ryzen」はX470などの古いマザーにもBIOSのアップデートで対応予定ですので、データの転送速度が上がることにメリットを感じない方はX470を選ぶのが無難かもしれませんね。


最後に、Z390のメリットについても書いていこうと思います。
Z390のチップセット搭載のマザーボードは、2018年10月に発売され、既に目立った初期不良などは潰されていますので、今購入するのは安定版と思ってよいかと思います。
そして価格も一部のハイエンド以外はX570に比べ割安です。X570対応マザーはPCIe4.0対応のM.2 SSDはまだ出始めたばかりなので、こちらも一緒に揃えると、3700Xでも10万円ちかくの費用が発生します。


値段と性能と目新しさ、どれを優先するかで新「Ryzen」シリーズを導入するのかが決まってきそうです。



※参考記事: 
※参考記事:
※参考記事:
※参考記事: 

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