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JVCケンウッド「HA-FX150T」の充電中の発熱に関する報告 -物理的にケースが溶けました-

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今回は、私が最近経験したあるイヤフォンのトラブルについてシェアしたいと思います。

9月末に、私はJVCケンウッドのユーザーサポートへ一つの問い合わせメールを送りました。
内容は、JVCケンウッドの「Victor HA-FX150T」が、充電中にイヤフォンケースが異常に発熱することに気づきましたというものです。



元々、購入時より右側のイヤフォンのみ充電ケースでの反応悪かったため、9月下旬になる頃に「KURE コンタクトスプレー接点復活剤」を使用し、イヤフォン本体の端子を磨いたり、少量コンタクトスプレーを吹き付けたUSB-C端子を抜き差しして接触の回復を図っていました。



これにより充電状況は一旦改善しました。尚、この方法はJVCケンウッドの他に保有しているモデルVictor HA-FX100TVictor HA-A20T)でも時々実施しており、特に故障などは経験していませんでした。





しかし10月の初旬に事件は起こりました。出先で、イヤフォン充電用に持ち歩いているUSB-CのケーブルはAnkerのモバイルバッテリー充電用に使っていたので、別の「Anker PowerLine II 3-in-1 ケーブル 」を使用したところ、なぜか充電できませんでした。



そこで付近にあった、arrows BZ02というスマホの純正のUSB A to Cの充電ケーブルを使用しました。
すると、こうなりました。
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ケーブル側は、そんしょうかなり激しいです。黒い筋がついているあたりまで、元々プラスチックで覆われていました。
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状態としては、ケーブルか充電ケースの本体が発熱、これによりプラスチックの融点に達して融解が起こったんだと思います。

プラスチックの融点について

今回のプラスチックの融解ですが、プラスチックの融点は種類によりことなりますが、およそ100~200℃とのことですので、ここまで発熱したんでしょう。実際、発見した時には持てないほど熱かったです。

USB端子の発熱の要因と事例

USB端子が発熱する主な理由

  1. ショート(短絡):USB端子内部でのショートが発生すると、異常発熱や火災の原因となることがあります。
  2. 異物の付着:USB端子やコネクター部に導電性の異物が付着すると、ショートして発熱することがある。
  3. 不良品や偽物の使用:正規品でない、または品質が劣るUSBケーブルやアダプターを使用すると、発熱や火災のリスクが高まることがある。
  4. 過度な電流:USB端子が設計以上の電流を流すと、発熱することがある。

USB端子発熱の実例

  • 東大阪市の事例:USBケーブルからの出火事例が紹介されています。
  • 国民生活センターの報告:スマートフォンの充電端子が焼損した事例や、使用中や充電中に本体が発熱した事例が紹介されています。中にはやけどを負った事例もあります。
  • 家電 Watchの記事:コネクター部に付着していた導電性の異物がショートして異常発熱し、外郭樹脂が溶解した事例が紹介されています。

今の状態

10月初旬、この件についてユーザーサポートに報告。融解したケーブルと本体をJVCケンウッドへ送付し、調査、返答待ちになっています。

私が思うに、元々接触不良だったのはあるにせよ、コンタクトスプレーを使用したのでこちらにも非はあります。また充電には付属の専用ケーブルをしようしてくれと取り扱い説明書に書いてありましたので、これについてもこちらに非があります。

ですので、修理費がかさむなら新品購入し直すので連絡くださいとJVCケンウッドには伝えてあります。今後、メーカーからのフィードバックが入り次第、更新情報をシェアいたします。

まあ、火事にならなくて良かったですね。

ビクターの新作ワイヤレスイヤフォン「HA-FW1000T」がすごい -今度は木を使っているそうです-

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昨年(2020年)11月に発売された「Victor HA-FX100T」からちょうど1年、今年もVictorが新作イヤフォン「Victor HA-FW1000T」を発売しました。今回は振動板に木を使ったモデルです。

解説はGIZMODEの動画がわかりやすいので、まずは見てください。


今年1月に購入した「Victor HA-FX100T」と比較すると、スペック的にはこんな感じで進化しています。
HA‐FW1000T HA-FX100T
Bluetooth® 標準規格 Ver.5.2 / Power Class 1 通信方式/出力 Bluetooth® 標準規格 Ver.5.1 / Power Class 1
SBC、AAC、Qualcomm® aptX™ audio、Qualcomm® aptX™ Adaptive audio 対応コーデック SBC、AAC、Qualcomm® aptX™ audio
SCMS-T方式 対応コンテンツ保護 SCMS-T 方式
イヤホン:最大9時間、充電ケース:最大18時間(計:最大27時間) 電池持続時間 イヤホン:最大8時間、充電ケース:最大20時間
記載なし 充電時間 イヤホン:約2.5時間、充電ケース:約3時間
記載なし 質量 イヤホン:約4.5g×2個、充電ケース:約41g

ボディが大きくなった分、電池の持ちが良くなったようです。
機能面での大きな進化は「Bluetooth 5.2 対応」となったことが大きいと思います。この「Bluetooth 5.2 」は「LE Audio」(Bluetooth Low Energy Radio)と呼ばれる規格で、以下のような特徴があります。
LE AUDIO
■画像引用元:マクリン

この中で普通に使用していて効果がわかりやすいのは、

省電力化

「LE Power Control 」という規格は、双方機器の送受信パワーを最適化し、消費電力を抑えることができます。これに加え、「LC3コーデック」により、従来の半分程度のデータ量でこれまでと同じ音質を維持できることから、この2つの規格で電力消費量を抑えられます。

データの共有(1台の親機から複数の子機にデータを転送できる)

1台のスマホから複数のイヤフォンにそれぞれ独立したデータを転送可能になる「マルチストリーム」と、1台のスマホから複数のイヤフォンに同じデータを転送可能になる「ブロードキャスト」ができるようになりました。
これにより、家族や友人と同じ音楽を聴くことができるようになります。


そして今回の目玉である木の振動板。メーカーによれば、振動の減衰特性に優れる無垢の木材(樺:カバ)と、カーボンコーティングした適度な内部損失を持つPETを組み合わせることで、速い音速と大きな内部損失を獲得し、より澄んだ音色を実現したそうです。イメージになっているそうです。
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まとめ
昔からスピーカーは木製がよいと言われてきました。
実機を触っていないので何とも言えませんが、値段も「Victor HA-FX100T」から「Victor HA-FW1000T」はほぼ倍になっています。なので、それだけ自信もあるんでしょう。

きっとVictorはいいものを作ってくれると思いつつ、実機のレビューを待ちたいと思います。
前回の「Victor HA-FX100T」ではレビューがでまわるのに1ヶ月かかりました。

なので今年の年末くらいには評価がわかるかと思います。
そんな理屈はおいておいて、ウッドのイヤフォン、欲しいです。



すごく欲しい、ビクター初の完全ワイヤレスイヤフォン「HA‐FX100T」

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ジムに通うようになって使い始めたワイヤレスイヤフォン。最近では掃除機かける時とか、買い物に歩いていくときとかに重宝しております。

しかしAmazonで購入した中国製の聞いたことないメーカーの奴、安いのはすぐ壊れるし、高い(とはいっても1万円くらい)のはデザインが・・・
今使っているの、電池の持ちがいいんですけど、でかい。そしてイヤーピースがすぐに外れる。

そんなことを思っていたら、あのビクターからワイヤレスイヤホンが出るという記事を見ました。

Victorへの思い入れ
かつて日本には数多くの音響メーカーがありました。しかしスマートフォンの普及が始まったころに相次いで老舗音響メーカーの経営状態が悪化、2005年 デノン(DENON)、2014年 山水電気、2020年 オンキョーとパイオニア(いずれも音響部門が消滅)と、老舗が次々となくなっていきました。

そんな中、Victorも例外ではなく2011年にケンウッドに吸収合併され、Victorブランドは事実上消滅しました。

今回のワイヤレスイヤホンは、そんなVictorの象徴であるあの犬のロゴをつけて復活するんです。
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特徴について
あの犬が刻印されたシンプルなデザイン。いいですね。
この外見で、タッチで操作できるタッチコントロールを採用しています。
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気に入っている点は、コンパクトなこと。今使っている中国製は同じくらい充電は持ちますが、大きさは1.5倍はあります。よくこんな小型でバッテリーの持ちを両立できたと思います。
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充電器を兼ねた専用ケースはありがちで無難なデザインですが、さすがは日本の老舗メーカー、一度ペアリングを完了させた端末であれば、充電ケースからイヤフォンを取り出すだけで電源が入って、自動でワイヤレス接続できるんです。
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そして、この小さいワイヤレスイヤホンがなくならないよう、磁石を内蔵し、左右をくっつけておいて置くとかできるようですが、これは左右ごとどっかにいってしまわないんでしょうかね?冷蔵庫にでもくっつけておけってことでしょうか?

充電も本体のみで約8時間の連続再生が可能となっていて、充電ケースによるフル充電(約8時間×2.5回)を合わせて最大28時間の再生ができるようです。10分の充電で約1時間再生するクイック充電にも対応しています。


まとめ
このワイヤレスイヤホンはミドルクラスの国産機に一般的に搭載される機能を搭載していて、それでいて価格は14900円となっています。安い。ちなみに11月23日付の最安値は価格.comで調べるとAmazonでした。

同じような機能の国産機、例えばSONYよりも安く、特に充電が長く持つのは本当にありがたいです。

来月の小遣いで本気で狙っている一品です。



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