JVCケンウッド「HA-FX150T」の充電中の発熱に関する報告 -物理的にケースが溶けました-
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9月末に、私はJVCケンウッドのユーザーサポートへ一つの問い合わせメールを送りました。
内容は、JVCケンウッドの「Victor HA-FX150T」が、充電中にイヤフォンケースが異常に発熱することに気づきましたというものです。
元々、購入時より右側のイヤフォンのみ充電ケースでの反応悪かったため、9月下旬になる頃に「KURE コンタクトスプレー接点復活剤」を使用し、イヤフォン本体の端子を磨いたり、少量コンタクトスプレーを吹き付けたUSB-C端子を抜き差しして接触の回復を図っていました。
これにより充電状況は一旦改善しました。尚、この方法はJVCケンウッドの他に保有しているモデルVictor HA-FX100T、Victor HA-A20T)でも時々実施しており、特に故障などは経験していませんでした。
Victor
2020-11-19
Victor
2022-05-26
しかし10月の初旬に事件は起こりました。出先で、イヤフォン充電用に持ち歩いているUSB-CのケーブルはAnkerのモバイルバッテリー充電用に使っていたので、別の「Anker PowerLine II 3-in-1 ケーブル 」を使用したところ、なぜか充電できませんでした。
Anker
そこで付近にあった、arrows BZ02というスマホの純正のUSB A to Cの充電ケーブルを使用しました。
すると、こうなりました。
ケーブル側は、そんしょうかなり激しいです。黒い筋がついているあたりまで、元々プラスチックで覆われていました。
状態としては、ケーブルか充電ケースの本体が発熱、これによりプラスチックの融点に達して融解が起こったんだと思います。
プラスチックの融点について
今回のプラスチックの融解ですが、プラスチックの融点は種類によりことなりますが、およそ100~200℃とのことですので、ここまで発熱したんでしょう。実際、発見した時には持てないほど熱かったです。USB端子の発熱の要因と事例
USB端子が発熱する主な理由
- ショート(短絡):USB端子内部でのショートが発生すると、異常発熱や火災の原因となることがあります。
- 異物の付着:USB端子やコネクター部に導電性の異物が付着すると、ショートして発熱することがある。
- 不良品や偽物の使用:正規品でない、または品質が劣るUSBケーブルやアダプターを使用すると、発熱や火災のリスクが高まることがある。
- 過度な電流:USB端子が設計以上の電流を流すと、発熱することがある。
USB端子発熱の実例
- 東大阪市の事例:USBケーブルからの出火事例が紹介されています。
- 国民生活センターの報告:スマートフォンの充電端子が焼損した事例や、使用中や充電中に本体が発熱した事例が紹介されています。中にはやけどを負った事例もあります。
- 家電 Watchの記事:コネクター部に付着していた導電性の異物がショートして異常発熱し、外郭樹脂が溶解した事例が紹介されています。
今の状態
10月初旬、この件についてユーザーサポートに報告。融解したケーブルと本体をJVCケンウッドへ送付し、調査、返答待ちになっています。私が思うに、元々接触不良だったのはあるにせよ、コンタクトスプレーを使用したのでこちらにも非はあります。また充電には付属の専用ケーブルをしようしてくれと取り扱い説明書に書いてありましたので、これについてもこちらに非があります。
ですので、修理費がかさむなら新品購入し直すので連絡くださいとJVCケンウッドには伝えてあります。今後、メーカーからのフィードバックが入り次第、更新情報をシェアいたします。
まあ、火事にならなくて良かったですね。